【自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害の診断を受けている方で研究にご参加いただける研究協力者を募集しております!】
自閉スペクトラム症の症状に応じた脳機能を詳細に調べる日本初の研究
慶應義塾大学医学部精神神経科では、詳しい問診・MRI検査・特殊な脳波検査・血液検査など多種多様な検査を行い、それらを網羅的に解析することで、「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」の各症状の背景にある神経基盤や病態解明を目指す研究を開始いたしました。慶應大学ならではの様々な心理検査、脳画像検査、脳波検査を行い、ご参加いただいた一人一人の研究協力者様にフィードバックを提供します。
一般人口の中に、発達障害の一つである「自閉スペクトラム症」を有する方は多いとされていますが、その症状発現にかかわる脳の仕組みについては、まだほとんど分かっておりません。本研究では、「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」の特性や症状の出現にかかわる脳のメカニズムを解明することを目的としています。この研究では、通常の診察よりも詳しい問診や複数の特殊な検査(神経心理検査・頭部MRI検査・特殊脳波検査・特殊血液検査)などを実施いたします。特殊な検査を含みますので、現在、日本でこの研究を実施できるのは慶應義塾大学病院だけです。本研究で得られた知見は研究目的で使用するだけでなく、参加していただいた方々にもお一人お一人に応じてフィードバックいたします。
1. 対象となる研究協力者
医療機関で精神科医から「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」の診断を受けていらっしゃる方が本研究の対象になります。ここでいう「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」とは、典型的には「社会的コミュニケーションおよび相互関係における持続的障害」および「限定された反復する様式の行動、興味、活動」をはじめとした症状をお持ちの方で、それらの症状により、社会活動やお仕事その他の重要な機能に重大な障害を引き起こしている方々のことを指します。
2. 本研究にご参加いただく意義
3. 本研究について
(1)本研究の背景と目的
発達障害の一つである「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」の症状は非常に多彩であり、なかなか捉えにくいものです。当事者の様々な症状がどのような神経基盤または脳の仕組みから生じているのかは、まだ詳細には分かっていません。また、心の症状は、身体の症状とは異なり、検査で明らかにすることが難しく、周りの人から理解されにくいという側面もあります。しかし、近年の脳計測技術の進歩により、目には見えない精神症状も、少しずつではありますが、科学的に解明できる時代になりつつあります。本研究では、網羅的な臨床評価・神経心理検査・頭部MRI検査・特殊脳波検査・特殊血液検査を行うことで、多彩な精神症状に対応した脳の機能や構造を調べていきます(本研究では薬を飲む検査や強い痛みを伴う検査はありません)。「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」をもつ方々の脳の仕組みを理解することで新たな検査・治療法を確立することを目指しています。
(2) 本研究への参加
※当研究の目的は診断を付けることではありません。セカンドオピニオン目的の研究参加はできませんので、その旨予めご了承ください。
※精神科の主治医にご確認いただき、発達障害の一種である「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」の診断をお受けになっており、本研究の参加条件を満たした方あれば、本研究にご参加いただけます。
(3) 研究の詳細
研究の流れ:
2. メールあるいはお電話にて、研究の詳細について説明いたします。
研究にご参加いただける場合、お電話にて研究の希望日をお伺いします。
3. 研究の詳細について記載した書類を送付いたします。
4. 2.にて決定した受診日に慶應義塾大学病院の外来を受診していただきます。
5. 外来で改めて診察をさせていただき、研究に参加できる条件を満たしているかチェックさせていただきます。
6. 参加条件を満たされた方はその場で同意を取得し、その後心理検査を受けていただきます。その日はそれで終了となります。
7. 改めて別日に受診していただきMRI検査を受けていただきます。場所が慶應義塾大学病院と異なるため、詳細は別途連絡差し上げます。
8. 別日に受診していただき、慶應大学病院にて神経心理検査を受けていただきます。
9. 別日に受診していただき、慶應大学病院にて脳波検査を受けていただきます。
10. 各検査の順番はスケジュールにより前後することがあります。
11. 後日こちらより検査結果の概要を郵送させていただきます。
(万が一、検査で明らかな異常が見つかった場合には、その都度ご連絡させていただきます)
(4) 研究へのお申込み方法
主治医の先生と本研究の参加についてご相談の上、お申し込みください。
①登録フォームから
ご登録フォーム:http://psy.keiomed.jp/mtr-lab_mri-tms-eeg.html
QRコードからもご覧いただけます。
②メールから
keio.tms.research@gmail.com
に、「自閉スペクトラム症の研究参加希望」とお伝えください。
その後、折り返し連絡いたします。
(5) 担当者よりメッセージ
研究責任者より(特任講師・野田賀大)
自閉スペクトラム症の症状は非常に多彩であるにもかかわらず、それらの背景にある脳機能の詳細は分かっていません。本研究のよって、自閉スペクトラム症の症状と関わりのある脳のメカニズムを解明することを目指します。ご興味のある方はぜひご参加ください!
