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一般財団法人 高知県地産外商公社
会社概要

高知家だより vol.2 土佐の清流が育んだ1000年の伝統「土佐和紙」

◆ 紙の町・いの町で開催!「第10回高知国際版画トリエンナーレ展」◆ 東京でも土佐和紙体験!「土佐和紙展」開催 ◆ 土佐和紙の伝統を守る職人、活かす加工品

一般財団法人 高知県地産外商公社

【紙の町・いの町で開催! 「第10回高知国際版画トリエンナーレ展」】

「高知国際版画トリエンナーレ展」「高知国際版画トリエンナーレ展」


■3年に1回開かれる、世界有数の国際版画公募展

1千年余の歴史を誇る土佐和紙の魅力を世界中に向けて発信するとともに、版画文化のさらなる発展を願って企画されたのが「高知国際版画トリエンナーレ展」です。
日本の伝統的工芸品である土佐和紙を世界中の人々に知ってもらうために、出展作品の素材は紙に限定。ぬくもりあふれる紙の上で、豊かに表現される版画の世界は、トリエンナーレの名が示す通り、1990年の第1回より、3年に1度開催。回を重ねるごとにレベルの高い作品が世界各国から集まり、国際的な版画展として注目されています。

大賞「GLORY 3」大賞「GLORY 3」


今回の入賞入選作品は6月7日に発表されており、大賞にはブルガリアのバシル・アンジェロフさんの「GLORY 3」が選ばれました。大賞を含め入賞23点、入選145点が選ばれ、13人が出品した高知県内勢は入賞は逃したものの、第8回に続く過去最多タイの4人が入選しています。
ー展覧会概要ー
◆会期   : 2017年10月7日(土)~12月3日(日) 9:00〜17:00まで ※入場は30分前まで
◆料金   : 入場料(一般500円)で観覧いただけます。
◆会場   : いの町紙の博物館 (TEL:088-893-0886 FAX:088-893-0887)
◆ホームページ: http://kamihaku.com/triennial
※10月7日(土)13:00~オープニングセレモニー、15:00~入賞作品の表彰式が開催されます

【高知の歴史と自然が紡ぎ出した工芸品・土佐和紙】


日本三大和紙産地のひとつに数えられる土佐の和紙は、約1000年前の平安時代から、仁淀川などの豊かな清流のもと、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)など原料の生産や技術とともに、主要な特産品として発展してきました。
国内のみならず、海外でも文化財修復用紙や高級腕時計の文字盤に使用されるなど、国内外で高く評価されています。薄くて丈夫な「土佐典具帖紙」は別名「カゲロウの羽」とも呼ばれる、世界でいちばん薄い手漉き和紙です。

【2017年度高知家プロモーション キャッチフレーズ 「高知家は、いろんな家族で大家族。」】

2017年度の高知家は、「高知家は、いろんな家族で大家族。」をキャッチフレーズとし、“高知家の家族”という高知家の基本メッセージを改めて発信し、いろんな人たちと家族のように集い、どんな人でも温かく迎える「受け入れ力」を強くPRしていきます。ポスターは様々な家族が集まって一つの大きな家族を作っていることを表現。たとえば「よさこい家族」は、踊るチームに関係なく、よさこい踊りに魅せられた人たちみんなが“よさこいでつながった家族”であることを意味しています。
 

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島崎さんも、カツオ好きも、
飲み仲間も、お遍路さんも、
よさこいチームも、
お久しぶりも、
移ってきた人も、
それぞれいろいろ。
だけど、みんなぁが家族。
いろんな家族が集まって
おっきな家族。
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【土佐和紙の町「いの町」周辺おすすめスポット】

【学ぶ】【体験】■土佐和紙の魅力を体感! 「いの町紙の博物館」(幕末維新博地域会場)

土佐和紙の歴史や魅力を伝える施設。和紙作りの原料や用具、工程などを紹介するほか、伝統的技法の流し漉きの実演見学や、紙すき体験のできるコーナーを備えています。書道用紙や美術工芸品、各種紙製品の販売もしています。

ー施設概要ー
◆所在地   : 高知県吾川郡いの町幸町110-1(TEL:088-893-0886 FAX:088-893-0887)
◆開館時間  : 9:00〜17:00
◆休館日   : 月曜(祝日の場合は翌日休、12月27日〜翌1月4日休)
◆ホームページ  : http://kamihaku.com/

【体験】【買う】■伝統の和紙作りに挑戦 「土佐和紙工芸村QRAUD(くらうど)」


いの町にある「道の駅」。体験型の観光拠点として、施設内にはレストランの他、古い蔵を改装したギャラリー、産直市、土佐和紙の紙漉き体験場の他、スパや宿泊棟も備えています。カヌーや紙漉き、機織体験等、様々なアクティビティも体験でき、土佐和紙手漉き体験では、ハガキやうちわ作りができます。

