転職の際に利用した転職サービスの合計は「2社」が最多|転職活動におけるサービス利用状況の調査結果
入社1〜3年以内に転職したビジネスパーソン100名を対象にアンケートを実施
*転職サービス(『転職エージェント』もしくは『転職サイト』
- アンケート調査の概要・結果
・調査対象:入社1〜3年以内に転職した20〜25歳のビジネスパーソン100名
・調査方法:アンケート調査
【調査結果】
(1)転職時には「複数の転職サービス※を利用した方が良い」と答えた人が全体の72%
(2)転職時に利用した転職サービス※の合計は「2社」が最多
(3)利用した転職エージェントの数は「2社」が最多
(4)利用したことがある転職エージェントは「リクルートエージェント」が最多
(5)利用した転職サイトの数は「1社」が最多
(6)利用したことがある転職サイトは「リクナビNEXT」が最多
※転職サービス(『転職エージェント』もしくは『転職サイト』)
- アンケート結果の詳細
「転職活動では複数の転職サービスを使うべきか?」という設問に対し、
・「はい」と答えた方が72%
・「いいえ」と答えた方が28%
という結果が出ました。
「はい」と答えた方からは、以下のような声が集まりました。
「いろんなサイトを見て、情報収集をしたかったから」
「転職サービスによって、求人掲載されている企業が違う場合があるため、複数登録しておいた方が良い」
「キャリアアドバイザーとの相性が合う・合わないがあるため、何社か利用して比較するべき」
「各転職サービスよって、強みがある業種・職種があるため複数登録しておいた方がよい」
一方、「いいえ」と答えた方からは、以下のような意見が出ています。
「転職サービスを多く併用していると情報量が多くなり、逆に混乱してしまう」
「複数使用すること管理が煩雑になったり、返事が遅れたりなどのミスを防ぐため」
「企業の絞り込みがむずかしく、迷いが生じたりやり取りが増えたりして大変になる」
複数の転職サービスを利用することによって、転職の選択肢が広がったり、自分の相性に合う担当者と出会えたりなど、メリットを多く享受している方が多いようです。
しかし、複数の転職サービスを利用するデメリットとして、受け取る情報量が多くなることで逆に迷ってしまうという意見もみられました。
(2)転職時に利用した転職サービス※の合計は「2社」が最多
転職時に利用した転職サービス(『転職サイト』もしくは『転職エージェント』)の合計を調査したところ、「2社」が30名で最多でした。
利用した転職サービスの数 | 人数 |
1社 | 7人 |
2社 | 30名 |
3社 | 23名 |
4社 | 21名 |
5社 | 9名 |
6社 | 4名 |
7社以上 | 3名 |
利用していない | 3名 |
合計 | 100名 |
上記のとおり、転職時には転職サービスを合計「2〜4社」利用する方が、全体の7割以上を占める結果となりました。
一方、利用した転職サービスの合計が「5社以上」の方は、全体の2割以下にとどまっています。
さらに、「1社」のみと答えた方も全体の1割以下と非常に少ないことが分かります。
数多くの転職サービスに登録すれば、閲覧できる求人数が多くなる一方、選択肢が広がるため転職先を選ぶ際に迷ってしまう可能性があります。
反対に、利用する転職サービスが1社だけだと、「転職の選択肢が狭まるかもしれない」という不安を抱えてしまう可能性もあります。
このような「利用する転職サービス数が多すぎても、少なすぎてもいけない」という心理のなかで、求職者にとっての良い塩梅が「合計2〜4社」であるのではないかと予想されます。
(3)利用した転職エージェントの数は「2社」が最多
(4)利用したことがある転職エージェントは「リクルートエージェント」が最多
転職サービス(『転職エージェント』もしくは『転職サイト』)のうち、転職時に「転職エージェント」を利用した方は、アンケート回答者100名のうち「91名」でした。
その91名を対象に、利用した転職エージェントの数を調査したところ、以下の結果となりました。
利用した転職エージェントの数 | 人数 |
1社 | 35名 |
2社 | 41名 |
3社 | 12名 |
4社 | 1名 |
5社以上 | 2名 |
利用していない | 9名 |
合計 | 100名 |
このように今回の結果においては、転職時には転職エージェントを「2社」利用している人が最多(41名)であることが分かりました。
また、利用した転職エージェントを質問したところ、以下の結果となりました。
サービス名 | 人数 |
リクルートエージェント | 57人 |
マイナビエージェント | 40人 |
doda | 31人 |
エン エージェント | 11人 |
パソナキャリア | 7人 |
JAC Recruitment | 2人 |
マイナビジョブ20’s | 2人 |
その他 | 11人 |
「リクルートエージェント」が57名で最多、そして「マイナビエージェント(40名)」、「doda(31名)」と続きました。
大手転職エージェントが上位を独占しているという結果から、認知度や信頼度が高い転職エージェントが、求職者から選ばれやすいと考えられます。
(5)利用した転職サイトの数は「1社」が最多
(6)利用したことがある転職サイトは「リクナビNEXT」が最多
転職サービス(『転職エージェント』もしくは『転職サイト』)のうち、転職時に「転職サイト」を利用した方は、アンケート回答者100名のうち「88名」でした。
その88名を対象に、利用した転職サイトの数を調査したところ、以下の結果となりました。
利用した転職サイトの数 | 人数 |
1社 | 53人 |
2社 | 18人 |
3社 | 11人 |
4社 | 4人 |
5社以上 | 2人 |
利用していない | 12人 |
合計 | 100人 |
このように今回の結果においては、転職時には転職サイトを「1社」利用している方が最多(53名)であることが分かりました。
また、利用した転職サイトを質問したところ、以下の結果となりました。
サービス名 | 人数 |
リクナビNEXT | 68人 |
ビズリーチ | 21人 |
エン転職 | 10人 |
マイナビ転職 | 7人 |
キャリトレ | 6人 |
doda | 5人 |
その他 | 30人 |
「リクナビNEXT」が68名と最多であり、続く「ビズリーチ(21名)」や「エン転職(10名)」に大きく差をつける結果となりました。
大手転職サイトが上位を独占しているあたり、転職エージェントと同様に、認知度や信頼性が高いことが求職者に選ばれやすい要因であると予想されます。
より詳細な情報が知りたい方は、じょぶおたくのサイトをご覧ください。
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●当該アンケートの詳細情報
https://jobotaku.com/tenshokuagent-fukusu/
●20代におすすめの転職サイト
https://jobotaku.com/tenshoku-agent-osusume-20dai/
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