世界最大級のエグゼクティブ・サーチ会社 ハイドリック・アンド・ストラグルズ ジャパン 日本企業専門部署「ジャパンデスク」の組織体制を拡充 中堅オーナー企業・未上場企業の事業承継、役員採用を強化

～売上高に占める割合を現状の25%から、2020年を目途に倍の50%以上目標～

　世界最大級のエグゼクティブ・サーチ会社 ハイドリック・アンド・ストラグルズ ジャパン合同会社（本社：アメリカ合衆国 シカゴ、CEO：Tracy R. Wolstencroft、以下「H&S」）は、2017年5月から中堅オーナー企業・未上場企業を対象に事業承継および役員採用などを支援する事業を強化します。日本企業専門部署「ジャパンデスク」の組織体制を拡充し、売上高に占める日本企業の割合を現状の25%から、2020年を目途に倍の50%以上にすることを目指します。

■高齢化する経営者や経営能力のある人材など後継者問題に悩む中堅オーナー企業・未上場企業
　現在の日本は経営者の高齢化が進み、企業を存続させるための重要な課題である事業承継について十分な対策をとれていない企業が多いのが現状です。大企業・上場企業と比較すると、中堅オーナー企業・未上場企業は認知度や知名度が低く、事業内容などの魅力のアピールが十分ではありません。そのため、最適な後継者を見つけるという点で障壁が高いという課題を抱えています。

■世界主要都市約70拠点に約1,400人の専門スタッフを擁する
　H&Sは、1953年米国シカゴ州で創業し、現在世界主要都市約70拠点に約1,400人の専門スタッフを擁する、エグゼクティブ・サーチ（ヘッドハンティング）会社です。日本では1992年に東京事務所を開設し、2006年にハイドリック・アンド・ストラグルズ日本合同会社として日本法人を設立しました。世界では五大エグゼクティブ・サーチ会社の一角を占め、日本においても同様の地位を確立しています。コンサルタントは他社に類を見ない日本人と外国人でバランスよく構成され、国内外顧客の要求に応えられる体制を整えています。専門性を高めるため業界ごとに専任のコンサルタントを配置しています。

■今秋10年目を迎える「ジャパンデスク」、数多くの「国籍を問わない経営人材」と接点を有する
　現在、経営環境が激変する中で、日本企業は業界を問わず変革や海外展開を推進しています。そこで求められるのは、「国籍を問わない経営人材」です。H&Sはこのような企業の要望に応えるため、2008年10月に日本独自の組織として日本企業を専門に担当する「ジャパンデスク」を設立しました。60年以上にわたる世界各地での実績に加え、「ジャパンデスク」でのこれまでの営みを通じて、次のような「国籍を問わない経営人材」と数多くの接点を有しています。
1）海外で活躍する日本人経営人材
2）外資系本社の日本人経営人材
3）国内外の大企業を経て中堅企業の経営者を務めている人材
日本に進出している世界最大級の同業者は主として外資系企業を顧客とし、同様の部署を設置していないため、日本企業への支援は限定です。また、日系の同業者は国内での事業を主としているため、求められる人材との接点が多くありません。
 
■老舗企業の多い食品産業、リーダー不足の指摘される労働集約産業、サービス業に重点
　H&Sは、この度中堅オーナー企業・未上場企業の事業承継や役員の採用を支援する事業を強化することを決定しました。特に、後継者問題に悩む老舗企業の多い食品産業、リーダー不足の指摘される労働集約産業、サービス業に重点をおいて営業します。従来、上場企業へ紹介していた経営能力の高い有能な人材をこれら企業に積極的に紹介します。
従来の紹介や顧客からの問い合わせに加え、今後は大手投資会社との提携を積極的に推進し、顧客獲得を強化していきます。

■ハイドリック・アンド・ストラグルズ
　1953年に米国シカゴで設立した、世界最大級のエグゼクティブ・サーチ会社です。経営トップおよび経営幹部の採用を支援するエグゼクティブ・サーチ、経営幹部を対象とした評価、能力開発、外部候補者とのベンチマーキングを行うリーダーシップ・コンサルティング、経営理念や企業戦略に合致した企業文化形成を支援するアドバイザリーなど、多様なサービスを提供しています。顧客は1兆円企業、多国籍企業、中堅企業、そして政府機関など、多岐に渡っています。

■会社概要
会社名：ハイドリック・アンド・ストラグルズ ジャパン合同会社
設立：1992年
所在地：〒105-6238 東京都港区愛宕2丁目5番1号 愛宕グリーンヒルズ 森タワー 38F
（5月1日から25階へ移動）
ジャパンデスク代表パートナー：渡辺 紀子
事業内容  ：エグゼクティブ・サーチ