新しい障がい者理解を提唱「Inspirersステッカー」制作 障がい者も健常者も互いにインスピレーションを与え合う存在と表現
障がい者アートで社会課題解決するFUKUFUKU+とステッカー協同制作。「きょうだい」映画公開初日の2月11日(木)公表
その第一歩として、賛同する仲間の意思表示に障がい者アートを用いたInspirersステッカーを制作。2月11日映画初回上映会と同時に一般公開します。
障がいをもった兄弟姉妹がいる人(健常者)をひらがなで表記する「きょうだい/きょうだい児」と言います。現在、障がい者は統計上、人口の1割程度存在し、全国には1000万人の障がい者と共に、全国1000万人の「きょうだい」がいる仮説です。
「きょうだい」は障がい者への差別偏見から、自身の境遇に口をつぐみがちです。しかし「きょうだい」である為に結婚を断られる場合がある、障がい者の自立生活が難しいため「きょうだい」が親なき後の生活を助けることが暗黙に求められるなど、「きょうだい」はそれぞれ状況は違えど、生きづらさや孤立感を抱えており、社会課題となっています。
「きょうだい」が自分の人生を歩むためにも、社会の障がい者へのまなざしが変わり、共に生きるために、社会課題の解決に向けた議論が必要であると考え、Inspirersという新たな概念を提唱します。
障がい者アートで社会課題解決するFUKUFUKU+(フクフクプラス、本社:東京都世田谷区、代表取締役:磯村 歩さん、以下FUKUFUKU+)にご協力いただき、障がい者のアート作品を用いたステッカーを制作しました。https://fukufukuplus.jp/about/
FUKUFUKU+(フクフクプラス)は障がいのあるなしに関わらず、お互いの違いを認め合い、誰もが自分の可能性を発揮できる社会の実現を理念に掲げる組織。障がい者のアートを活用した対話型アート鑑賞法や研修の実施、障がい者アートをレンタルでオフィスに届けるなど、社会が必要とする革新的なサービスや商品を創出しています。
事業の一つ「シブヤフォント」(https://www.shibuyafont.jp/)では渋谷区と提携し、障がいがある人が描いた文字や絵をオープンフォントとして企業や団体に使ってもらい、障がい者アートで渋谷を元気にするシティプロモーションも実施。企業や団体がコラボレーション可能なシステムを作り、福祉施設の工賃向上、シティプライドとして国際的な広がりをみせています。
FUKUFUKU+ソーシャルデザイナーの福島治さんのコメント
「この映画『ふたり〜あなたという光〜』は障がいのある方と健常者がお互いに理解する中で、一緒に生きていくためにとても大切なことを皆さんに発信してくれています。僕自身も出会いの中から、僕が生きることに関してたくさん新しい大切なことを学びました。この映画の大切な考え方をデザイン、ステッカーを使ってお手伝いします。」
弊社COO三間瞳も実妹が精神障がいを持つ「きょうだい」です。「障がい者」を取り巻く社会課題に関心を持つも「きょうだい」であるが故の生きづらさから、自身もNY留学中にパニック障害を経験。「障がい者を取り巻く状況を変えていきたい」と決意し15年以上も試行錯誤を続け、自身の映画好きから、映画であれば伝えられると思い立ち、2020年わずか半年で映画製作委員会結成。
弊社がプロデュースした映画制作・宣伝広報費を集めるクラウドファンディングは初日に100万円突破、開始7日で目標金額300万円を達成。現在は450万円を超える金額が集まりました。映画は2月11日公開初日。障がい者と健常者が共に歩むきっかけとして「きょうだい」映画プロジェクトが広がることを願っています。
【映画視聴方法】
クラウドファンディングにご支援いただくと、映画視聴が可能です。
1月16日(土)までにクラウドファンディングサイトよりご支援お願いします。
https://camp-fire.jp/projects/view/352275
オンライン上映会を複数回行います。現時点で直近の劇場公開予定はありません。
サポート窓口 Tel :03-6778-5255
【舞台挨拶付き初回上映会】
日時:2021/2/11(木・祝) 14:30~16:00
会場:日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール(大ホール)
〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4
※新型コロナウイルス感染対策として、200名収容の会場に、間隔を空けて着席することで100名限定で開催。
※ただし、新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、ビデオ会議アプリzoomを通じた無観客オンライン上映に移行する場合がございます。
【映画の概要】
短編映画『ふたり〜あなたという光〜』障がい者の「きょうだい」 に光を当てた映画。本編約40分。
2021年2月11日上映。
監督・脚本:佐藤陽子
プロデューサー:三間瞳
出演: 中西美帆 熊木陸斗 納葉
【あらすじ】
障がい者(精神障がい)の妹・希栄がいる姉のぞみ(中西美帆)は、 恋人である崇(熊木陸斗)に希栄(納葉)の存在を打ち明けられていない。ある日プロポーズをされたことをキッカケに希栄の存在を知らせたところ、崇は困惑してしまう。そこから 障がい者家庭特有の悩みに次々と直面し、“普通”の人生とは程遠い自分の人生に絶望し、のぞみは崇との結婚を諦めようとする。ところが、あることをキッカケに改めて自分の人生を考え直していく。
総合プロデューサー 三間瞳
青森県出身。一橋大学卒業。株式会社BP&Co. COO/Co-Founder.自身の5歳下の実妹が統合失調症と診断された15歳の頃から、「障がい者」を取り巻く社会課題に関心を持つ。一方、自身もNY留学中にパニック障害になったことをきっかけに、障がい者本人のみならず、家族、特に「きょうだい」の心の葛藤に寄り添い、障がい者本人も障がい者の家族も含めた全ての人が「情熱を解き放つ社会」を創ることをライフミッションに掲げて活動している。2020年10月に各種ビジネスプロデュースを手がける株式会社BP&Co.を設立、取締役。企業の法務部員育成事業のCross the World株式会社代表取締役。
障がい者を「障害」としているのは社会の課題と見方を変え、障がい者を私たちに考えるきっかけやインスピレーションを与えてくれている存在「Inspirers(インスパイアラーズ)」とと捉える価値観の転換を伝えたいと考えています。
大変お忙しいとは存じますが、この件につきまして、ご取材いただき、報道の力で、多くの方にお知らせいただければ幸いです。
この報道に関する問い合わせ:きょうだい映画製作委員会
担当:東洋美(ひがしひろみ) 連絡先:movieofsiblings@gmail.com /Tel :03-6778-5255
映画公式WEBサイト:https://www.movie-of-siblings.com/
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