【大正大学】新型コロナ対策臨時基金(総額4億5千万円)を開設。在学生に一律5万円の給付や追加経済支援
~教育インフラ「eポートフォリオ」などオンライン教育サポート支援も拡充~
大正大学(学長:髙橋秀裕、所在地:東京都豊島区)は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う学生への緊急支援ならびにオンライン教育充実のために、4億5千万円規模の新型コロナ対策臨時基金を計上しました。
5月11日からスタートさせるオンライン授業により在宅学修となる学生の学修環境整備の支援策として、在学生に対し一律5万円の奨学金の給付、困窮学生に対する経済的支援、オンライン教育のサポート体制拡充支援策を実行していきます。
5月11日からスタートさせるオンライン授業により在宅学修となる学生の学修環境整備の支援策として、在学生に対し一律5万円の奨学金の給付、困窮学生に対する経済的支援、オンライン教育のサポート体制拡充支援策を実行していきます。
【新型コロナ対策臨時基金の使途】
1.在学生奨学費の給付(一名あたり一律5万円:総額2億5千万円相当)
5月11日からのオンライン授業実施にあたり、インターネット環境整備など学修環境全般を整えるための支援として、在学生全員に一律5万円を給付します。返済は不要で、使途の報告義務はありません。
2.困窮学生に対する経済的支援(総額1億円相当)
新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変するなど困窮している学生に対し、総額1億円相当の経済的な支援を実施します。
A. 保護者の収入激減等、家計急変に伴う授業料減免:一名あたり最高30万円(返済不要)
B. 学生本人のアルバイト収入激減等、上記A以外の場合:最高20万円までの貸付
※支援制度の詳細については、5月中に発表します
3.オンライン教育の充実(総額1億円相当)
新型コロナウイルス感染症の影響により、オンライン教育への転換が急激に進む中、単なる対面授業の代替に留まらず、さらなる高次元で教育の質を担保するため、基金以外に特別予算を組み、緊急的取組を実施します。
◆大正大学独自のオンライン教育の拡充
- 令和2(2020)年度入学生から導入する「eポートフォリオ」
- 社会創造系学部群1年生に導入するチュートリアル教育
本学では、こうした学修を可能とするため、チュートリアル教育(個別指導)を導入します。
5月からの第Ⅰ類科目の学修にあたっては、オンライン教育の中にこのチュートリアル教育システムを順次組み入れ、より効果的な成果が上がるよう最大限のサポート体制を立ち上げます。
- 在学生に対する学修支援
いずれも、学内立ち入りが解禁された際の、よりきめ細かい対面型の就職支援につなげられるよう、今後も状況に応じた支援体制を進めます。
また、社会創造系学部群は、第3クオーターにおいて、地域実習・フィールドワーク・インターンシップ等の特別プログラムを計画していますが、長期宿泊を伴うプログラム等ができなくなった場合でも、学内において徹底したチュートリアル形式(個別指導)を取り入れた、より付加価値の高い教育プログラムの提供に向け準備を行っています。
- 図書館の遠隔利用サービスの開始
貸出希望の図書は、図書館から宅配便などを利用し、学部生・大学院生の自宅へ送付します。図書や雑誌の複写についても、コピー代と送料は大学で負担します。
【新型コロナ対策臨時基金について】
この基金には、①これまで積み立ててきた奨学金基金及び通常の教育活動経費の一部(3億円)、②鴨台会(同窓会)等の本学支援団体及び本学が設立した事業法人(ティー・マップ)からの指定寄付金(1億円)、さらには③本学法人役員、教職員等からの善意の寄付金等を拠出し、総額4億5千万円を計上しました。
基金の詳細はこちらから:https://www.tais.ac.jp/emergency_area/65920/
【大正大学概要】
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の精神です。そして、建学の精神のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。
大正大学公式HP:https://www.tais.ac.jp/
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