水中写真家・戸村裕行が撮影した太平洋戦争などを起因とする海底に眠る沈没艦船の写真集「蒼海の碑銘ー海底の戦争遺産」イカロス出版より8/13発売

OCEAN PLANET

OCEAN PLANET(所在地:埼玉県草加市 代表:戸村裕行)は、太平洋戦争に起因し、今現在も世界各地の海底に眠る艦船・航空機・潜水艦などを自ら潜水し、撮影した記録をまとめた写真集『蒼海の碑銘ー海底の戦争遺産』を2020年8月13日(木)に出版いたしました。
『蒼海の碑銘ー海底の戦争遺産』

蒼海の碑銘表紙(戦艦長門・艦橋)蒼海の碑銘表紙(戦艦長門・艦橋)

 

 

ISBNコード:978-4-8022-0909-0
出版社:イカロス出版
発売日:2020年08月13日
サイズ:A4判
ページ数:162
定価:2970円(税込)

【本書解説】
令和2年8月、日本は終戦から75年を迎える。
過去の大戦で犠牲となった多くの艦船・航空機・潜水艦などは今も世界各地の海底に眠っている。本書はレック(※Wreck 沈んでいる船や航空機などを表すダイビング用語)の撮影をライフワークとして続けている戸村裕行が、かつて日本の大根拠地だったトラック諸島、激戦の舞台となったソロモン諸島、そして観光地としても知られるグアムやパラオ、さらにフィリピン、原爆実験の行われたビキニ環礁など、さまざまな場所でカメラに収めてきた「海底の戦争遺産」の今を収録。終戦から75年を経てもなお、かつての雄姿をとどめる戦艦などの戦闘艦艇、悲劇的な最期を遂げた徴用船、零戦をはじめとする各種の日本軍機など、静かに海底に眠る姿を専門家の解説と共に紹介する。

掲載されている”レック”の写真群掲載されている”レック”の写真群

 

【主な内容】
●クロスロード作戦より

戦艦「長門」
マーシャル諸島・ビキニ環礁 水深50m
軽巡洋艦「酒匂」
マーシャル諸島・ビキニ環礁 水深55m
空母 サラトガ
マーシャル諸島・ビキニ環礁 水深52m
駆逐艦 ラムソン
マーシャル諸島・ビキニ環礁 水深50m
重巡洋艦 プリンツ・オイゲン
マーシャル諸島・クワジェリン環礁 水深36m

●戦闘艦艇
戦艦「陸奥」
山口県岩国市 柱島近海 水深 40m
駆逐艦「文月」
ミクロネシア・チューク州ウエノ島の西 水深36m
駆逐艦「菊月」
ソロモン諸島・フロリダ島 水深2m
駆逐艦「響」
ロシア・ウラジオストク Karamzin Island周辺 水深26m
潜水艦 伊号第一六九
ミクロネシア・チューク州トノアス島の北西 水深45m
駆逐艦「追風」
ミクロネシア・チューク州フェヌエラ島の北西 水深60m

●補助艦艇・徴用船
給糧艦「伊良湖」
フィリピン・ブスアンガ島コロン湾 水深45m
水上機母艦「秋津洲」
フィリピン・ブスアンガ島コロン湾 水深36m
特設潜水母艦「平安丸」
ミクロネシア・チューク州トノアス島の西 水深35m
特設運送船「りおでじゃねろ丸」
ミクロネシア・チューク州ウマン島の東 水深36m
航空工作船「おりんぴあ丸」
フィリピン・ブスアンガ島コロン湾 水深30m
給油艦「石廊」
パラオ・ウルクターブル島の西 水深38m
貨物船「桑港丸」
ミクロネシア・チューク州エテン島の東 水深65m
貨客船「東海丸」
グアム・アプラ湾 水深35m
特設運送艦「愛國丸」
ミクロネシア・チューク州トノアス島の東 水深65m
貨物船「長野丸」
ミクロネシア・チューク州トノアス島の東 水深65m
特設運送船「伯耆丸」
ミクロネシア・チューク州エテン島の東 水深53m
貨物船「鬼怒川丸」
ソロモン諸島・ガダルカナル島ボネギビーチ 水深28m
特設航空機運送船「富士川丸」
ミクロネシア・チューク州エテン島の南 水深35m

●航空機
零式艦上戦闘機
二一型 パラオ・コロール島近海 水深2m
五二型 パラオ・コロール島近海 水深20m
五二甲型 パラオ・マラカル島STATION湾内 水深4m
二式水上戦闘機
ミクロネシア・チューク州ウエノ島近海 水深29m
九七式飛行艇
ソロモン諸島・ツラギ島近海 水深30m
艦上攻撃機「天山」
ミクロネシア・チューク州エテン島の北東 水深36m
零式三座水上偵察機
パラオ・コロール島の西 水深12m
艦上偵察機「彩雲」
ミクロネシア・チューク州ウエノ島の西 水深16m
一式戦闘機「隼」
フィリピン・ブスアンガ島の北 水深40m
一式陸上攻撃機
ミクロネシア・チューク州エテン島の西 水深18m

【水中写真家・戸村裕行プロフィール】

水中写真家・戸村裕行水中写真家・戸村裕行

1982年生まれ。世界の海を巡り、大型海洋生物からマクロの生物まで、様々な水中景観を撮影し続けている写真家。 生物の躍動感や海の色彩を意識したその作品は、ダイビングやカメラ専門誌を中心に発表されている。また、ライフワークとして太平洋戦争に海底に眠る事となった日本の艦船や航空機などの撮影を世界各地で続け、その取材内容は「海底のレクイエム」として軍事専門誌・月刊「丸」の人気コンテンツとして毎月連載を続けており、2018年には靖國神社・遊就館にてそれらをまとめた水中写真展「群青の追憶」を開催。2019年11月に小笠原諸島で現地のダイバーと協力して始まった沈船調査は朝日新聞2020年8月11日の夕刊一面で取り上げられるなど、多くのメディアの注目を集めた。ダイバー向けにも「歴史を知るダイビング」として、レック(沈船)ダイビングの認知に努めている。執筆、講演など多数。

オフィシャルウェブサイト:https://www.hiroyuki-tomura.com/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
雑誌・本・出版物
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

OCEAN PLANET

1フォロワー

RSS
URL
-
業種
サービス業
本社所在地
埼玉県草加市
電話番号
-
代表者名
戸村裕行
上場
未上場
資本金
-
設立
-