コロナ禍でも世界はひとつ。途上国の社会起業家にエールを！

ビジネスコンペティション「CSIチャレンジ3」最終審査会の一般参加者を募集します

認定NPO法人ARUN Seed（以下、ARUN Seed）は、コロナ禍の世界で課題解決に挑む社会起業家を発掘し投資する、CSIチャレンジ3（第3回クラウド・ソーシャル・インベストメント・プログラム）を実施しております。

今年で3回目を迎えるCSIチャレンジ3には、世界26カ国から104社に上る応募がありました。
いよいよ2020年12月12日（土）、104社の中から選び抜かれた起業家を一堂に会し、オンライン形式にて最終審査会を開催致しますので、お知らせ致します。

 

　一般参加者申込はこちら： https://csichallenge3.peatix.com

 

優勝企業には、ARUN Seedが社会的投資を行い、社会的インパクトの最大化を目指して伴走支援を行います。

 

今回のビジネスコンペティションでは、新型コロナウイルス感染症の脅威により、深刻な問題に直面している途上国の女性・子ども・難民を支えるビジネスを行う社会起業家の発掘を目的としています。

最終審査会にのぞむファイナリスト6社の事業分野は多岐にわたります。

・GGateway for Outsourcing Information Technology（パレスチナ自治区ガザ地区）
ITアウトソーシングをパレスチナ自治区ガザ地区で展開。ITスキルの教育から職業機会の提供まで一気通貫で行い、ガザ地区に暮らす若者の雇用創出によるエンパワーメントを目指す。
 

・Mosabi（シエラレオネ）
インフォーマルセクターを担う起業家向けのオンライン教育サービスを提供。サービスを利用するユーザーのデータを取得し、金融機関へ共有することによって金融機関の信用評価をサポートすることで、Access to Financeの課題解決を目指す。

 

・Sirona Hygiene Private Limited（インド）
インドの女性が直面する衛生問題に対して、プロダクトを通じてソリューションを提供することを目指す。立ったままトイレをすることができる「Pee Buddy」や月経カップ「Reusable Menstrual Cup」などを展開。

 

・Janitri Innovations Private Limited（インド）
妊婦の健康状態を遠隔診療するためのプロダクトを展開。胎児の心拍数を測定するパッチとそれを用いて遠隔診療できるアプリケーションなどを医療機関向けに提供。

 

・Greenovator Co.Ltd（ミャンマー）
ミャンマーではGDPの3割を占める農業の生産性向上を目指し、モバイルアプリを活用した農業生産性の向上、マイクロファイナンス機関へのアクセスなどのサービスを提供。

・Du Anyam（インドネシア）
インドネシアの農村部においては、伝統工芸品の販売を収入源とする人々の所得向上が課題。アプリを用いて購買企業（大手家具メーカーなど）と農村部の職人を繋ぎ、サプライチェーンの見える化や農村部の職人に対する金融アクセスの提供などのサービス提供。

優勝企業には、事業成長に必要な投資（最大5万ドル）に加え、ビジネスモデルへの助言等、様々なインキュベーションサポートを提供いたします。
 

▼開催日時
2020年12月12日（土）13:30-18:00
@オンライン開催（YouTube Live配信）

 

▼タイムテーブル
13:30~13:50　オープニング
　挨拶：功能聡子（NPO法人 ARUN Seed 代表理事）
　ARUNの活動とCSIチャレンジ3紹介
13:50~15:45　起業家ピッチ
《休憩》
16:00~17:15   審査、パネルディスカッション
17:15~17:30　結果発表 
17:30~18:00　クロージング

 

▼参加費
　1500円/人

 

▼テーマ
　コロナ禍で奮闘する社会起業家を発掘支援

 

▼参加申込
　https://csichallenge3.peatix.com

 

▼参加申込締切
　2020/12/12 11:30まで

 

▼クラウドファンディング特設サイト

　CSIチャレンジ3を通して選抜される起業家への資金調達のために、クラウドファンディングを実施致しました。お蔭様で281人の方から、当初の目標金額を超える552万円のご支援をいただくことができました。ありがとうございました。
　https://readyfor.jp/projects/arun2020

 

＜認定NPO法人ARUN Seed概要＞
ARUN Seed（アルンシード）は、社会的投資の普及・発展・研究を目的として発足したNPO法人です。ARUN Seedでは、途上国への社会的投資を実践しながら、社会的投資の調査研究、情報発信を行い、インパクトインベストメントやソーシャルビジネスを推進する他団体とのネットワークを通して社会的投資を広め、日本から世界へ情報発信を進めています。

 

＜ARUN Seed代表　功能聡子プロフィール＞
国際基督教大学、ロンドン政治経済大学院卒。民間企業、アジア学院を経て1995年より10年間カンボジアに在住。NGO、JICA、世界銀行などの業務を通して、復興・開発支援に携わる。カンボジア人の社会起業家との出会いからソーシャル・ファイナンスに目を開かれ、その必要性と可能性を確信しARUNを設立。日本発のグローバルな社会的投資プラットフォーム構築を目指して活動している。SBIビジネスプランコンテスト優秀賞受賞、エコジャパンカップ2010 環境ビジネスウィメン賞受賞、第三回日経ソーシャルイニシアチブ大賞国際部門賞受賞、2016年   「Forbes Japan世界で闘う日本の女性55」に選出。