産官学連携「量子コンピュータセミナー」開催のお知らせ~最新研究・動向発表~
2020年2月28日(金)、株式会社グリッドと株式会社イトーキの共同開催として「量子コンピュータセミナー」を開催致します。
2020年2月28日(金)、イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA(東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー1F)において、株式会社グリッドと株式会社イトーキの共同開催として「量子コンピュータセミナー」を開催することをお知らせ致します。□開催趣旨昨今、「量子コンピュータ」を取り巻く研究開発技術の躍進により量子コンピュータへの注目が高まっております。2019年には、政府より「量子技術イノベーション戦略」の策定が発表され、関連企業・機関による技術発表が相次ぎました。2020年も昨年に引き続き量子コンピュータ関連の技術進歩は大いに期待出来、国内における量子技術への関心が今後益々高まっていく事が予想されます。
一方で、量子コンピュータ業界はまさに研究開発が開始されたばかりで、ご関心のある方々への理解の場は未だ少ないのが現状です。そこで、量子コンピュータ関連において先進的な取り組みをされている方々と共に産官学連携で本セミナーを開催し、多角的に量子コンピュータに関する最新の研究開発状況、取組みを発表することで、量子コンピュータ活用にご関心のある方々への理解促進と活用推進を図ることを目的と致します。
□概要時:2020年2月28日(金)
場:イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA(東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー1F)
アクセス:https://www.synqa.jp/access/参加費:無料(事前申込制)
□タイムスケジュール
13:00-13:30受付開
13:30-13:35開会挨拶
株式会社グリッド代表取締役曽我部完
13:35-13:55「量子コンピュータの開発に向けた政策と動向」
経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 堤潤也氏
近年、量子コンピュータの開発競争が世界的に加熱しており、昨年10月にはGoogleが量子優位性の実証に成功したとの発表がなされました。一方、国内においても、経産省を含め関連府省の政策にて量子コンピュータの開発を進めているほか、産学官で一体的な開発を進めるべく量子技術イノベーション戦略の取りまとめが進められています。本講演では、これら政策や国内外の動向について紹介します。
13:55-14:45「IBMの量子コンピューティングの研究動向・ビジネス活用の可能性紹介と展望」
IBM 統括本部 研究開発 シニア マネージャ Technology Alliance Executive 部長 岩崎 礼江氏
IBM 東京基礎研究所IBM Q Hub at Keio University -IBMリードQ & AI Acceleration Center
部長 渡辺 日出雄氏
日進月歩の最新技術として注目されている量子コンピュータ技術ですが、実用に向けて弊社(IBM)も様々な取り組みを企業、大学、研究機関と行なっております。本講演では、IBMの量子コンピューティングの研究動向とビジネス活用への可能性を紹介し、今後の展望についてお話いたします。
14:45-15:15「量子コンピュータを用いた量子化学計算」
大阪市立大学 大学院理学研究科 杉﨑 研司氏
原子・分子のミクロな性質を支配するシュレーディンガー方程式をできる限り正確に解き、分子のエネルギーや分子物性値を求める量子化学計算は、量子コンピュータの近い将来の計算ターゲットとして近年非常に注目を集めています。本講演では、量子コンピュータで量子化学計算を実行する手法、量子コンピュータ実機での量子化学計算例、実際の化学研究に量子コンピュータを役立てるために解決すべき課題についてご紹介します。
15:15-15:30休憩
15:30-16:00「量子コンピュータへの期待:材料開発における理論・計算科学から」
自然科学研究機構 分子科学研究所 江原 正博氏
最近、量子シミュレータは量子化学分野において急速に発展しつつあります。一方、材料開発分野において理論・計算科学の役割が重要になりました。本発表では量子シミュレータの最近の展開を概観し、強相関系を中心として材料を研究対象とする理論・計算科学からの期待をご紹介したく思います。
16:00-16:30「産業界は量子コンピュータに何を期待しているのか」
日経 xTECH/日経コンピュータ 副編集長 中田 敦氏
量子コンピュータに対する産業界の期待が日に日に高まっています。米国では2017年から量子コンピュータのビジネス応用に関して議論する「Q2B」なども開催されており、近い将来にやって来るであろう「その日」、量子コンピュータが力を発揮する日に備え始めています。産業界はなぜ「NISQ」や「量子アニーラー」など、性能が定かでは無いマシンに期待し始めているのか。2013年からこの分野の動向を追いかけ、2015年4月から5年間「シリコンバレー支局」に勤務した「日経コンピュータ」の記者がまとめます。
16:30-17:00「最適化問題に対する量子コンピュータ応用の取り組みについて」
株式会社グリッド テクノロジーソリューション事業部 R&Dグループ 斯波 廣大
昨年4月よりリリースを開始した、量子コンピュータ向けアプリケーション開発フレームワーク「ReNomQ」の概要および、弊社での量子コンピュータ関連の取り組みをご紹介致します。また最近は、より実問題に近い組み合わせ最適化問題の解法への量子コンピュータの応用に取り組んでいます。こちらの取り組みについてご紹介致します
17:00-17:30「株式会社グリッドが行う量子アルゴリズム開発について(仮)」
株式会社グリッド 最高技術顧問/電気通信大学 i-パワードエネルギー・システム研究センター 准教授 曽我部 東馬
17:30-17:35閉会挨拶
株式会社グリッド 代表取締役 曽我部 完
17:35-18:35 懇親会
申込サイトは以下となります。
https://grid.connpass.com/event/164805/
【グリッドとは】
