ジブラルタ生命調べ 教員として同僚になってもらいたいと思う芸能人 1位「大泉洋さん」 理想の校長先生のイメージに合う芸能人 1位「武田鉄矢さん」2位「所ジョージさん」3位「明石家さんまさん」
教員の意識に関する調査2022
ジブラルタ生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:添田 毅司)は、20歳~69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)2,000名(男性1,000名 女性1,000名)を対象に、「教員の意識に関する調査2022」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
[アンケート調査結果]
◆教職について
まず、全回答者(2,000名)に、教員になりたいと思った理由を聞いたところ、「尊敬する教員・憧れる教員に出会ったから」(36.9%)が最も高くなりました。“恩師”との出会いがきっかけになった人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「教えることが好きだから」(33.6%)、「子どもが好きだから」(32.1%)、「収入が安定しているから」(27.3%)、「専門分野の研究をしたいから」(12.2%)でした。
そのほか、「学校(先生)が嫌いだったから」や「学校が好きでなかったから」など、自分自身で学校をより良くしたいという思いを持って教員を志した人もいるようです。
男女別にみると、男性では「クラブ・部活の指導をしたいから」が17.1%と、女性(4.6%)と比べて10ポイント以上高くなりました。他方、女性では「子どもが好きだから」が38.0%と、男性(26.2%)と比べて10ポイント以上高くなりました。
そのほか、「自分の仕事が評価されたとき」(38.2%)や「自分の成長を実感したとき」(26.7%)、「児童・生徒が卒業後に会いにきたとき」(24.6%)、「児童・生徒が卒業後に活躍したとき」(19.6%)などが上位に挙がりました。
男女別にみると、女性では「児童・生徒の笑顔をみたとき」が60.1%、「自分の仕事が評価されたとき」が43.7%、「保護者からお礼・感謝されたとき」が40.3%と、男性(順に45.4%、32.6%、28.6%)と比べて10ポイント以上高くなりました。
◆学校生活について
勤務先の学校種別でみると、小学校の教員では「運動会・体育祭」(20.0%)、中学校・高等学校・特別支援学校の教員では「卒業式」(順に21.2%、19.0%、19.1%)が1位でした。
学校種別で1位となった回答の理由をみると、小学校の教員では、「運動会・体育祭」は「子どもの成長が感じられるから」といった理由が多く挙がりました。他方、中学校・高等学校・特別支援学校の教員では、「卒業式」は「生徒の成長を一番感じる日だから」(中学校)、「3年間の集大成だから」(高等学校)、「子どもの最高の晴れ舞台だから」(特別支援学校)といった理由が挙がりました。
全回答者(2,000名)に、仕事の悩みを相談する相手がいるかどうか聞いたところ、「相談相手がいる」は83.3%、「相談相手はいない」は16.7%となりました。相談する相手がおらず、悩みを1人で抱えている人は少なくないようです。
男女別・勤務先の学校種別でみると、「相談相手はいない」と回答した人の割合は、高等学校の男性教員では32.6%と、突出して高い割合となりました。
仕事の悩みを相談する相手がいる方(1,666名)に、仕事の悩みを相談している相手を聞いたところ、「同世代の教員」(57.9%)が最も高くなりました。自身と同世代の教員であれば、悩みを気兼ねなく相談することができると感じている人や、自身の考えに対し共感を持ってもらえると感じている人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「先輩の教員」(45.0%)、「家族」(35.0%)、「友人・知人」(24.1%)、「元同僚の教員」(19.4%)でした。
全回答者(2,000名)に、ストレス発散のために行っているものを聞いたところ、「美味しいものを食べる」(41.6%)が最も高くなり、「ぐっすり眠る」(40.6%)、「運動・スポーツをする」(32.6%)、「旅行・ドライブをする」(32.3%)、「テレビを観る」(30.1%)が続きました。
