【新型コロナウイルス】特定非営利活動法人コンフロントワールドは、ウガンダ農村部に石鹸と手洗いを届ける緊急支援第二弾を実施
手洗いの環境を届けることで、経済活動を止めずに感染を抑制する仕組みづくり
新型コロナウイルス感染症の感染がアフリカ・ウガンダ共和国内においての拡大が確認される中、特定非営利活動法人コンフロントワールドでは、同国農村部にて活動する現地パートナーNGOと協働し、感染予防のための緊急支援第二弾を実施致します。
特定非営利活動法人コンフロントワールドは、アフリカ・ウガンダ共和国の農村部に石鹸や手洗い環境を届ける緊急支援の第二弾を実施致します。
◯背景
弊団体は、約3年間にわたり現地パートナーNGOと協働し、ウガンダ共和国のブタンバラ県にて衛生環境改善活動を行って参りました。
ウガンダ共和国の人々に安全な水を届けるために小学校に貯水タンクと浄水フィルターを建設し、HIV陽性者やその家族に対し清潔に利用できる家庭用トイレを届け、同時に手洗い教育を実施してきました。
そして、2020年には新型コロナウイルス緊急支援第一弾として「ウガンダ農村部に石鹸と手洗いを届けるクラウドファンディング」を行い、同年11月までにウガンダ共和国ブタンバラ県で手洗い装置提供などの支援を行いました。
(クラウドファンディングの詳細は下記)
https://readyfor.jp/projects/covid19-uganda
緊急支援第一弾の成果は以下の通りです。
- コミュニティリーダー158名への啓発活動
- 10のコミュニティーセンターでの啓発活動
- 2,000世帯(約10,000人)へ簡易手洗い装置と2つ以上の石鹸の提供
- 65名のヘルスワーカーへ消毒液などの物品の提供
- 20の村へ手洗いの啓発活動
- 20の保健省、7の警察署、10のセンター、15の市場へ計125個の大型手洗い装置を提供
これらの緊急支援やロックダウンの成果から、ブタンバラ県での感染者数は2名、死者0名と周辺地域と比較して感染者数を抑えることができました。
ウガンダ共和国では、ロックダウンの制限により感染拡大を抑えることができていました。しかし、国民の生活のためには経済活動を再開させる必要があり、ロックダウンを延長させることができず、学校や教会の再開などにより感染拡大が促進している現状にあります。
1月6日時点でウガンダ共和国全体の感染者数は36,407名を超え、死者290名と感染者数
も増加しています。
経済活動を止めないまま感染を抑制する仕組みを作るため、緊急支援第二弾として手洗いに関する支援を継続することと致しました。
◯支援内容
現在ブタンバラ県では、
- 容易に手洗いができない(第一弾の支援により手洗い環境は増えたものの、未だ3割ほど)
- 手洗いの重要性を知らない人が多い
という課題があります。
そのため、
- ブタンバラ県の出来るだけ多くの住民に、水アクセスのための設備・手洗い設備・石鹸を届ける
- 新型コロナウイルス感染症予防のための手洗いの啓発活動を実施する
ことを目的として支援を実施いたします。
具体的な支援内容は以下の通りです。
- 手洗い装置の設置
- 石鹸を生産する施設の設置
- 貯水タンクと浄水フィルターの建設
特定非営利活動法人コンフロントワールドは「不条理の無い世界の実現=生活と権利が保障され、誰もが自分で未来を決められる社会の実現」を目的とした、2018年3月に設立された特定非営利活動法人です。
これまでのウガンダ共和国における衛生環境改善活動に加え、タンザニアでの学校建設、ペルー刑務所発ファッションブランドの日本販売、ウガンダ共和国での南スーダン難民支援活動等を行ってきました。
今回、活動地の一つであるウガンダ共和国ブタンバラ県において、新型コロナウイルス感染症の感染予防のための緊急支援第二弾を実施致します。
ウガンダ共和国ブタンバラ県での「石鹸」と「手洗い」を届けることに関しては、弊団体、そして現地パートナーNGOにしか取り組むことが出来ない現状です。
一刻も早く、取り組んでいきます。
この緊急支援を応援してくださる方は、どうかご支援をお願い致します。
https://syncable.biz/associate/confrontworld/donate
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