招き猫をモチーフにした漆塗りの”Maneki Neko”を米国のKickstarterで7月17日より販売開始!

アニメの世界から飛び出してきたような”Maneki Neko”。AI、3Dプリンタ・スキャナなど差先端のテクノロジと工芸のスーパーテクニックを使ったモダンアート。

しゃかいデザイン株式会社

日本の「美」である工芸品をプロモーションする「てしごとクラブ」は、Maneki Nekoプロジェクトの立ち上げを発表できることを嬉しく思います。2020年に始まったこのプロジェクトは、幸運を象徴する漆塗りの招き猫の作成を通じて、日本の「美」を世界中の人々に紹介することを目的としております。

Maneki Nekoプロジェクトは、漆芸とそのアート的な魅力を、さまざまなバックグラウンドを持つ人々に伝えることを意図しております。AI、3Dプリンター、スキャナーなどの最先端技術と高度な職人技を融合させることで、新時代の工芸技術を活用したManeki  Nekoのアートワークを生み出しました。


Maneki NekoはITと工芸技術を綿密に擦り合わせて製作しております。幸運と繁栄をもたらすと信じられているManeki Nekoは、それに遭遇するすべての人の喜びと幸福を象徴しています。


「てしごとクラブ」の運営会社である「しゃかいデザイン株式会社」、代表取締役社長の宇田川燿平は「このプロジェクトは、日本文化と芸術表現とITの素晴らしい融合であり、Maneki Nekoを通じて、日本の伝統の豊かさを示すだけでなく、ポジティブなエネルギーと幸福を世界中に広めることを目指しています」と述べております。


招き猫プロジェクトは、2023年7月17日に、米国のクラウドファンディングプラットフォームであるKickstarterで開始されます。詳細およびプロジェクトのサポートについては、Kickstarterをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/teshigotoclub/maneki-neko-artwork-featuring-the-motif-of-a-beckoning-cat/


Maneki Neko製作ストーリー

 Maneki NekoはAI、3Dプリンタ・スキャナなど差先端のテクノロジと工芸のスーパーテクニックを使ったアート作品です。

 製作は富山県高岡市で行われております。高岡には徳川幕府の時代に高岡金谷という鋳物師集団がおり1850年の後半には全国一の勢力を誇っておりました。この基礎をつくったのは織田信長、豊臣秀吉旗下の指揮官として転戦を務め、そして徳川家康に帰順する加賀藩二代の前田利長と言われています。こういったことを背景に、加賀藩は銃砲の生産拡大を強力に推進しました。前田利長公の菩提をとむらうため三代藩主利常によって建立された国宝高岡山瑞龍寺は江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価されていおります。高岡には鈴木大拙が訪れた日本有数の禅寺である国泰寺もあります。

 Maneki Nekoの製作に当たり、最新の3Dスキャナ、3Dプリンタを駆使して製作を行ないました。日本の仏像の造形美、禅の精神性を意識しながら形を整えていきました。表面の塗装は「漆」といって、仏像、寺社、サムライの甲冑などの塗装に使われた自然環境に優しい天然塗料です。漆によって日本の自然美・自然界に宿る精神を表現しております。

 漆はヨーロッパでも高貴な塗料として知られており、オーストリア・ハプスブルク家の女帝マリア・テレジアはウィーンのシェーンブルン宮殿に「漆の間」を設え、娘のマリーアントワネットも漆の収集家でした。さらにガブリエル・シャネルは生涯、漆の愛好家でありました。

 漆は木から採取され、酵素により重合が進む高分子化合物であり、しかも有機溶媒を含まないサステナブルな塗料です。漆の黒色は精製する段階で鉄分を入れることによって、漆が黒色に変化したものであり、深みと光沢があることが特色です。漆は湿度のあるところで緩慢に固定化される高分子塗料なので、凹凸面が多い意匠の塗装の難易度が高く塗師のスーパーテクニックが要されます。青色に光り輝く加飾はアワビの真珠層を薄く切り出したもので馬具や日本刀の剣拵にも使われています。素材は高級樹脂を使用しております。

https://prtimes.jp/a/?f=d54205-3-2a32f3dde3c852b03d75ee477dbb2cae.pdf


製作グループ

【ディレクター てしごとクラブ 宇田川燿平】

日本の精神性、美意識を伝えるラグジュアリーブランド。国際漆展、ウッドデザイン賞など入選多数。

【プロデューサー 國本耕太郎】

「ふるさとイベント大賞」を受賞した「高岡クラフト市場街」の実行委員長。鈴木忠志が率いるSCOTのある利賀村ではartisan933のメンバーとしてTOGA ART CAMPGROUNDを運営する。1909年創業の漆器屋「漆器くにもと」のオーナー。

【意匠デザイン 丸山達平】

仏師であり、漫画『ONE PIECE』の麦わらの一味の銅像のすべての原型制作を一任されている美術造形クリエイター。「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」の像の原型も丸山氏によるもの。デザインしたイカ型USBメモリーがMoMA MoMA Design Storeにセレクトされる。

【漆芸塗り 芝さゆり】

漆工芸「源」の三代目として「うるしば」を立ち上げる。元パティシエの漆芸家。

【漆芸加飾 武蔵川剛嗣】

1910年創業の武蔵川工房の四代目。伝統工芸士。キャノンとレンズフード漆器・螺鈿など新しい取組も行っている。

https://prtimes.jp/a/?f=d54205-3-50e47a2c9dc4b4c46a5df62f872416b5.pdf


しゃかいデザイン株式会社について

「てしごとクラブ」は、ブランドマネジメント・デジタルマーケティングを専業とするしゃかいデザイン株式会社によって運営されています。伝統的な職人技への情熱と最先端のIT活用により、しゃかいデザインは、世界中の人々を刺激し、日本文化に関して新たカスタマーエクスペリエンスを提供することに努めております。

https://teshigotoclub.com/

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会社概要

しゃかいデザイン株式会社

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URL
https://teshigotoclub.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座6−13−16 銀座Wall UCF501
電話番号
03-6403-0914
代表者名
宇田川燿平
上場
未上場
資本金
4000万円
設立
2010年01月