男女別にみると、女性では「美味しいものを食べる」が58.6%と、男性(24.6%)と比べて30ポイント以上高くなりました。また、女性では「ぐっすり眠る」が50.7%、「買い物をする」が39.9%、「教員仲間に愚痴る」が37.5%、「家族に愚痴る」が33.6%と、男性(順に30.5%、13.7%、14.2%、10.4%)と比べて20ポイント以上高くなりました。女性には、睡眠やショッピングのほか、身近な人に不満や愚痴などを聞いてもらうことでストレスを発散している人が多いようです。
年代別にみると、20代では「YouTubeやTikTokを観る」(45.9%)が他の年代と比べて特に高くなりました。20代には、好きな動画を観てリフレッシュすることが気分転換の方法の一つになっている人が多いのではないでしょうか。
◆“教員あるある”について
全回答者(2,000名)に、教師をしていて経験したことがあるもの・行ったことがあるものを聞いたところ、「夏休みがあっていいねと言われる」(47.2%)が最も高くなり、「児童・生徒の珍回答に笑ってしまう」(44.9%)、「字を見ただけでどの児童・生徒かわかる」(41.6%)、「校区では慎重に行動する」(40.8%)、「大切なプリントを配り忘れて焦る」(33.0%)、「スーツでもスニーカーを履く」(31.2%)、「声が大きいと言われる」(29.4%)、「自分の学校と子どもの学校の行事がかぶる」(26.5%)、「児童・生徒の保護者が同業者でやりにくさを感じる」(25.4%)、「体育館の天井に挟まっているボールが気になる」(23.8%)が続きました。
また、TOP10以降をみると、「学園ドラマにツッコミを入れる」(21.9%)、「授業を忘れていて児童・生徒が職員室に呼びに来る」(19.3%)、「学校行事で児童・生徒より張りきる」(14.1%)、「オンライン授業で失敗をする」(8.0%)といった経験をしている人も少なくないことがわかりました。そのほか、「食べるスピードが速い」や「生徒の前でも早食いを抑制できない」、「生徒に廊下を走るなと言っているのに、授業に忘れ物をして自分が廊下を走る」、「国語の教師なのに漢字を度忘れして、授業中になんの躊躇いもなく生徒に漢字を聞く」といった“教員あるある”経験も寄せられました。
男女別にみると、女性では「字を見ただけでどの児童・生徒かわかる」が55.2%と、男性(28.0%)と比べて27.2ポイント高くなりました。
年代別にみると、20代では「スーツでもスニーカーを履く」(42.8%)が他の年代と比べて特に高くなりました。
◆価値観について
全回答者(2,000名)に、児童・生徒に身につけてほしいと思うことを聞いたところ、「優しさ・思いやり」(66.6%)が最も高くなりました。周囲への気遣いができる大人になってほしいと願っている人が多いようです。次いで高くなったのは、「コミュニケーション能力」(52.3%)、「社会のルール・マナー」(51.7%)、「失敗しても立ち直る力」(51.6%)、「諦めずやり抜く力」(48.2%)でした。
そのほか、「自己肯定感」や「自主性」、「主体性」、「素直さ」など、人間的成長に欠かせないものが多くありました。
男女別にみると、女性では「コミュニケーション能力」が60.6%、「失敗しても立ち直る力」が60.7%と、男性(順に43.9%、42.5%)と比べて15ポイント以上高くなりました。
年代別にみると、60代では「向上心」(63.3%)と「責任感」(56.0%)が他の年代と比べて特に高くなりました。長年の経験から、成長する過程で向上心を高めたり責任感を養ったりすることが大切だと実感している人が多いのではないでしょうか。
勤務先の学校種別でみると、小学校の教員では「優しさ・思いやり」(76.2%)と「諦めずやり抜く力」(54.8%)、高等学校の教員では「向上心」(50.2%)が他の層と比べて高くなりました。
◆職業観について
全回答者(2,000名)に、子どもの頃に就きたかった職業を聞いたところ、「教員」(48.1%)がダントツでした。子どもの頃に描いた“教員になりたい”という夢を実現させた人が多いようです。次いで、2位「プロスポーツ選手」(11.4%)、3位「保育士・幼稚園教諭」(10.5%)、4位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(7.4%)、5位「医師」(7.2%)となりました。
