クラウドコンピューティングの活用ノウハウを可視化・共有するレポート作成ツール「レインディア エディタ(Reindeer Editor)」を無償提供

クリエイターのクラウドコンピューティング活用を支援するレインディア テクノロジー（英文：REINDEER TECHNOLOGY PTE. LTD.、所在地：シンガポール、代表：原伸太郎CEO、池田祐樹、中水利久）は、図表を用いてクラウドコンピューティングの調達情報を可視化するツールを、オープンソースで無償公開いたしました。同図表により、クラウドコンピューティングを採用する関係者間の意思疎通・ノウハウ共有を促進し、調達品質の向上を実現いたします。

クラウドコンピューティングの調達情報を図表で可視化

本ツールは先に発表した「クラウドデザイン仕様 (*1)」に準拠しています。本日より以下サイトを通じて公開され、無償で利用、改変が可能です。当社は引き続きクラウドデザイン関連ツールの無償提供等を通じ、より多くのクリエイターがクラウドコンピューティングを効果的に活用できる社会づくりを目指します。

レインディアエディタ（日本語版）：
https://editor.reindeer.tech/ja/
GitHUBリポジトリ： 
https://github.com/reindeer-project/reindeer-editor

レインディアエディタの特徴：
クラウドデザインに記載された情報から、エンジニアや企画者が調達情報を視覚的に確認できるレポートを生成します。また内蔵するエディタは、クラウドデザイン仕様の文法チェック機能を提供します。クラウドデザインが持つ能力を最大限に生かすため、多言語、マルチクラウドに対応するシステム構造を装備しています。

マーケット情報などのクラウド採用要件を明文化

AWS CloudFormation等のクラウド調達データを拡張

 

情報セキュリティや可用性等、非機能要件の充足状態を可視化

本技術開発の背景：
昨今のWebサイトやデジタルサービスの構築には、クラウドコンピューティングの活用が欠かせません。2022年までにクラウドサービス業界の成長はITサービス全体の約3倍にあたり、同業界の中でも成長率上位2セグメントのIaaS/PaaSは11兆円超へ伸張するとされています。（2019/4 Gartner調べ）
本ツールは、そうした急成長市場で重要度を増す、技術活用ノウハウの蓄積と共有の難しさを解決するために計画されました。先に公開されたクラウドデザイン仕様とともに、レインディア プロジェクト(*2)の一端を構成いたします。私たちは今後も、クラウドデザイン仕様(*1)を核とするオープンソースやオープンデータの提供を通じ、クリエイターのクラウドコンピューティング活用を支援してまいります。

クラウドデザインの６つの活用シーン

クラウドデザインを取り巻くエコシステム

*1 クラウドデザイン仕様とは？
クラウドコンピューティング活用ノウハウの蓄積、共有を可能にする標準的なデータ表現形式です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000035625.html

*2 レインディア プロジェクトとは？
クラウドコンピューティング活用ノウハウのオープンな流通を皮切りに、世界中のあらゆる人々がクリエイターとしてサービスのつくり手になれる社会を生み出す取り組みです。すべての人々が生産者として自由な表現と多様な価値観の創造に参画し、等しく富が再分配されるといった豊かな世界の創出を目指します。
本プロジェクトは、レインディア テクノロジー（英文名：REINDEER TECHNOLOGY PTE. LTD.、所在地：シンガポール、代表：原伸太郎CEO、池田祐樹、中水利久）によって推進されています。
参考URL：　https://reindeer.tech