世界最小径の高画質血管内視鏡『血管内視鏡カテーテル フォーワードルッキング』と『OVALIS®イメージングシステム』を発売!

株式会社オヴァリス

世界最小径の高画質血管内視鏡『血管内視鏡カテーテル フォワードルッキング』と『OVALIS®イメージングシステム』を発売!
~世界最小径0.49mm(※1,2   9,000画素の高画質血管内視鏡で動脈硬化や血栓の観察が容易に~
                                                                                      ※1)2017年4月10日現在の当社調べによる
                                                                                      ※2)先端部分をのぞく          

 株式会社オヴァリス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:田中 秀夫)は、世界最小径の高画質血管内視鏡『血管内視鏡カテーテル フォーワードルッキング』(Forwardlooking®)と専用のコンソール装置『OVALIS®(オヴァリス)イメージングシステムの販売を、2017年4月10日より開始いたします。

▼製品構成 (製品画像は別紙「製品の概要」をご参照ください)

 「血管内視鏡カテーテル フォーワードルッキング」(Forwardlooking®)
 「OVALIS®イメージングシステム」(コンソール装置)

■概要
 狭心症や心筋梗塞の手術時に用いられる血管内観察用の医療機器 として、超音波(IVUS)や光干渉断層法(OCT)を利用した製品がありますが、血管内視鏡はフルカラー画像での前方視が可能です。今回開発した血管内視鏡カテーテルの主要部分は外径0.49mmと世界最小径であると同時に、従来製品の約1.5倍の9,000画素という高画質を実現しました。また、中継器システムを採用したことにより、カテーテルの全長が約半分となり、カテーテルの取り扱いが容易になりました。更に、ワンプラグ仕様の専用コネクターを開発したことで、従来は検査の度に必要であったピント合わせや軸合わせの作業も不要になりました。血管内の動脈硬化の様子や、血栓、ステント
(※3 留置後の状態などが詳しく観察できるようになることで、カテーテル治療における新たなツールとして位置づけられることを目指します。
                ※3)狭心症や心筋梗塞の手術時に、血管内に留置されるメッシュ状の金属筒

主な製品特長
1. 世界最小径で画素数1.5倍の高画質
 カテーテル主要部分の外径を0.49mm まで細径化することで、血管内の通過性と血液フラッシュ時の効率を追求しました。また、従来比1.5倍の9000画素を実現することで、血管内の状況や留置したステントをフルカラーでより細かく観察することができるようになりました。

2. 自動制御機能を搭載
 ワンプラグ仕様の実現により、IVUS やOCT と同様に、挿すだけでセットアップが完了します。従来必要であったピントや光量の調節、画像の軸合わせなどが不要な上、内蔵されるカメラユニットが明るさを自動制御することで、医師が観察する際に最適な画像を映し出します。

3. 中継器システムとタッチパネルを採用
 中継器システムの採用により、扱いやすい1.8m のカテーテル長を実現し、術者が手元で録画などの操作ができるようになりました。コンソール側はタッチパネルを採用し、直感的な操作が可能になりました。

4. 院内ネットワークに対応
 録画した画像は患者データと共に非圧縮のHD画質(※4で最大100 件まで保存可能で、本体の画面で過去のデータを閲覧できます。DICOM 形式でのデータ出力に対応しているため、院内ネットワーク(動画サーバー)にLAN回線 経由でデータを送信できます。USB端子からAVI 形式でのデータ出力も可能なため、PCなどの端末で動画を確認することも可能です。
                             ※4)非圧縮720x720P 30fpsで保存されます。

■製品の概要
名称:   血管内視鏡カテーテル フォーワードルッキング
承認番号: 22900BZX00041000
販売開始日:2017年4月10日
販売料金: オープンプライス
製造販売: 大正医科器械株式会社
販売元:  株式会社オヴァリス

名称:   OVALISイメージングシステム
届出番号: 27B1X00012000023
販売開始日:2017年4月10日
販売料金: オープンプライス
サイズ:  縦610mm×横440mm×高さ1,545mm
製造販売: 大正医科器械株式会社
販売元:  株式会社オヴァリス

■Project OVALISと株式会社オヴァリスについて
 本製品は、平成26年度より経済産業省、平成27年度よりAMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の医工連携事業化推進事業による支援のもと、大正医科器械㈱、大阪大学、㈱住田光学ガラス、パナソニック㈱、高島産業㈱からなる産学医工連携プロジェクト『Project OVALIS』により生まれました。OVALISには『Optimizing VAscuLar Imaging System=血管内イメージングシステムの最適化をめざす』という意味がこめられております。尚、本製品は3年の開発期間を経て、この度『Project OVALIS』を事業化するために発足したジョイントベンチャー企業『株式会社オヴァリス』より販売させていただくこととなりました。

■今後の展開
 昨今、医療機器分野においては、国産の製品が少ないことが課題となっております。『Project OVALIS』は、日本が誇る技術力と高度な医療が手を組むことで、世界に展開できる医療機器を開発することを目指してスタートいたしました。今後は開発した製品の海外展開を進めると同時に、発足しましたジョイントベンチャー企業『株式会社オヴァリス』を中心に、さまざまな分野における医療機器開発を行って参りたいと考えております。

■会社概要

製造販売元
企業名:     大正医科器械株式会社
代表者:     代表取締役 田中 秀夫
所在地:     〒551-0002 
大阪府 大阪市大正区 三軒家東2丁目2番22号
設立:      1980年4月
事業内容:    医療機器の輸入、卸販売、技術サービス、開発、製造
医療機器の輸入輸出代行
資本金:     1,000万円

販売元
企業名:     株式会社オヴァリス
代表者:     代表取締役 田中 秀夫
所在地:     〒551-0002 
大阪府 大阪市大正区 三軒家東2丁目2番22号
設立:      2016年12月
事業内容:    医療機器の開発、販売
資本金:     7,800万円

 



■本件に関するお問い合わせ先
企業名:株式会社オヴァリス

担当者名:福田 剛志

TEL:070-6452-4824
Email:takeshi_fukuda@taishobiomed.com

(営業時間外は090-1592-8705園川まで)

 

 




■製品の概要
『血管内視鏡カテーテル フォーワードルッキング』(Forwardlooking®)

 

 

 

 

 







 




『OVALIS®イメージングシステム』(コンソール装置)

 



 



 

 

 

 

 

 

 

 







シャープペンシルの0.5mm芯との比較



本製品で撮影したステントの画像

 

 

 

 

 


 

 

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ビジネスカテゴリ
医療・病院
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会社概要

株式会社オヴァリス

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URL
http://ovalisltd.com/
業種
医療・福祉
本社所在地
大阪府大阪市大正区三軒家東1-13-17
電話番号
06-6553-9666
代表者名
田中 秀夫
上場
未上場
資本金
7800万円
設立
2016年12月