【日本初の大型展覧会開催・記念トークショー10月5日開催】現代 アウトサイダーアート リアル − 現代美術の先にあるもの −
「生命感をパッと、平気で世界に開く、型破りの純粋さ。無条件に生きる芸術。」岡本太郎にこう言わしめた、障がいのある人々の表現。
既存のアカデミズムの外側で生まれるこうした表現はアウトサイダーアートと呼ばれ、コンセプト重視の現代美術と対をなす一つの概念として、世界では、精神的な面から美術を再考する大きな潮流になりつつあります。純粋に作り描く。そこから生まれるこれらの表現は、息を呑むような発想と生命力に溢れています。彼らが創作する姿は、生活の中に多くの生きづらさを抱え、さらに、私たちの知的な活動がAIにとって代わられようとしている今だからこそ、人間の感性や身体の決定的な大切さを教えてくれます。そんな現代にこそ、「心身障害福祉の父」糸賀一雄が言ったように、「この子らを世の光に」ではないでしょうか。しかし、発信力に欠ける彼らの創作物が「作品」として世に出てくるには、常に第三者の深い関与が必要です。この展覧会がその役割を担えれば。そう願って、現代の日本で活発に活動する36名の作品を純粋にアートとして厳選しご紹介します。また、この分野の先達たちの軌跡を辿り、戦後の荒廃した日本で、障害のある人々が表現することと出会った日本独自のルーツを振り返ります。
報道関係各位
2019年10月2日
一般社団法人 Arts and Creative Mind
【日本初の大型展覧会開催・記念トークショー10月5日開催】
現代 アウトサイダーアート リアル − 現代美術の先にあるもの −
会期:2019年9月7日(土)〜10月27日(日)
会場:GYRE GALLERY /GYRE 3F 東京都渋谷区神宮前5-10-1
オリンピック・パラリンピックを目前に、近年国内でもにわかに注目を浴び始めた、アウトサイダーアート、アール・ブリュット。既存の西洋美術史の規範を離れた場所で制作されるこれらの表現には、必然的に心身に障がいのある作家が多く含まれ、保護促進すべきものとして、日本では福祉の文脈で語られることが多いのが現状です。しかし、世界的には、、コンセプト重視の現代美術と対をなす一つの概念として、精神的な面から美術を再考する大きな潮流として注目されています。
この展覧会では、その役割を担い、現代の日本で活発に活動する36名の作品を厳選して、約2か月間の長期にわたり表参道のGYRE GALLERYにてご紹介します。さらに、この分野の芸術がどのようにして発見され発信されてきたかを振り返ります。そして、従来の位置付けに留まらない、人間の本能に働きかける、彼らのアートの無限の可能性を見つめ、21世紀にふさわしい多様なアートの世界をご堪能頂ければ幸いです。
また、10月5日の14時には、本展覧会を記念して、社会生物学者として注目される長谷川眞理子先生や、スペースコンポーザーとして活躍する谷川じゅんじ氏が登壇するトークショーを開催します。入場無料、先着でのご案内となります。社会の規範やシステムから離れたところで生み出される障がい者の表現から我々が学ぶこととは。人が表現することの意味と謎についてトークします。
【展覧会開催概要】
展覧会タイトル:現代 アウトサイダーアート リアル − 現代美術の先にあるもの −
会期: 2019年9月7日(土)〜10月27日(日) 11:00 – 20:00
会場:GYRE GALLERY /GYRE 3F 東京都渋谷区神宮前5-10-1
URL:https://gyre-omotesando.com/artandgallery/outsiderart/
【トークショー開催概要】
トークショータイトル:「SEIZE THE DAY 今を生きろ」〜障がいのあるアーティストからのメッセージ
日時: 2019年10月5日 (土)13:30-15:30 15:30-16:30(登壇者を交えての懇親会)
会場:GYRE GALLERY /GYRE 3F 東京都渋谷区神宮前5-10-1
