【新商品】スイングアーム式コラムロボット 小型タイプを開発
- よりコンパクトなロボットで工場の自動化に貢献 -
産業機械メーカーの株式会社スギノマシン(富山県魚津市、代表取締役社長:杉野 良暁)は、産業用ロボット「スイングアーム式コラムロボット」の軽可搬・小型タイプを開発しました。構造をシンプルにすることで、高速・軽量化を実現しています。工作機械内へ組み込んで使用できます。本商品は、11月16日より開催中の「JIMTOF 2020 ONLINE」*1に出品し、動画などで紹介します。
1.装置概要
高剛性、狭小空間に設置可能、容易なシステム化などが特長の、産業用ロボット「スイングアーム式コラムロボット」の新タイプ(ラインアップ拡充)です。
工作機械の室内に組み込んでのワークの搬入出作業を想定し、制御軸数を最適化することで軽量と更なる小型化を実現しました。軽量なアームと高剛性なリンク構造により高速動作が可能です。(特許出願済み)
2.開発背景
工場内の人手不足解消や自動化のニーズが高まる中、工作機械におけるワーク(加工対象物)の搬入出など作業の自動化に最適なロボットとして開発しました。当社の小型工作機械に設置した際の親和性を考慮しています。
3.特長
【コラムロボットの特長(従来機同様)】
(1)ロボット本体上部へアームの飛び出しなし。
(2)狭いエリアでの作業が可能。
(3)独自構造により、剛性や直進性が高い。
【新機種の特長】
- 軸構成が4軸(従来機種:6軸)とシンプルで、高速・軽量・コンパクト
- コンパクトながら広い可動範囲(上下ストローク390mm)を実現
- 可搬質量は、標準で7kg(従来機種:15kg)
- NCでの操作に対応。工作機械に慣れた方が導入しやすい制御方式に対応。
4.仕様等
商品名 | スイングアーム式コラムロボット(小型タイプ) |
型式 | CRb007H4(水平形) |
用途 | ・工作機械内での搬送・付帯動作・生産ラインでの小型部品の搬送 ・加工後および洗浄後のエアブロ ・加工エッジ部のバリ取り など |
制御軸数 | 4軸 |
外観寸法 | 幅609×奥行き227×高さ631mm (折り畳み状態におけるアーム部寸法) |
可搬質量 | 7kg |
販売開始時期 | 2021年4月 JIMTOF 2020 ONLINE (2020年11月16日~27日)に展示 |
5.用語・補足
*1 JIMTOF 2020 ONLINE
西暦偶数年に開催される、国内最大級の工作機械見本市です。新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、
当初予定していた東京ビッグサイトでの開催から、オンライン開催に変更となりました。
【会期】2020年11月16日(月)~11月27日(金)午後5時
※2020年11月27日(金)午後5時~12月11日(金)午後5時まではアーカイブ期間
【会場】オンライン
【主催】一般社団法人日本工作機械工業会 / 株式会社東京ビッグサイト
【URL】 http://jimtof.org/online/jp/
<会社概要>
■会社名:株式会社スギノマシン ■代表者:代表取締役社長 杉野良暁
■本社所在地:〒937-8511富山県魚津市本江2410番地
■TEL:(0765)24-5111(代) ■創業:1936年3月1日
■事業:高圧ジェット洗浄装置、超高圧水切断装置、原子力発電保守用機器並びに廃炉機器、湿式・乾式微粒化装置、ドリリングユニット、タッピングユニット、マシニングセンタ、拡管工具・装置、抜管装置、鏡面仕上工具、バイオマスナノファイバー、産業用ロボット等の開発、設計、製造、販売
■URL:http://www.sugino.com/
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