北九州新門司地区を新たな物流集積地へ
北九州市および地場企業と連携した総合物流拠点の開発プロジェクトを始動
中古車輸出に特化したロジスティクスサービスを提供するシンク・ロジスティクス株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 一木貴大)は、福岡県北九州市の産業団地マリナクロス新門司において事業用地を取得いたしました。物流拠点として高い優位性をもつ立地特性を活かし、北九州市および地場企業と連携して新門司ロジスティクスセンターの開発プロジェクトを始動いたします。
■プロジェクトの概要 ~鳥栖・福岡エリアに次ぐ第三の物流集積地に〜
北九州の海の玄関口、新門司にあるマリナクロス新門司は、北九州市が産業振興を目的に埋め立てを行った臨海造成地です。九州を南北に縦貫する九州自動車道や、北九州市を起点に大分・宮崎・鹿児島を結ぶ東九州自動車道、九州唯一の24時間空港である北九州空港、JR貨物の取り扱いができる北九州貨物ターミナル駅にアクセスしやすく、産業用の物流拠点として高い優位性を有しております。
さらには本州各地(大阪・神戸・名古屋・横須賀・東京など)を結ぶ内航船のフェリーも充実しており、九州のみならず関東圏・関西圏への物流およびモーダルシフトの取り組みも推進しやすい立地です。
当社は、陸海空の複合輸送を実現しやすく、物流拠点として鳥栖・福岡エリアに匹敵するポテンシャルをもつ新門司の価値を最大限に引き出すべく、北九州市および多様な地場企業の皆様と連携しながら総合物流拠点「新門司ロジスティクスセンター」の構築に向けて取り組んでまいります。
また、本プロジェクトは荷主事業者・港運事業者・船会社・陸送会社・輸出検査会社・車両整備会社など多様なステークホルダーとの共同事業となるため、相互利益につながる事業開発を目指しております。当社は各事業者と密に連携し、行政やマーケットの動向をふまえた競争力と付加価値の高い物流サービスの構築を推進いたします。
■ 用地概要
所在地 |
北九州市門司区新門司一丁目 |
敷地面積 |
73,184.13㎡ |
アクセス |
新門司IC(九州自動車道)から約3.7㎞ |
■ 今後の運用
本ロジスティクスセンターの運用は、当社の主要サービスである中古車輸出ヤード運営事業からスタートいたします。2024年6月中旬より車両の搬入を開始し、7月中旬からコンテナバンニングを実施する予定です。
また今後は、立地の優位性を活かした新規事業(新車のヤード運営業、マルチ倉庫業など)も展開していく予定です。地場企業の方々のお力を借りながら世の中のニーズに即したサービスを提供し、地域の付加価値創出に貢献できるよう努めてまいります。
■ キックオフイベントの様子
去る2024年5月31日(金)、リーガロイヤルホテル小倉にて関係者の方々との懇親を兼ねたキックオフイベントを開催いたしました。
■ 関係者コメント
【北九州市 港湾空港局 物流振興課長 鈴木 啓介様 より】
新門司地区ひいては北九州市の物流拠点としてのポテンシャルに着目され、企業進出していただいたことを大変喜ばしく思っております。新門司は自動車の物流拠点としても以前から活用されており、昨今は2024年問題やモーダルシフトで注目が高まっております。今後、シンク・ロジスティクス株式会社様のお取り組みによって、北九州港の取扱貨物の増加あるいは施設の利用促進につながるものと大変期待しております。将来性や拡張性のある構想・計画も伺っておりますので、港だけではなく北九州市全体の活性化にも貢献していただければと思っております。
【シンク・ロジスティクス株式会社 代表取締役社長 一木 貴大 より 】
今回取得した用地は、数十年にわたり活用されていない遊休地でした。当社は本用地を物流拠点として価値ある場所に転換・再生させ、地域や関係者の方々に活力を与えられるような事業を推進してまいります。設立11年目の当社にとって社運を賭けたチャレンジングなプロジェクトとなりますが、お力添えをいただける関係者の方々ならびに信頼する当社社員と共に、新門司のポテンシャルを最大化できるような仕組みづくりに尽力いたします。
■ 本プロジェクトの参加企業様(順不同)
北九州市、門司港運株式会社、株式会社ジェネック、BSK
三井倉庫九州株式会社、博菱港運株式会社
西邦海運株式会社 博多事務所
北九州市港湾空港局港湾整備部計画課、北九州市港湾空港局物流振興課
北九州市産業用地 企業立地支援課、
福岡銀行、三菱地所リアルエステートサービス株式会社
株式会社商工組合中央金庫 福岡支店、
エムエスシー日本合同会社
SITC JAPAN株式会社、コスコシッピングラインズジャパン株式会社、SYNC LOGISTICS
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