Water for All(すべての人に水を)東ティモールで水・衛生改善プロジェクト始動
SDGs7つのゴールに向けて
このプロジェクトは、持続可能な開発目標(SDGs)のゴール6「安全な水とトイレを全世界に」のみならず、1「貧困をなくそう」、2「飢餓をゼロに」、3「すべての人に健康と福祉を」、4「質の高い教育をみんなに」、5「ジェンダー平等を実現しよう」、11「住み続けられるまちづくりを」の7つ目標達成に向けたアトラスコプコの活動です。
Water for All(すべての人に水を)
Water for Allは、1984年に親会社であるスウェーデンのアトラスコプコAB本社従業員よって始められた、従業員主導による社会貢献・地域支援活動です。世界各国の従業員の自主的な寄付金をもとに、会社がその活動や資金を支援する形で世界中のきれいな飲み水に恵まれない地域でプロジェクトを実施しています。現在、アトラスコプコグループの全世界50カ国以上の国々で、8千名以上の従業員がメンバーとなっています。昨年一年間で、5大陸29カ国で45のプロジェクトを実施し、33万人以上の人々がきれいな水の恩恵を受けることができました。活動開始以来の総受益者は250万人以上に上ります。グローバルウェブサイト:https://www.water4all.org(英語)
Water for Allジャパン
日本では2014年に活動を開始し5年目となります。現在120名強、グループ会社全従業員の2割程度が活動に賛同し、毎月一定金額を自主的に寄付しメンバーとなっています。プロジェクトはその寄付金をもとにNGOを通じて実施され、昨年までにウガンダ共和国ワキソ県の村に井戸を3基と小学校に雨水タンクを1つ寄贈してきました。現地からは「遠くまで水を汲みに行かずに済むようになった」「生活が著しく改善した」「学校へ通えるようになった」「村、コミュニティの結束が強まった」等の多くの感謝の言葉が届いています。
2019年のプロジェクト
本年は、東ティモールでの水・衛生状況改善プログラムを支援することになりました。東ティモールはアジアで最も貧しい国のひとつで、きれいな飲み水の普及率が低く深刻な水の問題をかかえています。日本とは少しだけ歴史的かかわりもあり、同じアジアの一国として支援することを決定しました。
東ティモールでは、地方自治体が当該地域のすべての人の水・衛生へのアクセスを実現する為の事業を運営・実施する責任を持ちます。一方、地方自治体の能力が十分でない為、地域の現状把握とそれに基づく給水設備設置・改修計画の立案と実施、既存の設備の維持管理が適切に行われていません。その結果、同国のわき水利用型給水設備のうち80%が設置後2年以内で一部故障または全故障に陥っていることが確認されました。
この現状を改善する為に、東ティモールでの水支援活動に実績のあるNGOウォーターエイドと協議を重ね、Water for Allジャパンが資金援助をする形で「東ティモールにおける行政の水・衛生担当者の能力向上」プロジェクトが7月から開始することとなりました。
フェイスブックページでも紹介しました:https://www.facebook.com/atlascopco.Jp
Water for Allチャリティーラン
日本ではまた、Water for All活動の認知向上と資金調達、さらには従業員の健康促進の為、年に一回「Water for Allチャリティーラン」というイベントを開催しています。これは、東京、大阪、名古屋で行われるリレーマラソンに年に一度Water for Allチームで参加し、走った距離または時間に応じて会社から寄付金が与えられるというイベントです。Water for Allのメンバーだけでなく、アトラスコプコグループの従業員とその家族も参加できるイベントとしても人気があるものです。昨年は第5回で、大阪で開催され約70名が参加しました。今年の同イベントは、名古屋近郊で11~12月に予定しています。
<アトラスコプコグループ Atlas Copco Group>
本社: スウェーデン ストックホルム
CEO: マッツ・ラームストロム(Mats Rahmstrom)
アトラスコプコはスウェーデンのストックホルムに本拠を置き、180カ国以上にお客様を持ち、約3万7千人の従業員を擁しています。事業エリアは、コンプレッサ、真空機器、産業用機器、建設用機器の4部門。2018年売上は950億スウェーデンクローナ/約1兆2千億円。https://www.atlascopcogroup.com
<アトラスコプコグループの日本法人>
・アトラスコプコ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:トーマス・オスタグレン、従業員:252名、取り扱い製品:コンプレッサ/産業機器/建設用機器)https://www.atlascopco.com/ja-jp
・不二空機株式会社(本社:大阪市東成区、代表取締役:トーマス・オスタグレン、従業員:107名、取り扱い製品:産業用機器)
・エドワーズ株式会社(本社:千葉県八千代市、代表取締役:有馬靖二、従業員:489名、取り扱い製品:真空機器)
・ライボルト株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:市川裕子、従業員:34名、取り扱い製品:真空機器)
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