ー店舗概要ー
◆所在地   : 高知県吾川郡いの町鹿敷1226(TEL:088-892-1001 / FAX:088-892-1115)
◆営業時間  : 施設により異なる
◆休業日   : 施設により異なる
◆ホームページ  : http://www.qraud-kochi.jp/
 

【体験】【買う】■土佐和紙のラッピングレッスン 「cocoro*kurumu」

 「和紙と暮らす」をテーマに、土佐和紙を使用した、ギフトラッピングなどのレッスンを実施。土佐和紙を使ったオリジナル箸袋づくりや、しわ和紙を使った袋づくりなどが体験できます(所要時間約15分)。Webショップでオリジナル商品も販売中。

ー施設概要ー
◆所在地   : 高知県土佐市用石39-2(TEL:090-1177-3692)
◆営業時間  : 毎週水曜日・奇数土曜日(第1・3・5土曜)11:00〜17:00
◆ホームページ  : 【work&shop】 http://cocorokurumu.ocnk.net/  
       【webショップ】  https://cocorokurumu.thebase.in/

【東京でも土佐和紙体験!「土佐和紙展」開催】


1653年創業の老舗和紙専門店「小津和紙」にて開催される展覧会。土佐和紙展示をはじめ、職人によるトークショーや紙漉き体験(無料)などが行われます。製作過程に触れることで土佐和紙の歴史や魅力を東京にいながら体感できます。
 


◆会期 : 2017年8月7日(月)~12日(土)
◆時間 : 10:00~18:00(初日:14:00~、最終日:15:00迄)
◆会場 : 小津和紙(住所:東京都中央区日本橋本町3-6-2 小津本館ビル)
◆内容 : ・ギャラリーでの土佐和紙展示 
           ・土佐和紙職人によるトークショー(解説)
     ・土佐和紙職人の指導による手漉き体験(8月8日~10日の3日間限定)
           ・土佐和紙の販売
           ・写真パネルやDVD映像による土佐和紙の制作過程の紹介

【土佐和紙の伝統を守る職人たち】

板干し天日乾燥板干し天日乾燥

脱サラして、紙漉き職人の道へ
片岡 久直 さん

仁淀川町寺村で生まれ育った片岡久直さんは、奥様の実家である尾崎製紙所で土佐和紙づくりを継承するため、 2015年3月末で仁淀川町役場を退職、高知県伝統的工芸品産業等後継者育成対策事業の補助制度を活用し、現在、後継者育成研修中です(2015年11月から2017年10月までの予定)。
尾崎製紙所では、 “千年長持ちする紙”と称されるほど耐久性に優れ、各種記録用の用紙や書道、版画の用紙として根強い支持を受けている「土佐清帳紙」を家族総出で生産。代々受け継がれた伝統的な製法を守り、たとえば釜で煮た

ちり取りちり取り

原料をさらす工程では、県内ではほとんど見られなくなった「田晒し(たざらし)」

 

という方法をとるなど、豊かな自然を生かした昔ながらの製法で紙づくりを続けています。
職人としての研修に励むほか、尾崎製紙所のアンテナショップ「Kaji-House」を仁淀川町内にオープン。職人が作ったものを売るショップ、納経帳の制作スペース、皆が集う場所として活用しています。将来的には後継者の育成にも取り組んでいく予定です。

 

 

 

田晒し(たざらし)田晒し(たざらし)

<清帳紙とは>

 

良質の土佐楮を原料とし、石灰を用いて、蒸しと煮るのを併用した独得の煮熟方法、竹で編んだ棚を使った入念な水晒しと自然漂白、手打ちによる叩解、天日乾燥等伝統的で入念な製法がよく守られて、強靱であるとともにふっくらとした独自の美しい紙肌を有している和紙。(文化庁データベースより)



写真提供:細木エイサブロウ


伝統技術を活かした商品開発


尾﨑 伸安 さん

紙の町・いの町神谷出身の尾﨑伸安さんは、39歳で勤めていた会社を退職し、両親と同じ紙漉きの道に入りました。当初は土佐和紙工芸村で研修生として指導を受け、現在は、土佐和紙工芸村で表具用紙、水墨画用紙、版画用紙、手芸用紙などを漉いています。
また、土佐和紙の魅力を広く発信するため、他の手漉き職人や土佐和紙プロダクツなど、土佐和紙に関わる人たちと協力して、土佐和紙を活用した様々な商品の開発にも積極的に取り組んでいます。

 

 

 

