【2021年度】女性ヘルスケア市場の健康美容ニーズと消費トレンド 7キーワード発表(新年度の注力キーワード)
2021年4月~2022年3月の女性ヘルスケア市場で注目したいキーワードを選出。毎年多くの企業様にご活用頂いてます。
女性ヘルスケア(健康・予防医療・美容)市場専門の情報分析サービスを提供するウーマンズ(東京・江東)は、2021年2月に東京ビッグサイト開催の展示会講演で、2021年度に企業が注力したい、女性ヘルスケア市場の健康美容ニーズと消費トレンドとして、今大注目のフェムテック含め、合計7キーワードを発表しました。新年度よりスタートする、女性ヘルスケア市場の事業開発・マーケティング戦略・コンテンツ企画などにご活用ください。
展示会「オリジナル商品開発WEEK2021」主催の講演で、当社ウーマンズより「ヘルスケア市場の女性ニーズ&消費トレンド 2021年」をお伝えしました(2021年2月)。コロナ禍の中、ご参加頂きました皆様、誠にありがとうございました。
- 当日の内容
1.ヘルスケア市場の2大潮流
2.市場を動かす女性たちの世界的な意識変化
3.女性ヘルスケ市場 2021年の注力キーワード7選
4.女性ヘルスケアマーケティング戦略、5つのポイント
- 女性ヘルスケア市場の健康美容ニーズと消費トレンド 7キーワード(新年度注力キーワード)
今のところ国内のフェムテックは生理ケア・妊娠・産後領域がメインですが、2021年度は更年期を筆頭に、女性特有の様々な健康問題に着目したフェムテックの "多様化” が一気に進みそうです。
【キーワード2】マイノリティヘルス
SDGs(3番)とスモールマス戦略を背景に、マイノリティ市場への関心が高まっています。2次予防・3次予防領域、LGBTQ、医ケア児とその家族、防災など、マイノリティーなクラスターや環境を対象にしたヘルスケアソリューションの登場が相次いでいます。
【キーワード3】地球環境配慮型
SDGsの達成に向けた具体的なアクションとして、地球環境配慮を掲げた製品開発がヘルスケア業界でも活発化しています。水、海、気候変動、陸、エネルギー、食、アニマルウェルフェアなどに着目した製品は、特にトレンドセッターな女性たちの心を掴んでいます。
【キーワード4】ウェルビーイング
COVID-19の影響もあり、生活者のウェルビーイング意識が高まっています。ウェルビーイングとは、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも良好な状態のこと。女性はメンタル不調を起こしやすいことから、中でも特に「精神的な幸福」のニーズが高まっています。
【キーワード5】セルフメディケーション
COVID-19による生活変化の影響で、セルフメディケーションに取り組む女性が増えています。自粛生活による不便が背景にありますが、コスパの良さや時短というメリットから、この流れはアフターコロナでも定着しそうです。女性たちのセルフケアをサポートする商品・サービスは特に忙しい女性たちの支持を得ています。
【キーワード6】働く女性の健康経営
2019年に健康経営の選定基準に「女性の健康」が追加されて以降、女性ワーカーの健康への関心が急速に高まっています。最近の生理ブームや業界全体の更年期への関心も後押しに。
【キーワード7】高齢女性のヘルスケア
これまでの高齢者市場は医療・医薬・介護がメインでしたが、元気に長生きする高齢者が増えた今、注目はアクティブな生活を支えるヘルスケアニーズや不便に着目した商品・サービス。2025年の高齢者市場101兆円に向け、業界の関心が急速に高まりそうです。
※上記内容をご利用いただく場合は、必ず「女性ヘルスケア市場専門の情報分析サービス“ウーマンズ”」のクレジット表記と、https://womanslabo.com/ へのリンクをお願い致します。
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<事業内容>
女性ヘルスケア市場専門の情報分析サービス業
・女性ヘルスケア市場及び女性生活者分析レポートの企画、開発、販売
・女性生活者に関する受託研究、共同研究
・女性ヘルスケアマーケティングに関する情報提供を中心としたアドバイザリー業務
・女性ヘルスケア市場及び女性生活者に関するメディアの運営
・女性ヘルスケア市場及び女性生活者動向に関するセミナー、イベント
<HP>
・【当社HP】ウーマンズ(https://www.womans-jp.com/)
・【当社運営メディア】ウーマンズラボ(https://womanslabo.com/)
・【当社主催イベント】2021年3月OPEN!(https://womans-jp.peatix.com/#)
<私たちが事業に取り組む意味>
再生医療、遺伝子解析、オンライン診療、フェムテックなど、ヘルスケア市場では今ハイテク化が急速に進んでいます。世界全体の経済成長率の約2倍で成長し、今や500兆円という巨大産業です。しかし一方で女性個々に目を向けると、ヘルスケア商品・サービス・情報が適時適切に届かず、様々な健康問題を抱え悩み苦しんでいる人が大勢います。乳がんによる両胸切除、SRHRに関する知識不足に起因した望まない妊娠・妊娠人工中絶、性感染症罹患による不妊、産後・更年期・老年期のうつ病、社会的ルッキズムを背景にした摂食障害、仕事のストレスによるPMS・PMDD悪化、介護と仕事の両立問題、健康問題を理由にした自殺、ロコモによる老齢期のQOL低下など、防げたはずの疾患で命を落としたり、生涯に渡り不調・持病・後遺症に苦しむ女性が後を絶ちません。
ヘルスケア商品・サービスが市場に溢れ、女性たちのヘルスケアの選択肢は以前よりも格段に増えたのになぜか?それは企業側に「商品・サービスを上市しても買ってもらえない。ターゲット女性にリーチできない」という課題があるためです。資金が潤沢にあり高い知名度を誇る大企業であってもこの課題は避けられず、実際にこれまで、様々な企業から支援依頼を頂いてきました。そんな中で私たちは、企業のマーケティング担当者や企画・開発・研究部署の人たちが本来持つべき「ヘルスケア女性マーケティング」に関する知識が曖昧であること、そしてそもそも、ヘルスケア企業が参考にできる「ヘルスケア女性マーケティング」に関する情報が世の中に圧倒的に不足していることが、業界の根底にある大きな課題であることに気がつきました。
「ヘルスケア企業が抱える課題の多くは、情報提供により解決できる」
この気づきを経て私たちは、各社様の意思決定をサポートできる専門情報の収集・分析・発信に軸足を置くこととし、コンサルティングサービスにとどまらず、各社様が利用しやすい様々な形に専門情報を商品化・サービス化して参りました。おかげさまで、コンサルティング、リサーチレポート、女性ヘルスケアマーケティングに特化したメディア「ウーマンズラボ」、講演・セミナーは、いずれも好評価をいただいており、ヘルスケア系のナショナルブランドを中心に多くの産学官の方々にご利用頂いております。
私たちが収集・分析・発信する情報がマーケティングヒントとなり「これまで以上に自社商品・サービスを多くの女性に届けられるようになった」と各社様に実感して頂くこと、そしてその結果多くの女性にヘルスケア商品・サービス・情報が届けられる社会の実現を目指し、ウーマンズ一同、精進して参ります。
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