専門のエンジニアじゃなくてもモノを動かせる!? 株式会社スマートロボティクスが、Pythonから操作可能なコンパクトサイズのモーター販売を開始しました。
オールインワン・アクチュエータ「Buildit Actuator」販売開始のご案内
各種ロボットを開発する株式会社スマートロボティクス(本社:東京都千代田区、代表:高田 進一朗)は、2020年3月より当社開発製品の「Buildit Actuator」(ビルディットアクチュエータ)の販売を開始したことをお知らせいたします。
■「Buildit Actuator」(ビルディットアクチュエータ)とは?
本製品は、減速機、クロスローラベアリング、多回転対応エンコーダ、モータ、ブレーキ、サーボドライバが内臓されている『コンパクトサイズのオールインワン・アクチュエータ』です。保持ブレーキやベアリング機構、駆動用や位置決め用の制御回路が内臓されているため、ロボットアーム開発の設計・製造コスト削減に貢献できます。また、ロボットだけではなく、IoT機器や部分的な自動化ツール(バルブ開閉/カメラ雲台/展示会のオブジェ/アームロボットのプラス1軸の自動化など)としてご活用いただけます。
メカエンジニアでない方も、簡単にモノを動かすことが可能です。
■ 特長
◎ シンプル構成でセットアップも簡単
・本製品と電源24V(DC24V)、ホスト(パソコン)を接続いただくだけのシンプルな構成です。
・セットアップは約3分です。
◎ Pythonから操作が可能
・制御用コマンドの記述には、AI開発領域でも高いシェアを誇るプログラミング言語である「Python」から操作が可能、Pythonライブラリを公開しております。
・マイコンボードにプログラムを組込み、無線LANやBluetoothを利用することで、パソコンなし&配線レスで利用できます。
「Buildit Actuator」α版を使用したイベント展示用のスカラロボット
テーブルに散らばったペンを認識して、ハンドで掴んで箱に片付けます。
・第一軸と二軸に当社アクチュエータを使用
・距離センサとDeepLearningでペンを認識
・積み重なったペンも手前から順につかむことが可能
・ペンの認識に用いているニュートラルネットワークは、クイーンズランド工科大学が開発したものを参考に当社が開発
2020年3月販売開始の製品は、「Buildit Actuator」(型番:BA-70-100-HD)となります。
以下の詳細は、当社のホームページよりご確認ください。
製品詳細:https://www.smartrobotics.jp/products/
Pythonサンプルコード:https://www.smartrobotics.jp/products/python.html
■ 今後の展開
今後は、小出力・高出力、減速比を軸として、ラインアップ拡充を進めてまいります。また、現在当社で開発している「トマト収穫ロボット」のロボットアームや台車、カゴのローディングなどにも「Buildit Actuator」を活用をしていく予定です。
将来的には、当社アクチュエータを搭載したロボットにアプリケーションに応じたソフトウエア技術をパッケージし、システムインテグレーションの手間を減らして導入できるソリューションの提供も目指していきたいと考えております。
株式会社スマートロボティクス 会社概要
代表者:代表取締役 高田 進一朗
本社所在地:東京都千代田区東神田二丁目4番6号 S-GATE秋葉原8階
設立:2016年 3月
資本金:109百万円(資本準備金含む)
事業内容 :ロボット関連製品開発・販売/ロボット・ドローン・IoT機器開発(ハードウェア及びソフトウェア)URL: https://www.smartrobotics.jp/
本件に関するお問い合わせ
株式会社スマートロボティクス 広報担当
E-Mail:info@smartrobotics.jp
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