土佐和紙プロダクツ

カレンダーという名の和紙見本カレンダーという名の和紙見本


2つのデザイン事務所が共同で、紙漉き職人さん本人や機械漉き工場から仕入れた土佐和紙を使い、身近で使いやすい文具、手紙や祝儀袋などの商品を企画制作。ただデザインして販売するだけでなく、「紙漉き」の現場を知りたいと考え、年に数日、紙漉き職人さんの手ほどきを受けながら、楮や三椏などの原料加工から流し漉きや溜め漉きにも取り組んでいます。

【伝統技能を活かした土佐和紙関連製品】

土佐和紙は、従来の「紙」としての利用のみならず、その機能性を活かし、様々な商品が開発されています。

シチズン エクシード プレシャス 和紙文字板モデル EG7030-51Yシチズン エクシード プレシャス 和紙文字板モデル EG7030-51Y

ザ・シチズン エコ・ドライブ(年差±5秒)  和紙文字板モデル AQ4020-54Yザ・シチズン エコ・ドライブ(年差±5秒)  和紙文字板モデル AQ4020-54Y












■「ザ・シチズン」「シチズン エクシード プレシャス」

シチズン時計の最高峰モデル「ザ・シチズン」では、光発電「エコ・ドライブ※」にふさわしい文字板素材を模索する中で、古来より障子など光を取り込むために用いられてきた和紙に着目。その中でも薄さと丈夫さに優れた土佐和紙を初めて文字板に採用しました。手漉きの土佐和紙を採用しているため、一つとして同じ文字板がないことも魅力のひとつです。
また、大人の女性に向けたラグジュアリーライン「シチズン エクシード  プレシャス」でも、ブランド初となる、土佐和紙を採用したモデルを7月5日に発売しています。
※エコ・ドライブ:定期的な電池交換不要の光発電時計で、シチズンの機能ブランドです。時計で初めて「エコマーク商品」に認定されました。

■プラチナプリントのために生まれた土佐和紙「土佐白金紙」


プラチナプリントとは、その名前の通りプラチナで画像を形成する、1870年代にイギリスで生まれた伝統的な世

 

界最高峰の写真現像技術です。そのプリントは500年以上、美しい状態で保たれると言われています。また耐久性にとどまらず、プラチナプリントはその表現の豊かさに定評があり、黒から白に至るグレーの調子(階調)は、ほとんど無限といってよいほどです。これにより、通常のプリントでは黒いベタにしか見えない部分にも、質感や立体感が再現できます。
この技術と、印画紙に和紙を用いてプリントする技法が、世界の写真愛好家の間で話題となる中で誕生したのが「土佐白金紙」です。
「土佐白金紙」は、旧知の仲であった、高知在住の写真家・吉岡さとるさん、土佐和紙の魅力を広く紹介しているデザイナー・吉岡綾子さん、プラチナプリントの専門家として活躍しているフォトギャラリーインターナショナルの西丸雅之さんの3名が、高知市のひろめ市場で食事をした際、1000年保つといわれる「和紙」の保存性に着眼したことに端を発し、いの町の若手紙すき職人と西丸さんをつなぎ、様々な試行錯誤を重ねた末、2013年にプラチナプリント用の和紙として開発されました。
楮ならではの優しく上品な質感を持ち、長期保存に耐えうる高品質のプラチナプリント用和紙「土佐白金紙」は、緻密でありながら柔らかな風合いをもち、美しい階調と高い保存性が特徴の、理想的なプラチナプリント用和紙です。
※画像出典:土佐白金紙漉造 Tosa Hakkinshi Making Movie by Satoru Yoshioka
 https://youtu.be/2paLYukFwK8

■りぐる夢美肌 きらり肌(美容液マスク)


~土佐和紙できれいに~土佐和紙の伝統に新しい技術を加え、オリジナルの楮(こうぞ)入りシートを開発。こだわりの美容液をたっぷり保持し、密着性に優れたフェイスマスクです。

■高級トイレットペーパー うさぎ


皇室献上品も手掛ける望月製紙が手がける高級トイレットロール!3枚重ねの高級紙を使用しふわふわの仕上がりで、贈答品にもなる逸品です。

【高知県のいろんなことをまとめたページ 「高知家の〇〇」】
高知県のグルメ・観光・地元情報など“あんなこと”や“こんなこと”をまとめたサイト「高知家の〇〇」。「高知メシ」や「観光ネタ」などのほか、今年度の高知家プロモーションの牽引役に就任された島崎さんへのインタビュー記事など、充実したコンテンツで、高知県の様々な情報をお届けします。高知県在住者、県出身者、訪問経験者、訪問したことはないけれど高知県が好きな方など、高知県に興味があるすべての方だけでなく、これまで高知県を知らなかった方にも高知の魅力を感じて頂けるまとめサイトです。

「高知家の○○」
http://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/~top/matome/

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官公庁・地方自治体
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電話番号
03-3538-4367
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今西正和
上場
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設立
2009年08月
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