研究担当者より(特任助教・増田史)
今回の研究の結果をもとにして、少しでも自閉スペクトラム症の方が暮らしやすくなるような工夫を見つけていく手がかりにしたいと考えています。ご協力いただけるととても嬉しいです。参加のご連絡をお待ちしています。わからないことや不安なことがあれば、いつでもメールやお電話でご連絡ください。
(6) お問い合わせ
住所:〒160-8582 東京都新宿区信濃町35 慶應義塾大学 医学部 精神・神経科学教室
E-mail: keio.tms.research@gmail.com
研究責任者:特任講師 野田賀大
研究担当者:特任助教 増田史
担当者:アシスタント 稲葉恵利
1. 対象となる研究協力者
医療機関で精神科医から「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」の診断を受けていらっしゃる方が本研究の対象になります。ここでいう「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」とは、典型的には「社会的コミュニケーションおよび相互関係における持続的障害」および「限定された反復する様式の行動、興味、活動」をはじめとした症状をお持ちの方で、それらの症状により、社会活動やお仕事その他の重要な機能に重大な障害を引き起こしている方々のことを指します。
2. 本研究にご参加いただく意義
- 大学病院だからできる高度な検査を受けることができます
- お一人ずつの検査結果の概要を書面にまとめて後日お送りいたします
- 精神医学の発展に寄与します
- 全ての検査にご協力いただいた研究協力者さまには研究謝礼として、10,000円をお支払い致します(尚、研究にかかわる全ての検査において費用は一切かかりません)
3. 本研究について
(1)本研究の背景と目的
発達障害の一つである「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」の症状は非常に多彩であり、なかなか捉えにくいものです。当事者の様々な症状がどのような神経基盤または脳の仕組みから生じているのかは、まだ詳細には分かっていません。また、心の症状は、身体の症状とは異なり、検査で明らかにすることが難しく、周りの人から理解されにくいという側面もあります。しかし、近年の脳計測技術の進歩により、目には見えない精神症状も、少しずつではありますが、科学的に解明できる時代になりつつあります。本研究では、網羅的な臨床評価・神経心理検査・頭部MRI検査・特殊脳波検査・特殊血液検査を行うことで、多彩な精神症状に対応した脳の機能や構造を調べていきます(本研究では薬を飲む検査や強い痛みを伴う検査はありません)。「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」をもつ方々の脳の仕組みを理解することで新たな検査・治療法を確立することを目指しています。
(2) 本研究への参加
- 対象疾患:自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
- 年齢:13歳以上
※当研究の目的は診断を付けることではありません。セカンドオピニオン目的の研究参加はできませんので、その旨予めご了承ください。
※精神科の主治医にご確認いただき、発達障害の一種である「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」の診断をお受けになっており、本研究の参加条件を満たした方あれば、本研究にご参加いただけます。
(3) 研究の詳細
- 場所:慶應義塾大学病院とその周辺で行います。
- 期間:日程調整の上、合計3〜4日間です。
研究の流れ:
1. 下記のURLにある登録フォームから参加登録をしていただきます。
(メールやお電話でのお問い合わせでも構いまいません)
「自閉スペクトラム症の研究参加希望」とお伝えください。2. メールあるいはお電話にて、研究の詳細について説明いたします。
研究にご参加いただける場合、お電話にて研究の希望日をお伺いします。
3. 研究の詳細について記載した書類を送付いたします。
4. 2.にて決定した受診日に慶應義塾大学病院の外来を受診していただきます。
5. 外来で改めて診察をさせていただき、研究に参加できる条件を満たしているかチェックさせていただきます。
6. 参加条件を満たされた方はその場で同意を取得し、その後心理検査を受けていただきます。その日はそれで終了となります。
7. 改めて別日に受診していただきMRI検査を受けていただきます。場所が慶應義塾大学病院と異なるため、詳細は別途連絡差し上げます。
8. 別日に受診していただき、慶應大学病院にて神経心理検査を受けていただきます。
9. 別日に受診していただき、慶應大学病院にて脳波検査を受けていただきます。
10. 各検査の順番はスケジュールにより前後することがあります。
11. 後日こちらより検査結果の概要を郵送させていただきます。
(万が一、検査で明らかな異常が見つかった場合には、その都度ご連絡させていただきます)
(4) 研究へのお申込み方法
主治医の先生と本研究の参加についてご相談の上、お申し込みください。
①登録フォームから
ご登録フォーム:http://psy.keiomed.jp/mtr-lab_mri-tms-eeg.html
QRコードからもご覧いただけます。
②メールから
keio.tms.research@gmail.com
に、「自閉スペクトラム症の研究参加希望」とお伝えください。
その後、折り返し連絡いたします。
(5) 担当者よりメッセージ
研究責任者より(特任講師・野田賀大)
自閉スペクトラム症の症状は非常に多彩であるにもかかわらず、それらの背景にある脳機能の詳細は分かっていません。本研究のよって、自閉スペクトラム症の症状と関わりのある脳のメカニズムを解明することを目指します。ご興味のある方はぜひご参加ください!
研究担当者より(特任助教・増田史)
今回の研究の結果をもとにして、少しでも自閉スペクトラム症の方が暮らしやすくなるような工夫を見つけていく手がかりにしたいと考えています。ご協力いただけるととても嬉しいです。参加のご連絡をお待ちしています。わからないことや不安なことがあれば、いつでもメールやお電話でご連絡ください。
(6) お問い合わせ
住所:〒160-8582 東京都新宿区信濃町35 慶應義塾大学 医学部 精神・神経科学教室
E-mail: keio.tms.research@gmail.com
研究責任者:特任講師 野田賀大
研究担当者:特任助教 増田史
担当者:アシスタント 稲葉恵利
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