男女別にみると、男女とも「教員」(男性44.4%、女性51.7%)がダントツとなり、男性では2位「プロスポーツ選手」(19.9%)、3位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(9.0%)、4位「大学教授・研究者」(8.5%)、5位「パイロット」(8.4%)、女性では2位「保育士・幼稚園教諭」(19.9%)、3位「料理人・パティシエ」(7.9%)、4位「キャビンアテンダント」(7.5%)、5位「看護師」(7.1%)でした。
また、生まれ変わったら就きたい職業を聞いたところ、1位「教員」(17.8%)、2位「医師」(10.7%)、3位「大学教授・研究者」「プロスポーツ選手」(いずれも8.3%)、5位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(6.9%)と、生まれ変わっても教員として働きたいと考えている人が最も多い結果となりました。教員の仕事にやりがいを感じている人が多いのではないでしょうか。
男女別にみると、男女ともに「教員」(男性20.4%、女性15.3%)が1位となり、男性では2位「プロスポーツ選手」(13.5%)、3位「大学教授・研究者」(12.0%)、4位「医師」(10.7%)、5位「建築家・大工」(7.0%)、女性では2位「医師」(10.7%)、3位「キャビンアテンダント」(9.2%)、4位「歌手・ミュージシャン」(7.7%)、5位「料理人・パティシエ」「芸術家」(いずれも7.6%)でした。
◆結婚観について
まず、既婚者(男性849名、女性684名)に、どのような職業の人と結婚したか聞いたところ、男女ともに「教員」(男性38.2%、女性38.9%)が1位でした。職場結婚をした人が多いのではないでしょうか。児童・生徒の成長や笑顔にやりがいを感じるなど、価値観の近いもの同士惹かれ合うのかもしれません。2位以降をみると、男性では2位「会社員」(25.6%)、3位「保育士・幼稚園教諭」(8.0%)、4位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(5.3%)、5位「看護師」(4.9%)、女性では2位「会社員」(35.7%)、3位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(9.4%)、4位「警察官・消防官・自衛官」(2.0%)、5位「大学教授・研究者」(1.5%)でした。
次に、未婚者(男性151名、女性316名)に、どのような職業の人と結婚したいと思うか聞いたところ、男性では1位「教員」(31.1%)、2位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(23.8%)、3位「看護師」(19.2%)、4位「料理人・パティシエ」「保育士・幼稚園教諭」(いずれも16.6%)となりました。他方、女性では1位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(44.0%)、2位「教員」(35.4%)、3位「会社員」(32.9%)、4位「警察官・消防官・自衛官」(18.0%)、5位「医師」(15.2%)となりました。
◆理想の同僚・校長先生・教師のイメージに合う芸能人・先生キャラ
教員として同僚になってもらいたいと思う芸能人を聞いたところ、1位「大泉洋さん」(60名)、2位「天海祐希さん」(53名)、3位「武田鉄矢さん」(46名)、4位「綾瀬はるかさん」(39名)、5位「明石家さんまさん」(31名)となりました。
男女別にみると、男性回答ではドラマ『3年B組金八先生』で“金八先生”役を演じた「武田鉄矢さん」(33名)が1位となり、2位「大泉洋さん」(28名)、3位「綾瀬はるかさん」(26名)、4位「水谷豊さん」「明石家さんまさん」(いずれも20名)と続きました。他方、女性回答ではドラマ『女王の教室』で無表情かつクールな教師・阿久津真矢を演じた「天海祐希さん」(45名)が1位となり、2位「大泉洋さん」(32名)、3位「櫻井翔さん」(19名)、4位「菅田将暉さん」(17名)、5位「ムロツヨシさん」(16名)と続きました。
年代別の1位をみると、20代は「ムロツヨシさん」(6名)、30代・40代・50代は「大泉洋さん」(順に15名、16名、22名)、60代は同数で「綾瀬はるかさん」「天海祐希さん」「武田鉄矢さん」(いずれも7名)でした。
