幼稚園・保育園・認定こども園等 必携の対話・研修ツール「園づくりのことばカード」販売開始!

副園長や主任というミドルリーダーの仕事における日頃の悩みを解決し、よりよい実践・対話を引き出すカードができました。日々の実践の向上や、対話・研修にご活用ください。

園の職員が保育に関わり互いに交流しながら成長していく環境をどのようにつくっていくのかの秘訣をまとめた「園づくりのことばカード」(保育をつなぐミドルリーダーの秘訣)が、株式会社クリエイティブシフト(本社:横浜市;代表取締役社長 井庭崇)より販売開始となりました。「園づくりのことば」カードは、幼稚園や保育園、認定こども園等の主任保育者や副園長などの「ミドルリーダー」の園づくりの知恵を27個の秘訣としてまとめたカードです。このカードは、発想の種や改善のヒントにしたり、園内外での研修等でミドルリーダーとしてのリーダーシップの知恵を共有する手がかりのツールとして活用いただくことができます。本カードによって、仕事上の悩みや課題、よりよい実践・経験等について深く語りあい、学びあう場が生まれることを願っています。
■「園づくりのことば」とは

「園づくりのことば」は、幼稚園や保育園、認定こども園等の主任保育者や副園長などの「ミドルリーダー」に焦点を当て、その考え方や行動の知恵を27枚のカードにまとめたものです。

園づくりのことばカード園づくりのことばカード

ミドルリーダーは、園の職員が保育に関わり、互いに交流しながら成長していく環境をどのようにつくっていくのかについて、多様な人々と関わりながら、日々考え、実践をしています。しかし、その仕事の範囲は広くあいまいで、外からは見えにくいものも多く、整理して把握したり他の人と語り合ったりすることはなかなかできません。

 本カードは、そのミドルリーダーの仕事について考え、話し、より上手に実践できるようになるためのツールです。各カードの内容は、質の良い実践をしているミドルリーダーたちへのインタビューを元につくられています。日々考え、実践している様々な工夫や具体的な行動をお聞きし、分類や整理をしていくことで、その秘訣を目に見えるかたちにまとめました。全体として、「保育者が成長できる環境をつくる」「人をつなぐことで子どもが育つ場をつくる」「保育についての既成概念をつくりかえていく」という実践をカバーしています。

27の秘訣がカードになっていますが、必ずしもすべてやらなければならないわけではありません。自分と重ね合わせ、「これはやってみたいな」「もっと知りたいな」と思うものを見つけ、日々の実践に取り入れてください。また、同僚や他園のミドルリーダーたちと、日々の悩みや課題、よりよい実践・経験等について語り合うツール(共通言語)にもなります。ミドルリーダーに限らず、園長や保育者・職員とともに園内外の研修等で話しあう際にもお使いいただくことができます。

 なお、カードは幼稚園や保育園、認定こども園のミドルリーダーを想定して記述されていますが、本カードで紹介する秘訣・ことばは、小学校・中学校・高校・大学等さまざまな学校の主任の先生や教頭先生、各種ケア施設のミドルリーダー、企業・団体の中間管理職の皆さんにも通じる内容になっています。実際、そのような方からの反響も多くいただいています。

 本カードの内容は、東京大学大学院教育学研究科附属 発達保育実践政策学センター(cedep)と慶應義塾大学 井庭研究室の共同研究として制作され出版された書籍『園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣』(井庭 崇, 秋田 喜代美 編著, 野澤 祥子, 天野 美和子, 宮田 まり子 著, 丸善出版, 2019年)に準拠しています。


■園づくりのことば 一覧

 保育者が成長できる環境をつくる

1.自分の発見から
2.見通しのひとこと
3.やる気がでる手助け

4.日頃のおしゃべり
5.ひと呼吸おく
6.がんばりへのリスペクト

7.楽しむきっかけ
8.学びへの変換
9.原則に立ち戻る

人をつなぐことで子どもが育つ場をつくる

10.あいだの通訳
11.声のすくい上げ
12.みんなで育てる

13.経験のミックス
14.会話が生まれるしかけ
15.根底の思い

16.意義の共有
17.信頼の橋渡し
18.ともに育てるパートナー

保育についての既成概念をつくりかえていく

19.ワクワクの素材
20.魅力的な実践見学
21.新たな試み

22.より大きな意味での保育
23.子どもたちとの時間
24.充電タイム

25.園を超えた交流
26.強みの芽
27.未来のリーダー
 

■「園づくりのことば」に寄せられている声

 「園づくりのことば」に対して、主任や副園長などミドルリーダーの皆さんから、すでに共感や期待の声が寄せられています。
  • 「日々の悩みや考えていることにマッチした。明日からすぐに活かしていきたい。」
  •  「秘訣の記述が細かく具体的でとてもわかりやすかった。たくさんあるので自分の状況に当てはめながら、すぐに現場で実践できると思った。」
  •  「とても役に立った。実際に現場で考えながら使っていきたい。」
  •  「主任になり職員をどう導いていけばよいのか、全体のバランス関係など道すじがわからずにいたので、具体的にその対策が記されていてとても助かった。」
  •  「『その状況において』、『そこで』、『その結果』、と分かれていて、とてもわかりやすかった。まだできていなかったものは、これから実践していきたいと思った。」 
  • 「とても参考になった。話しあいのたたき台のようなものにもなり、自分たちで自園に合ったことを見つけ出していくためのツールになると思う。」
  • 「どう対応していけばよいのかパターン化されていることで、イメージもしやすくわかりやすいと感じた。主任だけでなくクラスリーダーや副主任の保育士にも役立つと思うので、園全体で共有し、園内研修などで用いて職員の資質向上につなげていきたい。」

