大阪全体の価値向上に向けて

大阪の国際競争力の強化につながる「P・A・R・Kな大阪都心」を目指し、大阪・関西万博を好機とした“大阪ならではの官民共創” を提案
●大阪都心のまちづくりに関わる民間企業有志や関西経済3団体で構成する大阪都心のまちづくり活動勉強会(座
 長:橋爪紳也・大阪公立大学特別教授)では、このたび、2025年の大阪・関西万博開催や2031年のなにわ筋線
 開通(予定)などの大きな発展的転換期に向けて、大阪の国際競争力の強化を目指し、「大阪都心全体の価値向
 上に向けて」をとりまとめました。

●グローバルな都市間競争が激化する中で、大阪が選ばれるためには、国際競争力のある圏域として大阪の持続的
 な発展が不可欠とし、新しいことへの挑戦を可能とする未来志向の場づくりとした「P・A・R・K*な大阪都心」が
 重要と考えます。
 (*P・A・R・K=Public/Private、Area/Activity、Relation/Resource、Knowledge/Kindness)

●「P・A・R・Kな大阪都心」とは、「天下の台所」と呼ばれた大阪の歴史に根差した考え方です。大阪は、物資の集
 散地だけでなく、新しいことに挑戦する人たちが切磋琢磨できる場があったからこそ、発展してきました。そう
 した歴史を踏まえ、 “場”が人を育て、人が“場“をつくる循環づくりが重要という視点から、「P・A・R・Kな大阪都
 心」では、「地域をつなぎコミュニティを育む」「人の創作性や発想性を高める」「気づきと発見を生み出す」
 「人と人の出会いを誘発する」など、人と企業の成長を促す空間と時間の創出を目指します。

●これらの実現を目指すためには官民共創が不可欠であり、大阪・関西万博は大阪ならではの官民共創による都市
 経営の実践とそのための仕組みづくりの好機ととらえています。
 これまで大阪の都心部では、多くのエリアマネジメント(特定エリアにおける企業や地権者などによる民間主体
 のまちづくり活動に取り組む)団体が、行政や地域とも共創しまちづくりを推進してきました。今後はそれに都
 市経営の視点を加え、エリア内の魅力を面的にとらえた新たなコンテンツの創出や魅力の商品化などを推進する
 ためのプラットフォーム機能も必要と考えます。

●大阪・関西万博の来訪者に「P・A・R・Kな大阪都心」を体験いただくために、各エリアの魅力を活かしたテーマ性
 あるイベント、また各エリアの文化施設や会議施設、宿泊や飲食施設などを一体的に打ち出すエリアコンベンシ
 ョン等、官民共創による“エリアMICE”活動の推進が求められます。

●そのためにはエリアMICE活動をとりまとめてオール大阪として世界へ打ち出す「大阪版エリアMICE-HUBs」
 等の仕組みづくり、また各エリアの個性を活かしたまちなかでの展示となる「大阪シティエキシビション」の実
 施、国内外からの来訪者に対する安全安心の情報提供などの活動の推進に向け、関係各者と連携していきます。

※大阪都心のまちづくり活動勉強会メンバー ※順不同
【座       長】橋爪紳也(大阪公立大学特別教授)
【参加企業・団体】大阪ガス株式会社、大阪市高速電気軌道株式会社、株式会社大林組、関西電力株式会社、
         近鉄不動産株式会社、株式会社竹中工務店、南海電気鉄道株式会社、
         西日本旅客鉄道株式会社、阪急阪神不動産株式会社、三井不動産株式会社、
         一般社団法人大阪まちづくり協議会
【参加経済団体】 大阪商工会議所・関西経済連合会・関西経済同友会
【事   務   局】一般社団法人大阪まちづくり協議会

※プレスリリースはこちらから
 https://prtimes.jp/a/?f=d62175-20221118-0fbc9cfaae0ab8a80f21c2a302d86276.pdf
 

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会社概要

URL
https://osaka-placemaking.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
大阪府大阪市中央区本町橋2-8 大阪商工会議所ビル2階(地域振興部気付)
電話番号
06-6910-1156
代表者名
橋爪紳也
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年04月