グリッドは、「インフラライフイノベーション」を企業理念として、人工知能を社会インフラや人々の生活に役立てようと、AIアルゴリズムの開発・提供しています。機械学習、深層学習、深層強化学習、TDAなどの多様なアルゴリズムを組み合わせ、社会インフラの様々な課題解決を事業展開する、テクノロジーベンチャーです。2019年にはAI技術開発のみならず、グリッド独自の量子回路シミュレータ「ReNomQ」を開発/リリース致しました。さらに「IBMQNetwork」に参加し、量子機械学習アルゴリズムの開発、量子コンピュータ向けソフトウェア開発に取り組んでおります。
一方で、量子コンピュータ業界はまさに研究開発が開始されたばかりで、ご関心のある方々への理解の場は未だ少ないのが現状です。そこで、量子コンピュータ関連において先進的な取り組みをされている方々と共に産官学連携で本セミナーを開催し、多角的に量子コンピュータに関する最新の研究開発状況、取組みを発表することで、量子コンピュータ活用にご関心のある方々への理解促進と活用推進を図ることを目的と致します。
□概要時:2020年2月28日(金)
場:イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA(東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー1F)
アクセス:https://www.synqa.jp/access/参加費:無料(事前申込制)
□タイムスケジュール
13:00-13:30受付開
13:30-13:35開会挨拶
株式会社グリッド代表取締役曽我部完
13:35-13:55「量子コンピュータの開発に向けた政策と動向」
経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 堤潤也氏
近年、量子コンピュータの開発競争が世界的に加熱しており、昨年10月にはGoogleが量子優位性の実証に成功したとの発表がなされました。一方、国内においても、経産省を含め関連府省の政策にて量子コンピュータの開発を進めているほか、産学官で一体的な開発を進めるべく量子技術イノベーション戦略の取りまとめが進められています。本講演では、これら政策や国内外の動向について紹介します。
13:55-14:45「IBMの量子コンピューティングの研究動向・ビジネス活用の可能性紹介と展望」
IBM 統括本部 研究開発 シニア マネージャ Technology Alliance Executive 部長 岩崎 礼江氏
IBM 東京基礎研究所IBM Q Hub at Keio University -IBMリードQ & AI Acceleration Center
部長 渡辺 日出雄氏
日進月歩の最新技術として注目されている量子コンピュータ技術ですが、実用に向けて弊社(IBM)も様々な取り組みを企業、大学、研究機関と行なっております。本講演では、IBMの量子コンピューティングの研究動向とビジネス活用への可能性を紹介し、今後の展望についてお話いたします。
14:45-15:15「量子コンピュータを用いた量子化学計算」
大阪市立大学 大学院理学研究科 杉﨑 研司氏
原子・分子のミクロな性質を支配するシュレーディンガー方程式をできる限り正確に解き、分子のエネルギーや分子物性値を求める量子化学計算は、量子コンピュータの近い将来の計算ターゲットとして近年非常に注目を集めています。本講演では、量子コンピュータで量子化学計算を実行する手法、量子コンピュータ実機での量子化学計算例、実際の化学研究に量子コンピュータを役立てるために解決すべき課題についてご紹介します。
15:15-15:30休憩
15:30-16:00「量子コンピュータへの期待:材料開発における理論・計算科学から」
自然科学研究機構 分子科学研究所 江原 正博氏
最近、量子シミュレータは量子化学分野において急速に発展しつつあります。一方、材料開発分野において理論・計算科学の役割が重要になりました。本発表では量子シミュレータの最近の展開を概観し、強相関系を中心として材料を研究対象とする理論・計算科学からの期待をご紹介したく思います。
16:00-16:30「産業界は量子コンピュータに何を期待しているのか」
日経 xTECH/日経コンピュータ 副編集長 中田 敦氏
量子コンピュータに対する産業界の期待が日に日に高まっています。米国では2017年から量子コンピュータのビジネス応用に関して議論する「Q2B」なども開催されており、近い将来にやって来るであろう「その日」、量子コンピュータが力を発揮する日に備え始めています。産業界はなぜ「NISQ」や「量子アニーラー」など、性能が定かでは無いマシンに期待し始めているのか。2013年からこの分野の動向を追いかけ、2015年4月から5年間「シリコンバレー支局」に勤務した「日経コンピュータ」の記者がまとめます。
16:30-17:00「最適化問題に対する量子コンピュータ応用の取り組みについて」
株式会社グリッド テクノロジーソリューション事業部 R&Dグループ 斯波 廣大
昨年4月よりリリースを開始した、量子コンピュータ向けアプリケーション開発フレームワーク「ReNomQ」の概要および、弊社での量子コンピュータ関連の取り組みをご紹介致します。また最近は、より実問題に近い組み合わせ最適化問題の解法への量子コンピュータの応用に取り組んでいます。こちらの取り組みについてご紹介致します
17:00-17:30「株式会社グリッドが行う量子アルゴリズム開発について(仮)」
株式会社グリッド 最高技術顧問/電気通信大学 i-パワードエネルギー・システム研究センター 准教授 曽我部 東馬
17:30-17:35閉会挨拶
株式会社グリッド 代表取締役 曽我部 完
17:35-18:35 懇親会
申込サイトは以下となります。
https://grid.connpass.com/event/164805/
【グリッドとは】
グリッドは、「インフラライフイノベーション」を企業理念として、人工知能を社会インフラや人々の生活に役立てようと、AIアルゴリズムの開発・提供しています。機械学習、深層学習、深層強化学習、TDAなどの多様なアルゴリズムを組み合わせ、社会インフラの様々な課題解決を事業展開する、テクノロジーベンチャーです。2019年にはAI技術開発のみならず、グリッド独自の量子回路シミュレータ「ReNomQ」を開発/リリース致しました。さらに「IBMQNetwork」に参加し、量子機械学習アルゴリズムの開発、量子コンピュータ向けソフトウェア開発に取り組んでおります。
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