農業のデータ分析サービスを提供するテラスマイル、マイクロソフト社のスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択決定
Microsoft Azure/PowerBIによるスマート農業の経営評価・データ分析サービスを拡充
農業の情報基盤『RightARM』と経営分析サービスを提供するテラスマイル株式会社(本社:宮崎県児湯郡新富町)は、マイクロソフト コーポレーション(本社:米国ワシントン州)が提供する「Microsoft for Startups」に採択されました。
■Microsoft for Startupsについて
Microsoft for Startupsとは、マイクロソフトが提供するスタートアップ支援プログラムです。独自のイノベーティブなテクニカルソリューションを持つスタートアップ企業の成長促進を目的としており、すでに140を超える国と地域でプログラムが展開されています。
当プログラムに採択されたスタートアップ企業は、テクノロジーのサポートに加え、同社のグローバルな営業部門およびパートナーと連携し、事業拡大に適した専用のリソースが提供されます。また、無料Microsoft Azureクラウドクレジットや、同社の技術スペシャリストによるテクニカルサポートを受けられるほか、Office 365やMicrosoft Dynamics 365といったビジネスアプリケーションの利用も可能となります。
- Microsoft for Startups概要:https://startups.microsoft.com/ja-jp/benefits/
■Microsoft Azure/PowerBIによる農業情報基盤『RightARM』の更なる進化へ
テラスマイル株式会社(以下、テラスマイル)では、本プログラムを通じ、スマート農業の経営評価・データ分析サービスを拡充します。現在、全国150拠点ほどで行われている「農林水産省 スマート農業実証プロジェクト」では、経営評価・分析において、セルフサービス(現場での分かりやすさ)とエンタープライズ(法人の事業分析)両方のデータ分析のニーズに対応する必要があります。
今後、実証を経たスマート農業(アグリテック)が全国に普及展開され、農業情報基盤として多様な分析ニーズに対応するために、Microsoft for Startupsのテクニカルサポートを活用した、Microsoft Azure/PowerBIによるスマート農業の経営評価・データ分析サービスを拡充していきます。
■テラスマイルについて (詳細:https://www.terasuma.jp/)
取締役 生駒 祐一(経営責任者)・金田 千広(執行責任者)
社外取締役 加藤 百合子・村岡 浩司・浪越 隆雅
監査役 鈴木 孝博
顧問4名(戦略・財務・法務・技術)
- 理念「楽しく働く街づくり」
- ビジョン「全ての営農者を豊かにし、国家を守ることを創造する」
- 取り組む社会課題:農と食を繋ぐサプライチェーンの最適化、農業経営における管理力向上
RightARMは、JAの若手農業経営者向けの勉強会(12箇所)や、各県で開催される農業経営塾で営農支援サービスとして活用されている。また、農林水産省 スマート農業実証プロジェクト4カ所(熊本・鹿児島・宮崎)では、RightARMを用いた経営評価・データ分析サービスとして活用されている。本社並びにサービス拠点は宮崎県児湯郡新富町、研究開発拠点は静岡県浜松市。フルコミットしているメンバーは9名。
<仕組みと運用とを組み合わせた解決策を提供>
- データを活用した若手生産者の経営勉強会(現在、JA部会を中心に12カ所で実施)
- データを活用した社内リーダーの育成(現在、大規模農業法人を中心に実施)
- スマート農業実証プロジェクトにおける”営農支援のデジタル化”と”データによる経営評価”(4カ所)
- スマート農業の導入検討・準備に際してのコンサルティング(NDA締結後に個別対応)
代表取締役(生駒祐一)プロフィール:2010年グロービス経営大学院卒業。総務省 地域情報化アドバイザー、農研機構 WAGRI アドバイザリーボード、宮崎県農業経営指導士、九州フォーラムメンバーなど。ビジネススクール卒業後、株式会社シーイーシー<9692 (TYO)>の新規事業の一つであった農業法人の立上げ・運営を経て、テラスマイルを創業した。2015年 IBM BlueHub 1st. Winner. 2019年 ソフトバンク・アカデミア卒業。
創造と変革の志士たるマインドを持つ一人として、農業の社会基盤を創り、日本の時代を一歩前に進めることに使命感を持ち、企業経営を行っている。
<教育プログラムもスタート>
株式会社マイファーム(本社:京都府京都市、代表取締役:西辻 一真)と共に、”スマート農業時代のデータ活用カリキュラム”を共同で開発しました。講座には、RightARMのデータ分析手法が存分に盛り込まれています。プログラムは東京農業大学 黒瀧教授(生物産業学部 自然資源経営学科)をリーダーとし、MBAミニプログラムとして今年夏から実施されます。
厚生労働省 教育訓練プログラム開発事業 鋭農経営塾 農業経営者向け MBAミニプログラム
https://myfarm.co.jp/service/learn/einoukeieijuku?fbclid=IwAR2xie8uUMqBhWT7S_E4e3fzFU3jY0HJfZJ6MogFUe9pkIAOv3Dn8cP6H64
■農業情報基盤「RightARM(ライトアーム)」について
農業のデータ活用に特化した情報基盤。Acroquest Technology株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:新免 流)と共に開発。農林水産省が推奨する農研機構 農業データ連携基盤『WAGRI』とも連携し、データを活用した農業の将来像を共に推進していきます。
RightARMの特徴は以下の三つ。
- 10種類以上のセンサーやシステムに対応したデータコンバータを搭載し、データの一元化が可能
- 経営評価(実績評価)・出荷予測実証・営農支援のアプリケーションを実装し、データ分析/解析サービスをワンストップで提供することが可能
■JAアクセラレータ(第二期)に採択
事業創造アクセラレーター・コーポレートアクセラレーターを運営する株式会社ゼロワンブースター(本社:東京都千代田区、 代表取締役:鈴木 規文、 以下01Booster)と一般社団法人 AgVenture Lab(本社:東京都千代田区、代表理事理事長:萩野 浩輝)とが共に運営する「JAアクセラレーター」に2020年5月18日採択されました。
- 取組の内容:『RightARM』を活用したスマート農業の産地実装パッケージの企画・構築・人材育成
■共に働く仲間募集中!
- プロジェクトチーム:プロジェクトマネージャー・ITアーキテクト
- PoCチーム:データサイエンティスト・データエンジニア・開発エンジニア
- 分析サービスチーム:営農支援コンサルタント・経営分析コンサルタント
<テラスマイル 採用情報> https://www.terasuma.jp/recruite
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