ANA 成田=パース線 新規就航記念 西オーストラリア州 メディアレセプション 開催レポート
駐日オーストラリア大使、西オーストラリア州観光大臣が登壇、スペシャルゲストにパース在住の小島慶子さんが出演し、おすすめ観光スポットや街の魅力を語っていただきました!
西オーストラリア州政府観光局は、ANA 成田=パース線新規就航を記念し、メディアレセプションを8月30日、オーストラリア大使館で開催いたしました。
9月1日より、西オーストラリア州の州都・パースへ、成田からANAの直行便が新規就航します。8年ぶりとなる日本からの直行便就航により、西オーストラリアへの旅が格段と便利に、快適になります。 「世界で最も住みやすい街」として知られるパースは、温暖な気候に恵まれ、インド洋の美しい海、青く広がる空、悠々と流れるスワンリバー、ワイルドフラワーの花の饗宴が見られるキングス・パークなど、自然と都市とが心地よく調和した美しい街です。また、雄大な自然の宝庫、西オーストラリア観光の拠点としても最適で、あらゆる絶景ポイントへのアクセスが可能です。
メディアレセプションには、駐日オーストラリア大使 リチャード・コート、ANA マーケティング室 観光アクション部長 藤崎 良一氏、西オーストラリア州政府 観光大臣 ポール・パパリア、西オーストラリア州政府観光局 日本局長 吉澤英樹が登壇。このたびの直行便就航に際した抱負と、西オーストラリア州の魅力をプレゼンテーションいたしました。
また、スペシャルゲストとして、2014年からパース在住で、日本とパースを行き来されながらエッセイストやタレント、大学研究員など幅広く活躍されている小島慶子さんが登場。在住者ならではの視点で、おすすめ観光スポットやパースの街の魅力を語っていただきました。
【小島慶子さんのコメント】
直行便就航について:
「待ってました!本当に嬉しいです。ダイレクトフライトがあるとお友達にも勧めやすいです。」
実際に暮らしてみたパースの街の魅力:
「とにかく住みやすく、自然と都市の調和が素晴らしいです。福岡市ぐらいの規模で、博多のようにコンパクトで便利な都会があり、その周りに住みやすい郊外があって、ちょっと行けば美しい自然があります。日本との違いは大陸の自然。地球の歴史を感じさせる大きなスケールの自然が、便利な暮らしのそばにあります。また、40年以上多文化共生の国なので、様々な文化の良いところをリスペクトし合って暮らしている社会です。そのため、日本人にとっても暮らしやすいです。また、オーストラリアはすごく親日国なんです。40代の方などは高校時代に日本語を学んだ方も多く、息子たちの学校でも外国語の選択の中に必ず日本語が入っています。」
おすすめ観光スポット:
パース近郊では、ロットネスト島、スワンバレー、バッセルトン、キャナルロックス、マーガレットリバーのカリーの森などを紹介。また、パースから少し離れた観光スポットでは、ペンバートン、アルバニー、シャーク・ベイ(世界自然遺産)などの魅力を語ってくれました。
「マーガレットリバーは日本の人が絶対に好きだと思います。私も大好きで毎年行きます。一言で言うと、軽井沢にハワイがくっついたようなところで、最高です。」
「こうした観光にはドライブがおすすめです。日本と同じ運転方法で、しかも日本よりはるかに道が空いているので、運転に自信がない方でも楽しめます。」
「南半球にいらした時は、ぜひ植物を見てください。これからの9月・10月はワイルドフラワーシーズンで、日本で見慣れている植物とは色も形も香りも全く違い、まるで違う星に来たみたいなワクワクする気持ちになれます。」
最近の流行スポット:
ロットネスト島でのクオッカとの自撮りや、パースのコモ・ザ・トレジャリーやコテスローなど、人気スポットを紹介。「パースには東京にあっても不思議ではないおしゃれで美味しいレストランがたくさんあります。多文化なので食文化が豊かで、色彩が美しくて繊細な、日本人好みの洗練された美しいプレートが出てきます。量もちょうどいいです。」
ご旅行を考えている方へメッセージ:
「パースは、もしかしたら最後に残された観光のパラダイスかもしれません。日本の方は舌も肥えていて、旅の経験も豊富な方が多いと思いますが、他のどこにも似ていない、良いところが一箇所につまった街です。直行便なら朝出たら夜着きますし、時差ボケもありません。そして、逆の季節や全く違う自然を楽しんで、地球の歴史を体感しながら、現代的な洗練されたお料理も楽しむことができる、本当に世界の中で稀な場所です。一人でも多くの方に訪れていただけたらと思います。」
【 登壇者のコメント 】※登壇順
■ 駐日オーストラリア大使 リチャード・コート
本日は、素晴らしい日です!2011年以降の8年間、パースと日本には直行便がありませんでした。でも今は違います。次の日曜日、青い尾翼のANA787型機は、成田空港の滑走路L16を発ちます。わずか10時間の快適な旅で、パース空港が見えてきます。これは乗り換え便と比べ、平均で4-8時間も早くなります。西オーストラリア州出身の者として、これほど嬉しいことはありません。
この便により、西オーストラリア州の新鮮な食材が直接日本に届くと共に、両国間の観光がより充実します。今年オーストラリアを訪れる日本人の数は、推定で48万5千人、前年比で9.5%増が見込まれています。一方、日本に来るオーストラリア人の数は、毎年50万を超えており、国民50人あたりひとり分に該当します。こうしたバランスの良さは、両国の経済、またそれ以上に健全な友好関係にとってプラスになります。これは今日の世界で、模範となる関係であるためです。
