石川の温泉旅館「滝亭」、能登半島地震で被害を受け、クラウドファンディングを開始
「のと楽グループ」本店・和倉温泉「のと楽」 営業再開の見込みが立たず、皆様へご支援のお願い
2024年1月1日の能登半島地震により被災した温泉旅館業「株式会社のと楽」(本社:石川県七尾市、代表:谷﨑裕)は、一部建物に被害が発生した温泉旅館「滝亭」の修繕および施設の向上を目指し、クラウドファンディングを開始いたします。募集期間は2024年2月9日(金)から4月7日(日)で、ご支援額250万円を目指します。
URL:https://readyfor.jp/projects/takitei
クラウドファンディングの立ち上げの背景と概要
「滝亭」は、金沢の美しい里山に囲まれた場所に位置し、多くのお客様に親しまれてきました。しかし、先日の地震によりガラス窓、壁や天井などが損壊し、修繕に 200 万円以上の費用がかかり、宿泊や食事のキャンセルも数千万円単位に及んでおります。被害が甚大な本店の七尾市和倉温泉「のと楽」は、営業再開の見込みが立っておりません(修復費用のみで数十億円と概算しています)。
弊社の中核施設「のと楽」が営業できない以上、地震の被害が比較的少ない金沢にあって、被害からの早い立ち直りが期待できる「滝亭」に経営の軸を移し、今まで以上に施設やサービスを磨きあげ、お客様を迎える環境を整えることにしました。
皆様からのご支援は「滝亭」の施設修繕費や当面の運転資金に活用させていただきます。金沢の「滝亭」、山代温泉「森の栖」は、通常営業しておりますので、ご予約、という形でもご支援をいだたけますとうれしいです。
【「能登半島地震からの復興プロジェクト」クラウドファンディング概要】
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プロジェクトURL/https://readyfor.jp/projects/takitei
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クラウドファンディング実施期間/2024年2月9日(金)~4月7日(日)※予定
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受付窓口/クラウドファンディングサイト「READYFOR」 https://readyfor.jp/
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資金の使途/「滝亭」の当面の運転資金及び、「株式会社のと楽」が運営する温泉旅館「滝亭」「のと楽」「森の栖」で利用できるリターンご提供費など
プロジェクト推進責任者 谷﨑康織メッセージ
「またお客さんは戻ってくるのですか」、「うちの宿はこれから大丈夫ですか?」と震災以降、従業員は不安な毎日を過ごしています。地震から1カ月以上経った今も、現場の状況は深刻です。復旧・復興には相当時間がかかることが予想され、能登の被災地だけでなく、風評被害の影響もあり、石川県の観光事業者は頭を悩ませています。
ただ、こんなときだからこそ多くの事業者とともに、石川の復興の力になりたいと考え、クラウドファンディングを立ち上げました。観光とは文字通り、街に光を灯します。光の源は、現場で汗を流しながら働いてくれる従業員です。現在、「のと楽」のスタッフは当館で就業してもらっており、まずはスタッフの生活を支えていきたいと考えています。能登の方々をお支えするために、当館が金沢で宿屋としてしっかり営業をし続けていけるよう、努力していく所存です。皆様のご支援をお願いいたします。
被害状況について
和倉温泉は海沿いの旅館の護岸が崩れ、建物に亀裂が入り、被害は甚大です。本店の七尾市和倉温泉「のと楽」は建物損壊で休業に追い込まれ、復旧のめどがたっていません。
金沢犀川温泉「滝亭」はレストランの大窓が割れ、展示品の人間国宝徳田八十吉、吉田美統などの貴重な美術品が破損し、客室の天井が落ち、壁が割れ、風呂場のタイルが剥がれてしまいました。修繕に 200 万円以上の費用 がかかることになり、宿泊や食事のキャンセルも数千万円単位に及んでおります。
概算で当社グループ3館の震災以降の宿泊キャンセルの総額はほぼ3億円以上に達します。※2024年2月時点
クラウドファンディングの詳細について
https://readyfor.jp/projects/takitei
クラウドファンディングの詳細についてはこちらをご参照ください。
お問い合わせ先
株式会社のと楽 谷﨑
TEL:076-229-1122 MAIL:front@takitei.co.jp
株式会社のと楽
本社所在地:石川県七尾市石崎町香島1丁目14番地
代表取締役:谷﨑裕
設立:1955年
事業内容: 温泉旅館の経営(和倉温泉「のと楽」、金沢犀川温泉「川端の湯宿 滝亭」、山代温泉「森の栖」)
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