〜 伝統を次世代に伝える新たな仕組みづくりのへの挑戦〜
一般社団法人地域資源サプライチェーンイノベーション研究機構(以下:nirsi)(本社:石川県金沢市里見町53−1 代表理事:清水篤)は、伝統を次世代に伝える新たな仕組みづくりを実践する場として、2021年7月1日(木)より会員の募集及びサービスの提供開始する。
【URL】https://nirsi.or.jp/
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日本各地には、特有の地域産業が発展し、様々な“ものづくり”が行われてきました。その品質や技術力の高さから、戦後様々な分野で発展を遂げてきました。日本の歴史を色濃く反映する「伝統工芸」、地域の自然環境を巧みに利用した「農林水産物」、さらには、人びとの生活の営みによって形成された美しい風景や文化といった「景観・観光資源」など、様々な地域資源がその発展を支えてきました。
ところが近年、優れたものを開発する“ものづくり”ができたとしても、“価値づくり”ができないと言われています。例えば、伝統工芸。関係者はよく顧客の生活様式が時代の流れと共に変化してきた結果、市場が縮小したと安易に分析します。しかし、私どもは、こう考えています。数百年を超える歴史に裏付けされた経験知と、製品作りの基盤となる歴史的なデザインやノウハウの深い蓄積がありながら、大量生産・大量消費に対応した効率的な流通の構造に合わせることに注力するあまり、地域資源に付帯する伝えるべき文脈や知識の伝搬が阻害される社会を作り出してきてしまった。その結果、本来持つ意味や歴史的・文化的背景が伝わらず、消費者がその価値を知りたくても知ることができない状況も市場縮小の大きな要因であると思っています。
作り手は、効率化を優先した流通に合わせるしかものを届ける手段がなく、ものは流通できても「文脈や知識、作り手の想い」を届けられずに、長きにわたりただ実直に“ものづくり”に専念してきました。
しかし今、デジタル技術によって伝えるという手段に革命が起こっていることは言うまでもありません。様々な立場の人が自分の目線とアイディアで発信できるようになりました。私どもは、このデジタル技術を駆使して、作り手はもちろんのこと、目には見えない情報を伝えたい人・知りたい人たちが集い、新しい流通、新しいサプライチェーン作りに直接関与できる、そして、伝統の“ものづくり”を次世代に伝える新たな仕組み作りにみんなが挑戦していく、そんな組織をつくりました。
私どもはデジタルトランスフォーメーションによって地域資源のもつ「文脈・知識・ひとの想い」まで流通させる新しい社会の構築を目指してまいります。
【法人概要】
法人名:一般社団法人地域資源サプライチェーンイノベーション研究機構(nirsi)
所在地:〒920-0998 石川県金沢市里見町53−1(茜やアーカイブギャラリー方)
代表者:清水 篤
設立:2021年3月31日
URL:https://nirsi.or.jp/
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