年代別の1位をみると、20代・30代は「明石家さんまさん」(順に11名、28名)、40代・50代・60代は「武田鉄矢さん」(順に36名、60名、19名)でした。
男女別にみると、男女とも「坂本金八(3年B組金八先生)」(男性179名、女性136名)が1位となり、男性では2位「北野広大(熱中時代)」(69名)、3位「鬼塚英吉(GTO)」(67名)、4位「桜木建二(ドラゴン桜)」(37名)、5位「徳川龍之介(教師びんびん物語)」(21名)、女性では2位「山口久美子(ごくせん)」(77名)、3位「鬼塚英吉(GTO)」(56名)、4位「桜木建二(ドラゴン桜)」(39名)、5位「阿久津真矢(女王の教室)」(27名)でした。
年代別の1位をみると、20代は「山口久美子(ごくせん)」(21名)、30代以上は「坂本金八(3年B組金八先生)」(30代55名、40代64名、50代150名、60代34名)でした。真っ直ぐな性格で正義感が強い“ヤンクミ”のような教師を理想像と考えている20代が多いようです。
※調査結果全文は添付のPDFファイルよりご覧いただけます。
◆教職について
- 教員になりたいと思った理由 1位「尊敬する教員・憧れる教員に出会ったから」2位「教えることが好きだから」3位「子どもが好きだから」 男性では「クラブ・部活の指導をしたいから」、女性では「子どもが好きだから」が高い傾向
まず、全回答者(2,000名)に、教員になりたいと思った理由を聞いたところ、「尊敬する教員・憧れる教員に出会ったから」(36.9%)が最も高くなりました。“恩師”との出会いがきっかけになった人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「教えることが好きだから」(33.6%)、「子どもが好きだから」(32.1%)、「収入が安定しているから」(27.3%)、「専門分野の研究をしたいから」(12.2%)でした。
そのほか、「学校(先生)が嫌いだったから」や「学校が好きでなかったから」など、自分自身で学校をより良くしたいという思いを持って教員を志した人もいるようです。
男女別にみると、男性では「クラブ・部活の指導をしたいから」が17.1%と、女性(4.6%)と比べて10ポイント以上高くなりました。他方、女性では「子どもが好きだから」が38.0%と、男性(26.2%)と比べて10ポイント以上高くなりました。
- 教員としてのやりがいを感じるとき 「児童・生徒の成長が感じられたとき」がダントツ、2位「児童・生徒の笑顔をみたとき」3位「児童・生徒と感動を分かち合えたとき」 女性では「児童・生徒の笑顔をみたとき」「自分の仕事が評価されたとき」「保護者からお礼・感謝されたとき」が高い傾向
そのほか、「自分の仕事が評価されたとき」(38.2%)や「自分の成長を実感したとき」(26.7%)、「児童・生徒が卒業後に会いにきたとき」(24.6%)、「児童・生徒が卒業後に活躍したとき」(19.6%)などが上位に挙がりました。
男女別にみると、女性では「児童・生徒の笑顔をみたとき」が60.1%、「自分の仕事が評価されたとき」が43.7%、「保護者からお礼・感謝されたとき」が40.3%と、男性(順に45.4%、32.6%、28.6%)と比べて10ポイント以上高くなりました。
◆学校生活について
- 最も楽しみにしている学校行事 1位「卒業式」2位「修学旅行」3位「運動会・体育祭」4位「文化祭・学園祭」5位「遠足」
勤務先の学校種別でみると、小学校の教員では「運動会・体育祭」(20.0%)、中学校・高等学校・特別支援学校の教員では「卒業式」(順に21.2%、19.0%、19.1%)が1位でした。
学校種別で1位となった回答の理由をみると、小学校の教員では、「運動会・体育祭」は「子どもの成長が感じられるから」といった理由が多く挙がりました。他方、中学校・高等学校・特別支援学校の教員では、「卒業式」は「生徒の成長を一番感じる日だから」(中学校)、「3年間の集大成だから」(高等学校)、「子どもの最高の晴れ舞台だから」(特別支援学校)といった理由が挙がりました。
- 「仕事の悩みを相談する相手がいない」高等学校の男性教員では3人に1人
- 仕事の悩みを相談する相手 1位「同世代の教員」2位「先輩の教員」3位「家族」
全回答者(2,000名)に、仕事の悩みを相談する相手がいるかどうか聞いたところ、「相談相手がいる」は83.3%、「相談相手はいない」は16.7%となりました。相談する相手がおらず、悩みを1人で抱えている人は少なくないようです。