URL:https://gyre-omotesando.com/topics/2019/09/24/トークイベント開催『seize-the-day-今を生きろ』
アウトサイダーアートを高く評価する一青窈さんが数々の絵に触れて感じた想いから、詩を作られました。展覧会カタログに全文を掲載しておりますが、ここに一部抜粋いたします。
『いる』
……彼らの作品からは
ひたすらに
生きることに前向きな
それでいて清々しい勇気をもらえるばかりなのです……
皆様のお越しをお待ちしております。
【開催概要】
共催: GYRE/一般社団法人 Arts and Creative Mind
展覧会総合キュレーター・プロデューサー: 杉本志乃 (一般社団法人Arts and Creative Mind 代表理事・ACM Gallery ディレクター)
アートディレクション: ヒロ杉山 (京都造形大学客員教授、Enlightenment 代表)
写真:猪原悠
事務局: 萩中華世 (一般社団法人 Arts and Creative Mind 理事)
助成: 日本財団 ・アーツカウンシル東京(Tokyo Tokyo Festival 採択事業)
協賛: プレミアムワイン株式会社
協力: ACM Gallery 、HiRAO INC 、Enlightenment 、服部正(甲南大学)、山下陽一(落穂寮)、池谷正晴(第二栗東なかよし作業所)、加藤秀樹(構想日本)、capacious(大阪)、北海道アール・ブリュットネットワーク協議会 、株式会社アイム
出展作家
GAKU・加地英貴・高山勝充・茶薗大暉・山根ゆか・有田京子・黒瀬貴成・ミルカ・りくと・尾崎玖弥佳・吉田幸敏・ほんままい・岡部志士・西川泰弘・野口敏久・白田直紀・箭内裕樹・渡邊あや・藤橋貴之・XL・櫻本京一・伊藤太郎・岩本義夫・三本木海人・水野貴男・神楽谷・藤原正一・西原清次・井上優・大家美咲・岡元俊雄・城谷明子・中尾涼・杉本英司・西下紘生・山本鷹一 以上36名
*特別出展:近江学園(村木勇)・落穂寮・なかよし窯(澤田真一・紺谷彰男)びわ湖学園(葛田恵美・梅本良純)
参加団体
アイム(神奈川)・アトリエライプハウス(大阪)・Yellow(大阪)・KAeRU(北海道)・かたるべの森(北海道)・希望の園(三重)・工房集(埼玉)・新明塾(京都)・SWING(京都)・studio COOCA (神奈川) ・灯心会(岡山)・西淡路希望の家(大阪)・やまなみ工房(滋賀)・WaC(静岡)以上14団体 その他全国の福祉作業所
2019年10月2日
一般社団法人 Arts and Creative Mind
【日本初の大型展覧会開催・記念トークショー10月5日開催】
現代 アウトサイダーアート リアル − 現代美術の先にあるもの −
会期:2019年9月7日(土)〜10月27日(日)
会場:GYRE GALLERY /GYRE 3F 東京都渋谷区神宮前5-10-1
オリンピック・パラリンピックを目前に、近年国内でもにわかに注目を浴び始めた、アウトサイダーアート、アール・ブリュット。既存の西洋美術史の規範を離れた場所で制作されるこれらの表現には、必然的に心身に障がいのある作家が多く含まれ、保護促進すべきものとして、日本では福祉の文脈で語られることが多いのが現状です。しかし、世界的には、、コンセプト重視の現代美術と対をなす一つの概念として、精神的な面から美術を再考する大きな潮流として注目されています。
表現することが生きることと直結し、時に一人だけの世界で制作をする障がいのある人々。それは、人が表現することとは何かを問うていいます。しかしながら、創作物が『作品』として世の中に出てくるには、常に第三者の深い関与が必要となります。
この展覧会では、その役割を担い、現代の日本で活発に活動する36名の作品を厳選して、約2か月間の長期にわたり表参道のGYRE GALLERYにてご紹介します。さらに、この分野の芸術がどのようにして発見され発信されてきたかを振り返ります。そして、従来の位置付けに留まらない、人間の本能に働きかける、彼らのアートの無限の可能性を見つめ、21世紀にふさわしい多様なアートの世界をご堪能頂ければ幸いです。
