『早起きは三文の徳』は逆効果!?東大生発「始業時刻適正化」プロジェクト、講演会実施のお知らせ

東大の学生を中心に活動する瀧本ゼミでは、日本の学校で始業時刻適正化を目指すeSLEEPプロジェクトを立ち上げました。今回は睡眠研究の第一人者をお招きし、思春期の学生の睡眠についてお話を頂きます。

アメリカで始業適正化法案が審議されているように、世界の中高では適正な始業時刻を設定する動きが進んでいます。
そこで日本において始業適正化を実施し中高生の睡眠環境を改善させることを目標に、瀧本ゼミ・日本政策創造基盤は国内外の研究者とタッグを組み、eSLEEPプロジェクトを始動しました。

そしてこの度は睡眠研究の第一人者であり、東京医科大学で睡眠研究ユニットリーダーを務められる志村哲祥先生をお招きし、高校の先生と記者の皆様を対象とした講演会を開催致します。講演は5/13(日)13:30より新宿の東京医科大学にて開催し、先生からは思春期の学生の睡眠とそれに対する適切な指導についてお話を頂きます。

早すぎる始業時刻と睡眠不足の関連は多くの研究で指摘され、睡眠不足は心身の不調をもたらすだけでなく、不登校や自殺リスクも大幅に上昇させるなど、私達が喫緊に取り組むべき教育課題の一つであります。
私達は教育関係者の皆様と子供達に正しい睡眠の知識を授けたいと願っており、つきましては学生の心身の問題や睡眠の問題、あるいは本プロジェクトご関心のある報道関係者の皆様に、是非取材頂きたく存じ上げます。

日本の高校生の約9割が睡眠不足日本の高校生の約9割が睡眠不足

 
  • 始業適正化を目指すeSLEEPプロジェクトとは?
『ミライの授業』の著者である瀧本哲史氏を顧問に招き、東京大学の学生を中心に活動する瀧本ゼミでは、研究者と教育関係者の皆様の御協力を頂き、日本の中学校・高等学校の始業時刻を適正化することを目指す、eSLEEPプロジェクトを始動しました。
​本プロジェクトでは既に国内外の睡眠研究者の御協力を頂いており、今まさに、日本で初めての始業適正化の試みが始まろうとしています
eSLEEPプロジェクト及び瀧本ゼミの詳細は、こちらをご覧ください。
eSLEEPプロジェクト https://esleep.jp/
瀧本ゼミ http://tsemiseisaku.jpn.org/

アメリカ小児科学会は中高生に最低8時間の睡眠を求める声明(Paruthi et al,2016)を出していますが、片岡らの調査では日本の高校生の10人に9人がその基準を満たしていません(片岡ら,2014)。
そして思春期の睡眠不足は学業成績と負の関係がある(Wolfson et al,1998)だけでなく、怪我が40%増加したり(Milewski et al,2014)、自殺企図のリスクを約3倍に高めたりする(Liu,2004)ことが報告されています。
また思春期の早起きが健康を害する理由、そして始業を遅らせる海外の取り組みについては、こちらに概要をまとめました。こちらも合わせてご覧いただけますと幸いです。
http://tsemiseisaku.jpn.org/2018/04/08/sleep/
  • 講演会、ワークショップについて
日時:5/13(日) 13:30-17:30
会場:東京医科大学 第一教育研究棟(最寄り:新宿駅,西新宿駅)
講師:志村哲祥先生
講師紹介:医師・医学博士(医学)・精神保健指定医・学校医・産業医 東京医科大学精神医学分野睡眠研究ユニットリーダー・菅野病院児童思春期睡眠外来

睡眠障害全般、児童思春期の睡眠障害、発達障害と睡眠、生活習慣を通じた睡眠の改善の研究と実践に関する第一人者の先生からレクチャーを受けます。
  • 当日の講演内容
【第一部】教育と睡眠「子どものこころ・からだ・ねむり」
人はなぜ眠らなければならないのか。よい睡眠かどうかはどう判断するのか。子どもたちの睡眠やリズムに潜む問題とは。最新の研究をもとに、睡眠の基礎知識と教育との関係を、分かりやすく解説します。

【第二部】今日からできる睡眠生活指導
子どもに起こりやすい「睡眠障害」について学び、どのように指導をし、どのような場合には医療機関と連携すべきか、実践形式で学んでいきます。
  • 本講演会にご参加下さる報道関係者の皆様へ
既に多くの先生方からの御予約を頂いておりますが、一人でも多くの生徒や先生に睡眠の正しい知識を授けたく、報道関係者の皆様の御協力を賜りたく存じ上げます。
講演会にご参加下さる、あるいは本プロジェクトに御関心をお持ち下さった報道関係者の方は、下記のアドレスにメールをお送りください。
academic@esleep.jp

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

瀧本ゼミ・日本政策創造基盤
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