クォーク株式会社、企業向け情報ツールに新型コロナの感染追跡機能を追加

社内で感染者が発生した際の濃厚接触者特定を支援

クォーク株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役：大槻悦理）は、企業向けの情報分析ツール「Quark Apps」をプラットフォームとし、新型コロナウィルスの感染追跡を目的とした各種アプリの提供を開始いたしました。

 

ネットワーク図１（ズームイン）

URL：https://qrk.co.jp/expnd
 

【サービス提供の背景】
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、自社内で感染者が出た場合の具体的なプランが必要となっています。混乱の中、迅速に濃厚接触者を特定し隔離すると同時に、非接触者（間接的にも接点がない者）を識別し事業の継続を支援する、そのための情報ツールが求められています。

こうした中、クォークは、Quark Appsに搭載されている「ネットワーク分析機能」を流用し、新型コロナウィルスの感染追跡に最適化を行いました。具体的には、会議室などの予約情報を取り込む機能、高速大容量のネットワーク分析機能、人物属性連携機能、これらの機能をQuark Appsの利用者へ「追加アプリ」として無料提供することといたしました。

【感染追跡アプリの利用シーン】
・会議、診察、講義などの予約情報を利用した、濃厚接触者の特定
・汚染施設、設備の特定
・濃厚接触者の属性検索
・感染経路、クラスター、スーパースプレッダーの特定及び分析

【感染追跡アプリの特徴】
１．会議室などの予約情報を利用
２．接触状況をネットワーク状に可視化
３．使い慣れたExcelと統合

１．会議室などの予約情報を利用
組織内における感染リスクの高いイベント、例えば企業であれば会議、病院なら診察、学校なら講義などの予約情報を利用します。GoogleカレンダーなどのiClendar形式のファイル（icsファイル）や、Outlookからエクスポートしたcsvファイル、Web上の共有データ等を取り込むことが可能です。

ネットワーク図作成の原理

２．接触状況をネットワーク状に可視化
取り込んだ予約情報から参加者情報を抽出し、参加者どうしのつながりをネットワーク状に可視化します。これにより、直接接触が疑われる者、間接的に接点がある者、間接的にも接点が認められない者を明確に識別することができます。またネットワーク図は、参加者の属性情報と連携しているため、所属や利用施設など様々な切り口でクラスタリングが可能です。

ネットワーク図２（ズームアウト）

​３．使い慣れたExcelと統合

全ての機能はExcelから操作します。使い慣れた環境で操作に迷わず、部門間の共有もスムーズです。また、データはPC内で処理するため、機密情報が漏れる心配もありません。追跡期間の絞り込み、汚染施設や設備の特定、濃厚接触者の詳細検索など、Excelの機能をフルに活用できます。

Quark Appsの追加アプリ

【会社概要】
会社名：クォーク株式会社（英文表記：Quark Inc.）
設立：2008年9月3日
所在地：東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア 4F
資本金：10,000,000円
代表取締役：大槻 悦理（おおつき よしみち）
事業内容：情報分析ツールの開発販売、戦略プランニング
コーポレートサイト：https://qrk.co.jp

【お問い合わせ】
https://qrk.co.jp/#contact

【参考リンク】
Quark Appsについて
https://qrk.co.jp/price
Quark Apps機能一覧
https://qrk.co.jp/app-list