男女別・勤務先の学校種別でみると、「相談相手はいない」と回答した人の割合は、高等学校の男性教員では32.6%と、突出して高い割合となりました。
仕事の悩みを相談する相手がいる方(1,666名)に、仕事の悩みを相談している相手を聞いたところ、「同世代の教員」(57.9%)が最も高くなりました。自身と同世代の教員であれば、悩みを気兼ねなく相談することができると感じている人や、自身の考えに対し共感を持ってもらえると感じている人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「先輩の教員」(45.0%)、「家族」(35.0%)、「友人・知人」(24.1%)、「元同僚の教員」(19.4%)でした。
- ストレス発散方法 TOP5は「美味しいものを食べる」「ぐっすり眠る」「運動・スポーツ」「旅行・ドライブ」「テレビを観る」 20代では半数近くが「YouTubeやTikTokを観る」と回答
全回答者(2,000名)に、ストレス発散のために行っているものを聞いたところ、「美味しいものを食べる」(41.6%)が最も高くなり、「ぐっすり眠る」(40.6%)、「運動・スポーツをする」(32.6%)、「旅行・ドライブをする」(32.3%)、「テレビを観る」(30.1%)が続きました。
男女別にみると、女性では「美味しいものを食べる」が58.6%と、男性(24.6%)と比べて30ポイント以上高くなりました。また、女性では「ぐっすり眠る」が50.7%、「買い物をする」が39.9%、「教員仲間に愚痴る」が37.5%、「家族に愚痴る」が33.6%と、男性(順に30.5%、13.7%、14.2%、10.4%)と比べて20ポイント以上高くなりました。女性には、睡眠やショッピングのほか、身近な人に不満や愚痴などを聞いてもらうことでストレスを発散している人が多いようです。
年代別にみると、20代では「YouTubeやTikTokを観る」(45.9%)が他の年代と比べて特に高くなりました。20代には、好きな動画を観てリフレッシュすることが気分転換の方法の一つになっている人が多いのではないでしょうか。
◆“教員あるある”について
- “教員あるある”ランキング 1位「夏休みがあっていいねと言われる」2位「児童・生徒の珍回答に笑ってしまう」3位「字を見ただけでどの児童・生徒かわかる」4位「校区では慎重に行動する」5位「大切なプリントを配り忘れて焦る」 「体育館の天井に挟まっているボールが気になる」がTOP10にランクイン
全回答者(2,000名)に、教師をしていて経験したことがあるもの・行ったことがあるものを聞いたところ、「夏休みがあっていいねと言われる」(47.2%)が最も高くなり、「児童・生徒の珍回答に笑ってしまう」(44.9%)、「字を見ただけでどの児童・生徒かわかる」(41.6%)、「校区では慎重に行動する」(40.8%)、「大切なプリントを配り忘れて焦る」(33.0%)、「スーツでもスニーカーを履く」(31.2%)、「声が大きいと言われる」(29.4%)、「自分の学校と子どもの学校の行事がかぶる」(26.5%)、「児童・生徒の保護者が同業者でやりにくさを感じる」(25.4%)、「体育館の天井に挟まっているボールが気になる」(23.8%)が続きました。
また、TOP10以降をみると、「学園ドラマにツッコミを入れる」(21.9%)、「授業を忘れていて児童・生徒が職員室に呼びに来る」(19.3%)、「学校行事で児童・生徒より張りきる」(14.1%)、「オンライン授業で失敗をする」(8.0%)といった経験をしている人も少なくないことがわかりました。そのほか、「食べるスピードが速い」や「生徒の前でも早食いを抑制できない」、「生徒に廊下を走るなと言っているのに、授業に忘れ物をして自分が廊下を走る」、「国語の教師なのに漢字を度忘れして、授業中になんの躊躇いもなく生徒に漢字を聞く」といった“教員あるある”経験も寄せられました。
男女別にみると、女性では「字を見ただけでどの児童・生徒かわかる」が55.2%と、男性(28.0%)と比べて27.2ポイント高くなりました。
年代別にみると、20代では「スーツでもスニーカーを履く」(42.8%)が他の年代と比べて特に高くなりました。
◆価値観について
- 児童・生徒に身につけてほしいこと 1位「優しさ・思いやり」2位「コミュニケーション能力」3位「社会のルール・マナー」 女性では男性より「コミュニケーション能力」「失敗しても立ち直る力」が特に高い傾向、60代では他の年代より「向上心」「責任感」が突出して高い傾向