「園づくりのことば」カードを用いた対話・研修に参加した方々は、次のように語っています。
  • 「他園の方との会話でも、共通することが多かったので、楽しかった。」
  • 「園内で自分の役割やふるまいに日々悩んでいたが、どのようにしていけばよいか振り返る場や、知恵を交流する機会が少なかった。今日のように話しあうことで、他の方の知見を得たり、自分が不得意なこと、していなかったことをしてみようと思った。」
  • 「今回のワークを通して、リーダーとして必要なことを少人数で話せたことにより、他の人の考え方や実践していることを知ることができて勉強になった。」
  • 「少人数でカードにもとづいた会話をしたが、十人十色で内容や切り口がとても面白かった。これまでの講演とは違い、新鮮な印象があった。」
  • 「一つひとつの言葉の大切さが伝わり、今の自分の状況を考えたり見直したりするきっかけになった。また、年齢問わずその園の経験年数でのミドルリーダーを育てていくということにも感銘をうけた。多くの職員にいろいろな力が秘められているので、どんどんよい部分を表現させてあげたいと思った。」
  • 「具体的でわかりやすかった。園長・副園長とこのカードをもとにより具体的に話しあったりできるとよいと思った。また、自分が今までやってきたことを振り返り、今後やっていきたいことに気づくことができた。」
  • 「資質の向上を職員全体で行っていくことが改めて大切であると学んだので、“職員みんなで育てる” ということを意識して取り組んでいきたい。日頃の振り返りや今後のヒントになることがたくさんあったので、限られた時間であったが、話せてよかった。」

なお、「園づくりのことば」カードをどのように活用することができるのかについては、本カードセットに含まれている取扱説明書で紹介されているとともに、書籍『園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣』(井庭 崇, 秋田 喜代美 編著, 野澤 祥子, 天野 美和子, 宮田 まり子 著, 丸善出版, 2019年)でも詳しく解説されています。併せてご覧ください。

また、『園づくりのことば』の活用事例やイベントを紹介しあうためのFacebook グループ「『園づくりのことば』を実践・対話・研修に活かそう!」( https://www.facebook.com/groups/endukurinokotoba/ )を作成しましたので、そこでも皆さんがどのように活用しているのかを知り・学ぶとともに、自分たちの事例もどんどんご紹介していただければと思います。


■入手方法

Amazon.co.jpにて販売しております。

園づくりのことばカード(保育をつなぐミドルリーダーの秘訣) 
https://www.amazon.co.jp/dp/B07VSDYB85/

【参考】書籍『園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣』(井庭 崇, 秋田 喜代美 編著, 野澤 祥子, 天野 美和子, 宮田 まり子 著, 丸善出版, 2019年)
https://www.amazon.co.jp/dp/4621304100/


■制作・監修者

井庭 崇(いば たかし)
慶應義塾大学総合政策学部 教授。博士(政策・メディア)。専門は、創造実践学、パターン・ランゲージ、システム理論。株式会社クリエイティブシフト代表、および、パターン・ランゲージの国際学術機関The Hillside Group 理事。著書・編著書に『クリエイティブ・ラーニング-創造社会の学びと教育』(慶應義塾大学出版会、2019年、編著)、『おもてなしデザイン・パターン』(翔泳社、2019年、共著)、『対話のことば-オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得』(丸善出版、2018年、共著)、『プロジェクト・デザイン・パターン』(翔泳社、2016年、共著)、『旅のことば-認知症とともによりよく生きるためのヒント』(丸善出版、2015年、共編著)、『プレゼンテーション・パターン』(慶應義塾大学出版会、2013年、共著)、『パターン・ランゲージ』(慶應義塾大学出版会、2013年、編著)、『社会システム理論』(慶應義塾大学出版会、2011年、編著)ほか。

秋田 喜代美(あきた きよみ)
東京大学大学院教育学研究科長・教育学部長、教授。博士(教育学)。専門は、保育学、教育心理学、学校教育学。発達保育実践政策学センター 前センター長。世界授業研究学会(WALS)Vice President、内閣府子ども・子育て会議委員、厚生労働省社会保障審議会児童部会長、文部科学省中央教育審議会教育課程部会および教員養成部会委員。長年園内研修に関わり、保育の質向上や保育者の専門性・実践に関する研究を行っている。近著に『新保育の心もち』(ひかりのくに、2019年)、『リーダーは保育をどうつくってきたか-事例で見るリーダーシップ研究』(フレーベル館、2018年)、『保育士等キャリアアップ研修テキスト全7巻』(中央法規、2018年、共監修)、『育み支え合う保育リーダーシップ-協働的な学びを生み出すために』(明石書店、2017年、監訳・解説)ほか多数。


■会社情報:株式会社クリエイティブシフト

株式会社クリエイティブシフト:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)井庭崇研究室で進められているパターン・ランゲージの研究を、ひろく社会に提供するための法人として2013年に設立。
http://creativeshift.co.jp
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