April Dream Project

銀座HIKOは日本のお客様を欧州に、欧州の作り手を日本にお招きします。

- 熊本地震を乗り越えて、父娘が見る夢 -

このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。

有限会社 日子

当社は、「April Dream 4 月 1 日は、夢の日。」に参加しています。このプレスリリースは 銀座HIKO の April Dream です。

ヨーロッパにいる名工たちと、日本にいるユーザーたち。お互いがより良い人生を送る上で欠かせない存在なのに、その笑顔に直接出会う事はまずありません。私たち銀座HIKOは、そんな作り手とお客様を繋ぐ架け橋となります。
【 過去 】 - 夢の背景にあるもの -

◆    父と娘、35年の二人三脚


銀座HIKO (有限会社 日子) は、最高級に特化したインポートのセレクトショップです。父、娘と二代に渡って商いを続けており、今年で35周年を迎えます。
元々は熊本で創業し、地元とヨーロッパを行き来しながら世界の名品を探し、仕入れてきました。
「日本中どの店にもないような、お客様が「まだこんなものがこの世にあったのか」と驚いて笑顔になってくださる品を」という想いで、品質や美しさを追求した品揃えを続けています。

 

◆    転機となった熊本地震

こつこつと家族で支え合い、迎えた30周年の記念の年。2016年4月、熊本地震が起きました。

「人間いつどうなるかわからない。それならやりたかったことをやろう」と一念発起し、銀座に移転することに決めました。被災後の苦しさや辛さを抱えたままの、準備期間となりました。

物件探しや契約、内装の手配、スタッフの雇用…。新店舗に並べる商品の仕入れのためフランスに現地1泊で飛んだこともあります。地震から銀座店オープンの半年は、瞬く間に過ぎていきました。

 

◆    支えてくれたもの

そんな日々を生き抜く原動力となったのは、「東京でもしっかり頑張れ!」と地元のお客様から頂いた笑顔。「よくぞ上京を決心してくれた!」と東京のお客様から頂いた笑顔。「あなた方とあなたのお客様のために最高の物を作るよ!」と力強く寄せてくれた作り手たちの笑顔でした。

 

◆    日本一、世界一の店へ

おかげさまで今は「日本で一番ラグジュアリーな品揃えの店」と様々なメディアでご紹介いただけるようになりました。また、イタリアの取引先からは「最もお客様のために尽くした店」として「世界一」の表彰も受けました。

 

【 現在 】

◆    そして、コロナ禍

倒壊した店を前に覚悟を決めたあの春から、あっという間の、5年。

「ようやくこれからいろいろな種が芽吹くはず」

そう思った矢先の、コロナ禍です。世界中が、一斉に苦境に追い込まれてしまいました。
作り手も、お客様も、様々な不便を強いられ、笑顔に出会う事もままならなくなりました。

このような状況下で、衣食住の中で一番にカットされるのが「衣」です。
たくさんのブティックやショップがなんの補償もないまま休業、閉業に追い込まれました。
作り手が技と心を込めて作った品を世に発信する場所がなくなれば、作り手もその技もいずれこの世から消えていきます。

失われたものは、取り戻すことが難しい。難しいどころか、二度と再現できない可能性もあるのです。そうなってから「あの名品をもう一度手にしたい」とどれだけ切望しても、得られなくなってしまいます。

アパレル業界の末席にいるものとして、なんとかそんな悲しい事態を食い止めたいと切に思いました。
 

【 わたしたちの夢 】

1年経てば世界が元に戻る…そう楽観視していたわけではありませんが、2021年の春を迎えた今もなお、国をまたいでの移動が出来ず、ロックダウンが再開された都市もあり、世界的に大変な状況が続いています。

 今の私たちの夢は、この苦境を必ず乗り越えて、お客様をイタリアやフランスの物作りの現場にご案内すること、そして、各国の職人を日本に招いてお客様との交流の場を設けることです。

 

わたしたち銀座HIKOは、長年お客様と作り手の懸け橋となるべく務めてまいりました。

作り手の技が活きた品で、お客様の人生を豊かなものにすること。

お客様の声や、作り手の想いや商品の魅力をそれぞれに伝えることで物作りの現場を支援し、その技の継承を微力でも支えていくこと。

その輪を途切れさせず繋いでいくこと、それがわたしたちの使命だと考えています。

 
◆    実際の取り組み /
「笑顔の懸け橋」プロジェクト

コロナ禍でも、わたしたちにできることはないかと思案を重ねた2020年。

「お客様と作り手を結ぶ笑顔の懸け橋プロジェクト」を行いました。

お客様から、あるブランドの商品を実際にお使い頂いているお写真をお送りいただき、それをイタリアのブランド工場に送りました。

日頃作り手の方々はなかなかお客様のお顔を見る機会がありません。

「あなたが作ったアイテムを、こんな風に愛用していますよ」「素敵なものを作ってくれてありがとう」、彼らは海の向こうから届いたお客様の笑顔に励まされ、「悲観している場合ではない、日本に私たちの作品を待ってくれている人たちがいる」と奮起してくれました。

状況が少し落ち着いてきた今も、彼らは「日本のお客様にこういうアイテムが役に立つのでは?」と意欲的に企画や物作りに取り組んでくれています。
 

ブランドのSNSに掲載されたお客様のお写真ブランドのSNSに掲載されたお客様のお写真


イタリアに送られたお写真の一部はお礼のメッセージ付きで彼らのSNSに掲載され、それをご覧になったお客様からも「大好きなブランドのSNSに登場できるなんて!」とまた喜びのお声を頂きました。

まさに、笑顔と笑顔を繋ぐプロジェクトでした。

お写真のやり取りだけでも元気が出たり笑顔になれたりするのですから、それが実際の交流となればもっと大きな喜びが生まれるはず。

お客様と作り手の出会いがきっかけとなって、素敵なアイデアや画期的な商品も出るかもしれません。

そう考えるだけで、ワクワクしてきます。そしてその気持ちが、道を切り開く力になると信じています。

 熊本地震という大きな困難を乗り越えて、今の私たちがあります。

このコロナ禍も逞しく乗り越えて、たくさんのお客様と作り手の方々の笑顔を繋いでゆく。その夢の実現に向けて、社員一丸となって取り組みます。

【銀座HIKO】東京都中央区銀座2丁目8-17 ハビウル銀座2 2階/TEL 03 6264 4450
【銀座HIKO オンラインストア 】https://hiko.japan-onlinestores.com/


「April Dream」は、4 月 1 日に単に笑えるネタではなく、実際に企業が叶えようとする夢 を発信いただく PR TIMES によるプロジェクトです。 
 

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会社概要

有限会社 日子

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URL
-
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区銀座2丁目8-17 ハビウル銀座Ⅱ 2階
電話番号
03-6264-4450
代表者名
中村響子
上場
未上場
資本金
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設立
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