全回答者(2,000名)に、児童・生徒に身につけてほしいと思うことを聞いたところ、「優しさ・思いやり」(66.6%)が最も高くなりました。周囲への気遣いができる大人になってほしいと願っている人が多いようです。次いで高くなったのは、「コミュニケーション能力」(52.3%)、「社会のルール・マナー」(51.7%)、「失敗しても立ち直る力」(51.6%)、「諦めずやり抜く力」(48.2%)でした。
そのほか、「自己肯定感」や「自主性」、「主体性」、「素直さ」など、人間的成長に欠かせないものが多くありました。
男女別にみると、女性では「コミュニケーション能力」が60.6%、「失敗しても立ち直る力」が60.7%と、男性(順に43.9%、42.5%)と比べて15ポイント以上高くなりました。
年代別にみると、60代では「向上心」(63.3%)と「責任感」(56.0%)が他の年代と比べて特に高くなりました。長年の経験から、成長する過程で向上心を高めたり責任感を養ったりすることが大切だと実感している人が多いのではないでしょうか。
勤務先の学校種別でみると、小学校の教員では「優しさ・思いやり」(76.2%)と「諦めずやり抜く力」(54.8%)、高等学校の教員では「向上心」(50.2%)が他の層と比べて高くなりました。
◆職業観について
- 子どもの頃に就きたかった職業 男女とも「教員」がダントツ 男性では2位「プロスポーツ選手」3位「公務員」4位「大学教授・研究者」5位「パイロット」 女性では2位「保育士・幼稚園教諭」3位「料理人・パティシエ」4位「キャビンアテンダント」5位「看護師」
- 生まれ変わったら就きたい職業 1位「教員」2位「医師」3位「大学教授・研究者」「プロスポーツ選手」
全回答者(2,000名)に、子どもの頃に就きたかった職業を聞いたところ、「教員」(48.1%)がダントツでした。子どもの頃に描いた“教員になりたい”という夢を実現させた人が多いようです。次いで、2位「プロスポーツ選手」(11.4%)、3位「保育士・幼稚園教諭」(10.5%)、4位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(7.4%)、5位「医師」(7.2%)となりました。
男女別にみると、男女とも「教員」(男性44.4%、女性51.7%)がダントツとなり、男性では2位「プロスポーツ選手」(19.9%)、3位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(9.0%)、4位「大学教授・研究者」(8.5%)、5位「パイロット」(8.4%)、女性では2位「保育士・幼稚園教諭」(19.9%)、3位「料理人・パティシエ」(7.9%)、4位「キャビンアテンダント」(7.5%)、5位「看護師」(7.1%)でした。
また、生まれ変わったら就きたい職業を聞いたところ、1位「教員」(17.8%)、2位「医師」(10.7%)、3位「大学教授・研究者」「プロスポーツ選手」(いずれも8.3%)、5位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(6.9%)と、生まれ変わっても教員として働きたいと考えている人が最も多い結果となりました。教員の仕事にやりがいを感じている人が多いのではないでしょうか。
男女別にみると、男女ともに「教員」(男性20.4%、女性15.3%)が1位となり、男性では2位「プロスポーツ選手」(13.5%)、3位「大学教授・研究者」(12.0%)、4位「医師」(10.7%)、5位「建築家・大工」(7.0%)、女性では2位「医師」(10.7%)、3位「キャビンアテンダント」(9.2%)、4位「歌手・ミュージシャン」(7.7%)、5位「料理人・パティシエ」「芸術家」(いずれも7.6%)でした。
◆結婚観について
- どのような職業の人と結婚した? 男女とも1位は「教員」 男性では2位「会社員」3位「保育士・幼稚園教諭」、女性では2位「会社員」3位「公務員」
- どのような職業の人と結婚したい? 未婚男性では1位「教員」、未婚女性では1位「公務員」
