「カクテルパーティー効果」を利用した、耳の感覚を研ぎ澄ますアクセサリー「KIKIMIMI(キキミミ)」が誕生。10月1日より販売開始。

インターフェイスを考えるデザイン会社によるヒューマンオーグメンテーション(人の機能拡張)プロジェクト

Webやアプリなどの制作を行うハイジ・インターフェイス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:蒲澤宏、以下「ハイジ・インターフェイス」)とUNNeutral(アンニュートラル、代表:荒井亮)は、聴覚を拡張するアクセサリー「KIKIMIMI(キキミミ)」を共同で開発。Webサイトを開設し、「国際音楽の日」にあたる10月1日にオンライン販売を開始した。

 

■「KIKIMIMI(キキミミ)」について

「KIKIMIMI(キキミミ)」は、「聴く」意識を高め、耳の感覚を研ぎ澄ますことを目的としたアクセサリー。ポリプロピレン(PP)樹脂でできたシートを折り紙のように折って留めることで組み立てるため、軽量で持ち運びやすく、手軽に携帯しやすい形状となっている。着用すると「両手で耳を覆ったような形」となることから、特に顔の正面からの音にフォーカスされ、何も付けていないときよりも話し声や音楽などが聞き取りやすくなることが特徴(*1)。また、組み立てたときのデザイン形状には平行面がないため、フラッターエコーと呼ばる音響障害の発生を抑えられる。上記により、いわゆる「カクテルパーティ効果(*2)」に近い聞こえをもたらすことを期待している。

当初、音楽ライブや野外フェスなどの会場で販売することを想定しており、複数の音楽フェスティバルやアーティストとのコラボレーションを計画し、新しい音楽体験グッズとしての需要を見込んでいた。コロナ禍において音楽イベントが相次いで中止となる中、「隣にいる人のつぶやきに耳を傾ける、今まで気が付かなかった音に耳を澄ます」といったイメージから改めて商品コンセプトを見直し、着用時のルックと「聞き耳」を立てる様子から商品名を「KIKIMIMI」と命名。目の前の音に集中して向き合いたいときや、特定の音楽や会話をよく聞きたいときに着用するアクセサリーとしてのポジショニングを検討した。利用シーンとしては、自宅で映画や動画サービスを集中して楽しみたいとき、リモートワーク時のオンラインミーティングで相手の声をよく聞きたいとき、屋外やキャンプ場などで鳥や虫の音を探したいとき、家庭内における高齢者の聞こえの補聴としての利用など、様々な場面で「聞き耳」を立てたい瞬間での利用を想定している。商品は2020年10月1日(木)より公式サイトにてオンライン販売を受付開始。スカイブルー、レモンイエロー、クリアピンクの3色セット(6枚入り)で2,980円(税別)となっている。

▷「KIKIMIMI(キキミミ)」公式サイト:http://kikimimi.fun/

 

 


■「KIKIMIMI」誕生の経緯とオープン型プロジェクト

「KIKIMIMI(キキミミ)」は、インターフェイスとしての耳の機能を考える「PlayEar(プレイイヤー)」プロジェクトの一つとして、ハイジ・インターフェイス社内外のメンバーによるラボラトリー型R&Dの形で開発がスタート。3Dプリンターでのプロトタイピングを経て、金型開発にあたっては次世代型知育パズル「ovov(オブオブ)」などのオリジナルプロダクトを手掛ける株式会社室島精工(本社:石川県かほく市、代表:室島満)と協力し、繰り返し折り曲げても耐久性を保てる本体素材や留め具の強度を検証し、熟練の技術で最適な形状に落とし込んだ。販売に向けた商品名やロゴ開発を含むブランディングを、企業のコンセプトメイキングやキャラクターデザインなどを手がけるSTUDIO HOLIDAY(本社:東京都港区、代表:堀内弘誓)が担当した。


近年、耳を取り巻くアイテムとしてのイヤフォンの進化は著しく、ノイズキャンセリング機能や耳を塞がないオープンイヤー型イヤフォンなどがトレンドとなっているが、デジタル技術を使わずにカジュアルに補聴を行うアイテムはあまり存在しないことから、アコースティックタイプの補聴アイテムとしての市場創出を目指してリリースされた。将来的には、本プロジェクトをベースに様々なセンサーやBluetooth通信などによるIoT化も検討しており、既にジャイロセンサーや加速度センサーを搭載し、周囲の音や着用者の動きに合わせて様々な色に発光する「LEDバージョン」の試作品開発も行っている。今後もオープン型のコラボレーションとして、音響メーカーや素材メーカー、各種センサーを扱う会社などと、この取り組みに賛同するパートナーを広く求めながらプロトタイプ開発や実証実験を行っていく予定。興味のある企業・チームは下記よりお問い合わせください。


 


*1:無響室での実験において、特定の周波数(500〜2,000Hz)にて無着用時に比べて着用時の方が集音効果が高いとの測定結果が得られた。

*2:カクテルパーティーのように大勢の人がそれぞれに雑談している環境において、自分が興味のある人の会話や自分の名前などは自然と聞き取ることができる。このように人は「音声情報を無意識に選択して聞き取る」処理をしていると考えられている。

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■ハイジ・インターフェイス株式会社について
人と人、人とモノをつなぐ、インターフェイスをつくる会社です。Webやアプリを中心に、インタラクティブな展示装置、モーショングラフィックスやVR、ロボットなど、インターフェイスを幅広く捉え、企画制作に取り組んでいます。

代表取締役CEO:蒲澤 宏
設立:2010年1月
事業内容:
・UI/UXプランニング
・Webサイト/システムの企画制作
・デジタルデバイスのインターフェイスおよびコンテンツの企画制作
・アプリケーションの企画制作販売
・インタラクティブ演出
URL:https://hyge.co.jp/

 

■UNNeutral(アンニュートラル)について
人があるべき理想の姿(=ニュートラル)に対して、アンバランスな状態の心地よさや機能中心主義ではない佇まいについて考えるクリエイティブプロジェクト。様々な形でのヒューマンオーグメンテーション(人の機能拡張)を目指し、コンセプトメイクやプロトタイピングなど、オープン型のコラボレーションを提案している。

代表:荒井 亮
設立:2018年1月
事業内容:
・人の機能拡張に関するサービス、プロダクト開発
・コミュニケーションプランニング、コンサルティング
 



【報道関係者さま お問い合わせ先】
ハイジ・インターフェイス株式会社 担当:荒井
Tel: 03-6407-8851 Fax: 03-6407-8852
Email: info@hyge.co.jp
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