現在日本には、ブリスベンやケアンズ、ゴールドコースト、シドニー、メルボルンで直行便が運航しています。わが国の広大な大陸に足を踏み入れる上で、パースは6番目の窓口になります。こうした直行便のネットワークにより、日本の旅行者は自分のスタイルに合った選択ができます。
この直行便は、乗客と貨物の両面でメリットをもたらします。西オーストラリア州は様々な産品を生産しており、迅速な配送は不可欠です。こうした貿易活動を支えるビジネス客にも、ANAによる成田・パース間の最速ルートは便利です。
皆さんと、間もなくパースでお会いできるのが楽しみです。
■ ANA マーケティング室観光アクション部長 藤崎 良一 氏
日豪間の流動数は年々増加しており、ビジネス需要の伸び以上に観光需要が増加しています。パースに関してはビジネス需要が多く、マイニングビジネスにより昔から日本の企業とは親和性も高いです。今まで香港やシンガポールを経由し成田=パースで13時間半かかっていたところが、直行便の就航によって成田からパースまで10時間5分、パースから成田まで9時間40分まで飛行時間が短縮されます。目標としては、ANAの平均搭乗率の70%、9万席の利用を目指しています。両国間の交友の拡大にも貢献していきたいと思っております。
ANAでは、AAAのNissy(西島 隆弘)さんを起用したプロモーションを行っており、20代30代の女性もターゲットにしています。パースには日本人女性が非常に好む観光スポットも多く、ハワイに飽きた方、次のステップに進みたい方にはぴったりな街で、ANAとしてもモデルコースの紹介や関連ツアーを行っています。
まだ西オーストラリアに何があるか知らない方々も多いので、今後の取り組みとして、西オーストラリアをPRし、プレジャー需要を創出してまいります。また、ビジネスでもヒト・モノの流動のさらなる拡大に貢献します。
■ 西オーストラリア州政府 観光大臣 ポール・パパリア
オーストラリア大陸のほぼ3分の1を占める西オーストラリア州には、日本の皆様が休暇を過ごす際に求めるものが全て揃っていると思います。州都のパースは、若い方にも、ファミリーにも楽しんでいただけるコンテンツがたくさんあり、人々はフレンドリーで、クオリティーの高い食やワインも魅力です。パースから車で30分圏内にあるワインの産地 スワンバレーでは、美食を楽しむことができます。南に車で40分行くと、野生のペンギンを見たり、野生のイルカと泳ぐこともできます。そしてロットネスト島には、世界で一番幸せな動物と言われているクオッカがいます。日本と繋がりのある、北部の都市 ブルームでは綺麗な真珠が取れ、世界中に輸出しています。また、世界遺産のニンガルー・リーフでは、非常に美しいバリアリーフを見ることができ、ジンベイザメやクジラ、マンタに出会えたり、シュノーケリングすることもできます。南へ行くと、世界的に有名なプレミアムワインの産地マーガレットリバーがあります。このように少しドライブをしただけで、魅力的なエリアにアクセスできます。
現在、西オーストラリアへの日本人のツーリストは年間で約3万人ほどです。今後はさらに、7万6千人ほどの日本人ツーリストが増えると期待しています。また、西オーストラリアから日本へも多くの方が来ることになります。まずは、今年のラグビー、そしてスキー、来年には桜を見にたくさんの方々が来日されるでしょう。
皆さま、パースでお会いできるのを楽しみしております。
■西オーストラリア州政府観光局 日本局長 吉澤 英樹
西オーストラリア州の魅力についてプレゼンテーション。主要産業や最近の西オーストラリア州と日本の関係、日本からの旅行者におすすめする観光スポットやアクティビティなどをご紹介いたしました。以下、コメント。
西オーストラリアの主要産業は、鉄鉱石をはじめとする天然資源産業で総輸出額の70%を占め、オーストラリア経済に最も貢献している州でと言えます。主要輸出相手国は、中国(47%)に次いで日本(16%)です。また、多種ある農産物のうち、小麦・えん麦の多くは日本に輸出され、讃岐うどんの80%は西オーストラリア州産です。
日本との関係では、西オーストラリア州は兵庫県と、首都パース市と鹿児島市とが姉妹都市です。鹿児島市はちょうどパースと緯度が同じことから提携となりました。そのことからも温暖な気候ということがおわかりいただけるでしょう。
観光スポットの詳細については、次にご登場する小島さんに譲りますが、直行便就航となる9月からはベストシーズンを迎えます。各地で多彩なイベントが繰り広げられますので、ぜひ多くの日本の皆様のお越しをお待ちしています。
【ANA 成田=パース 直行便】
路線: 成田 = パース
※2019年9月1日(日)より新規開設、毎日運航
ダイヤ: NH881 成 田 11:10 ⇛ パース 20:15
NH882 パース 21:45 ⇛ 成 田 08:25(翌日)
使用機材: ボーイング 787 – 8
(184席仕様:ビジネスクラス32席/エコノミークラス 152席)
※当日の運航状況により運航機材が変更となる場合がございます。
【お問い合わせ先】
西オーストラリア州政府観光局 http://www.nonbiri-perth.com
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