障がい者の不安や緊張を緩和させる「スヌーズレン※」用設備 朝霞市福祉施設へ寄贈
~ 誰もが安心できる、より良い社会環境整備への貢献 ~
※ スヌーズレン (Snoezelen)
1970年代のオランダで始まった知的障がい者向けのレクリエーション活動(または理念)です。オランダ語の「クンクンとあたりを探索する」(snuffelen)と、「うとうとくつろぐ」(doezelen)という言葉を掛け合わせた造語で、重度の知的障がいを持つ方でも楽しめる光、音、におい、振動、温度、触覚など五感を優しく刺激することで心地よい空間を作り出し、リラックス効果などを得られるとされています。現在では障がい者施設のみならず、認知症のケアをはじめさまざまな分野に応用されています。
寄贈品は、抱きついて泡の振動や音を感じたり、ライトアップされた本体を眺めることで興奮状態を鎮静化しリラックス効果が得られるとされる「バブルチューブ(筒状の水泡発生器具)」をはじめとする「スヌーズレン」用設備一式です。
テイ・エス テックグループは、継続的な事業成長と企業理念(「人材重視」「喜ばれる企業」)の実践にあたり、中期経営計画に「ESG経営の基盤構築」を掲げております。この度、その取り組みの一つとして、朝霞市の障がい者就労支援などの福祉サービスを行う2施設(はあとぴあ、障害者ふれあいセンター)に、重度知的障がいのある方が活動の場で抱える不安や緊張の緩和を図る「スヌーズレン」用設備を寄贈いたしました。導入設備は、より良い環境づくりにお役立ていただく予定です。
当グループは、今後も継続的な社会貢献活動を通じて、存在を期待され「喜ばれる企業」の実践に取り組んでいきます。
寄贈式
日時:2018年12月21日(金)15:00~
場所:朝霞市総合福祉センター(はあとぴあ)
出席者:右から
社会福祉法人 朝霞市社会福祉協議会 松尾会長
朝霞市 富岡市長
テイ・エス テック㈱ 総務部総務課 影浦課長
テイ・エス テック㈱ 総務部総務課 荻原主幹
東洋大学ライフデザイン学部 嶺准教授*
*スヌーズレン機材の研究開発に取り組まれております。
【朝霞市への主な貢献活動】
2006年~2017年
車いす45台寄贈
リクライニング式車いす1台、ティルト式車いす1台寄贈
福祉車両(ホンダゼスト車いす仕様)寄贈
災害用簡易組立ベッド16セット寄贈
朝霞市社会福祉協議会へワゴン車1台(ホンダステップワゴン)寄贈
2018年
当社の新本社建屋内の社員食堂に障がい者の就労支援を担う常設カフェ売店を設置
(運営は朝霞市社会福祉協議会に委託)
スポーツ大会用大玉及び空気入れコンプレッサーを寄贈
会社概要
社 名:テイ・エス テック株式会社 [東証1部証券コード:7313]
設 立:1960年12月5日
代 表:代表取締役社長 保田 真成
資 本 金:4,700百万円
本 社 :〒351-0012 埼玉県朝霞市栄町3丁目7番27号
事業内容:四輪車用シート、四輪車用内装品、二輪車用シート、
二輪車用樹脂部品等の製造販売
U R L :http://www.tstech.co.jp
すべての画像