まず、既婚者(男性849名、女性684名)に、どのような職業の人と結婚したか聞いたところ、男女ともに「教員」(男性38.2%、女性38.9%)が1位でした。職場結婚をした人が多いのではないでしょうか。児童・生徒の成長や笑顔にやりがいを感じるなど、価値観の近いもの同士惹かれ合うのかもしれません。2位以降をみると、男性では2位「会社員」(25.6%)、3位「保育士・幼稚園教諭」(8.0%)、4位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(5.3%)、5位「看護師」(4.9%)、女性では2位「会社員」(35.7%)、3位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(9.4%)、4位「警察官・消防官・自衛官」(2.0%)、5位「大学教授・研究者」(1.5%)でした。
次に、未婚者(男性151名、女性316名)に、どのような職業の人と結婚したいと思うか聞いたところ、男性では1位「教員」(31.1%)、2位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(23.8%)、3位「看護師」(19.2%)、4位「料理人・パティシエ」「保育士・幼稚園教諭」(いずれも16.6%)となりました。他方、女性では1位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(44.0%)、2位「教員」(35.4%)、3位「会社員」(32.9%)、4位「警察官・消防官・自衛官」(18.0%)、5位「医師」(15.2%)となりました。
◆理想の同僚・校長先生・教師のイメージに合う芸能人・先生キャラ
- 教員として同僚になってもらいたいと思う芸能人 1位「大泉洋さん」 男性回答TOP5は「武田鉄矢さん」「大泉洋さん」「綾瀬はるかさん」「水谷豊さん」「明石家さんまさん」 女性回答TOP5は「天海祐希さん」「大泉洋さん」「櫻井翔さん」「菅田将暉さん」「ムロツヨシさん」
教員として同僚になってもらいたいと思う芸能人を聞いたところ、1位「大泉洋さん」(60名)、2位「天海祐希さん」(53名)、3位「武田鉄矢さん」(46名)、4位「綾瀬はるかさん」(39名)、5位「明石家さんまさん」(31名)となりました。
男女別にみると、男性回答ではドラマ『3年B組金八先生』で“金八先生”役を演じた「武田鉄矢さん」(33名)が1位となり、2位「大泉洋さん」(28名)、3位「綾瀬はるかさん」(26名)、4位「水谷豊さん」「明石家さんまさん」(いずれも20名)と続きました。他方、女性回答ではドラマ『女王の教室』で無表情かつクールな教師・阿久津真矢を演じた「天海祐希さん」(45名)が1位となり、2位「大泉洋さん」(32名)、3位「櫻井翔さん」(19名)、4位「菅田将暉さん」(17名)、5位「ムロツヨシさん」(16名)と続きました。
年代別の1位をみると、20代は「ムロツヨシさん」(6名)、30代・40代・50代は「大泉洋さん」(順に15名、16名、22名)、60代は同数で「綾瀬はるかさん」「天海祐希さん」「武田鉄矢さん」(いずれも7名)でした。
- 理想の校長先生のイメージに合う芸能人 1位「武田鉄矢さん」2位「所ジョージさん」3位「明石家さんまさん」
年代別の1位をみると、20代・30代は「明石家さんまさん」(順に11名、28名)、40代・50代・60代は「武田鉄矢さん」(順に36名、60名、19名)でした。
- 理想の教師像に合う映画・ドラマの先生キャラ 「坂本金八」がダントツ、2位「鬼塚英吉」3位「北野広大」4位「山口久美子」5位「桜木建二」
男女別にみると、男女とも「坂本金八(3年B組金八先生)」(男性179名、女性136名)が1位となり、男性では2位「北野広大(熱中時代)」(69名)、3位「鬼塚英吉(GTO)」(67名)、4位「桜木建二(ドラゴン桜)」(37名)、5位「徳川龍之介(教師びんびん物語)」(21名)、女性では2位「山口久美子(ごくせん)」(77名)、3位「鬼塚英吉(GTO)」(56名)、4位「桜木建二(ドラゴン桜)」(39名)、5位「阿久津真矢(女王の教室)」(27名)でした。
年代別の1位をみると、20代は「山口久美子(ごくせん)」(21名)、30代以上は「坂本金八(3年B組金八先生)」(30代55名、40代64名、50代150名、60代34名)でした。真っ直ぐな性格で正義感が強い“ヤンクミ”のような教師を理想像と考えている20代が多いようです。
※調査結果全文は添付のPDFファイルよりご覧いただけます。
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