また、10月5日の14時には、本展覧会を記念して、社会生物学者として注目される長谷川眞理子先生や、スペースコンポーザーとして活躍する谷川じゅんじ氏が登壇するトークショーを開催します。入場無料、先着でのご案内となります。社会の規範やシステムから離れたところで生み出される障がい者の表現から我々が学ぶこととは。人が表現することの意味と謎についてトークします。
【展覧会開催概要】
展覧会タイトル:現代 アウトサイダーアート リアル − 現代美術の先にあるもの −
会期: 2019年9月7日(土)〜10月27日(日) 11:00 – 20:00
会場:GYRE GALLERY /GYRE 3F 東京都渋谷区神宮前5-10-1
URL:https://gyre-omotesando.com/artandgallery/outsiderart/
【トークショー開催概要】
トークショータイトル:「SEIZE THE DAY 今を生きろ」〜障がいのあるアーティストからのメッセージ
日時: 2019年10月5日 (土)13:30-15:30 15:30-16:30(登壇者を交えての懇親会)
会場:GYRE GALLERY /GYRE 3F 東京都渋谷区神宮前5-10-1
URL:https://gyre-omotesando.com/topics/2019/09/24/トークイベント開催『seize-the-day-今を生きろ』
アウトサイダーアートを高く評価する一青窈さんが数々の絵に触れて感じた想いから、詩を作られました。展覧会カタログに全文を掲載しておりますが、ここに一部抜粋いたします。
『いる』
……彼らの作品からは
ひたすらに
生きることに前向きな
それでいて清々しい勇気をもらえるばかりなのです……
皆様のお越しをお待ちしております。
【開催概要】
共催: GYRE/一般社団法人 Arts and Creative Mind
展覧会総合キュレーター・プロデューサー: 杉本志乃 (一般社団法人Arts and Creative Mind 代表理事・ACM Gallery ディレクター)
アートディレクション: ヒロ杉山 (京都造形大学客員教授、Enlightenment 代表)
写真:猪原悠
事務局: 萩中華世 (一般社団法人 Arts and Creative Mind 理事)
助成: 日本財団 ・アーツカウンシル東京(Tokyo Tokyo Festival 採択事業)
協賛: プレミアムワイン株式会社
協力: ACM Gallery 、HiRAO INC 、Enlightenment 、服部正(甲南大学)、山下陽一(落穂寮)、池谷正晴(第二栗東なかよし作業所)、加藤秀樹(構想日本)、capacious(大阪)、北海道アール・ブリュットネットワーク協議会 、株式会社アイム
出展作家
GAKU・加地英貴・高山勝充・茶薗大暉・山根ゆか・有田京子・黒瀬貴成・ミルカ・りくと・尾崎玖弥佳・吉田幸敏・ほんままい・岡部志士・西川泰弘・野口敏久・白田直紀・箭内裕樹・渡邊あや・藤橋貴之・XL・櫻本京一・伊藤太郎・岩本義夫・三本木海人・水野貴男・神楽谷・藤原正一・西原清次・井上優・大家美咲・岡元俊雄・城谷明子・中尾涼・杉本英司・西下紘生・山本鷹一 以上36名
*特別出展:近江学園(村木勇)・落穂寮・なかよし窯(澤田真一・紺谷彰男)びわ湖学園(葛田恵美・梅本良純)
参加団体
アイム(神奈川)・アトリエライプハウス(大阪)・Yellow(大阪)・KAeRU(北海道)・かたるべの森(北海道)・希望の園(三重)・工房集(埼玉)・新明塾(京都)・SWING(京都)・studio COOCA (神奈川) ・灯心会(岡山)・西淡路希望の家(大阪)・やまなみ工房(滋賀)・WaC(静岡)以上14団体 その他全国の福祉作業所
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