障がい者アート支援団体「パラリンアート」と終活支援ボランティア「願いのくるま」がコラボ企画を実施
~ 願いのくるまで訪れた思い出の風景を作品に ~
パラリンアートは、一般社団法人障がい者自立推進機構が運営する障がい者アート支援団体です。障がい者アーティストの経済的な自立を目的とし、彼らのビジネス支援を行っています。一方願いのくるまは、ターミナルケアを受けている方を、「その方が望む場所」へと無料でお連れする終活支援ボランティアです。
今回の企画は、「両団体の活動を支援し、取組の輪を広げる」というコンセプトから、パラリンアートの所属アーティストに願いのくるまをご利用いただき、訪れた場所の風景を作品に描いていただくという、両団体の特性を活かしたボランティア企画となります。
■「イルカとあそびたい!」
パラリンアートアーティストとして活動中のANNAさんは、プラダー・ウィリー症候群という先天性疾患で、幼いころから絵を描くことが大好きで、色鉛筆を使った色彩豊かな絵が得意のアーティストです。
去る4月月20日、普段から海や魚が大好きだというANNAさんの、「イルカとあそびたい」という願いを実現するため、願いのくるまはANNAさんとお母様を乗せ横浜・八景島シーパラダイスへ出発しました。天候にも恵まれ、絶好のアクティビティ日和にANNAさんも大はしゃぎ!楽しみにしていたイルカとのふれあいプログラムでは、イルカにさわったり、ゴハンをあげたり、合図を出してジャンプをさせたりするなど、普段なかなか経験することのない距離で、イルカとのふれあいを楽しみました。お見送りの際には、ANNAさんから「とっても楽しかった。また行きたい!」という笑顔いっぱいの感想をいただき活動を終えました。
■思い出の風景を作品に
後日、パラリンアートから願いのくるまへ、ANNAさんが描き下ろされたイルカの作品を贈っていただきました。願いのくるまでは、作品をしばらくの間事務所内に飾ったのち、ノベルティなどに活用する方法でパラリンアートアーティストの支援を行っていく予定です。
パラリンアート、願いのくるまは、今後も同様の志を持つ様々な団体とタイアップし、社会への貢献を目指してまいります。
■「願いのくるま」について
ターミナルケア(終末期の医療・看護)を受けている方を、「その方が望む場所」へと無料でお連れし、人生最後の旅を実現させる終活支援ボランティアです。サービス提供エリアは関東地方(1都6県)で、車で日帰りができる範囲としています。QOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上への貢献を目指し、株式会社タウからの支援を受け運営しています。
団体名 :一般社団法人 願いのくるま
代表理事:原田 眞
設立 :2018年1月19日
所在地 :埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 LAタワー10F
URL :http://www.negai.org
■「パラリンアート」について
障がい者自立推進機構が行う、障がい者のアート作品を企業・個人に提供し、アーティスト報酬をお支払いする活動です。社会参加できず、経済的にも苦しんでいる障がい者のサポートを主な目的とし、アートを通じて社会保障費に依存せず、障がい者の社会参加と経済的自立を推進しています。
団体名 :一般社団法人 障がい者自立推進機構
創業者理事:松永 昭弘(株式会社ペアレンツ 代表取締役会長)
設立 :2012年12月5日
所在地 :東京都港区芝3-40-4 三田シティプラザ5F
URL :http://paralymart.or.jp
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