AI創薬企業のインシリコ・メディシン、総額2億5,500万ドルの資金調達を完了。日本でも製薬パートナーを今後積極的に獲得へ
2021年6月22日、ニューヨーク/香港 –AI創薬分野で世界をけん引するインシリコ・メディシンは、世界的なプライベートエクイティのWarburg Pincusを筆頭に、総額2億5,500万ドルの資金調達したことをお知らせいたします。本シリーズCラウンドは、既存投資家であるQiming Venture Partners、Pavilion Capital、Eight Roads Ventures、 Lilly Asia Ventures、Sinovation Ventures、BOLD Capital Partners、Formic Ventures、Baidu Venturesに加え、新規投資家としてCPE、OrbiMed、Mirae Asset Capital、B Capital Group、Deerfield Management、Maison Capital、Lake Bleu Capital、President International Development Corporation、Sequoia Capital China、Sage Partnersが参加しました。日本のビジネスを加速するため、日本からはEight Roads Ventures Japanが本ラウンドに参加しています。
当社の創薬プラットフォームは、AIを活用した新規標的の探索エンジンのPandaOmics™、深層生成強化学習を用いて、既存の化合物空間には存在しない最適な分子構造をde novoで設計するChemistry42™、そして臨床試験結果を予測するInClinico™により構成されています。これら創薬プラットフォームは、AI創薬を加速させたい製薬およびバイオテクノロジー企業に対しライセンス提供され、既に、ファイザー、アステラス製薬、ジョンソン・エンド・ジョンソン、大正製薬をはじめとする多数の企業との協業では、多くが主要なマイルストーンを達成しています。
今回調達した資金を活用し、現在開発中の自社パイプラインの臨床試験を実施し、新規の創薬標的に対する次世代パイプランの開発、並びに創薬プラットフォームの更なる機能拡張を行います。また、日本の製薬企業とのパートナリングも今まで以上に積極的に行っていきます。
インシリコ・メディシンの創業者兼CEOのアレックス・ジャーヴォロンコフ博士は、次のようにコメントしています:「我々の人工知能が見出した新規標的と新規化合物は、臨床での成功確率が高く、これまでに無い全く新しい化合物であり、生物学的にも化学的にも優れた結果が出ています。バイオテクノロジー業界で実績のある複数の著名な投資家が我々の成果を高く評価し、投資に至ったことを嬉しく誇りに思います。彼らの支援により我々はイノベーションを続け、製薬業界に革新的なソリューションを提供します。」
Warburg PincusのマネージングディレクターであるMin Fang氏が、インシリコ・メディシンの取締役に加わります。
シェリング・プラウの前会長兼CEOであったFred Hassan氏は、Warburg Pincusを代表して次のように述べています:「人工知能および機械学習は、創薬プロセスに革命をもたらし、革新的な治療法をこれまでに無いスピードで患者に提供するための強力なツールです。多数のパートナー企業との協業及び自社パイプラインの開発を通じ、AIテクノロジーの価値を証明してきたインシリコ・メディシンと連携できることを嬉しく思います。ヘルスケア分野における最高峰のイノベーターに投資するという当社戦略に、インシリコ・メディシンは合致しています。AIおよび機械学習の活用を通じ、創薬を変革するという同社の強い意志を引き続きサポートしていきます。」
インシリコ・メディシンについて
インシリコ・メディシンは、ある特性をもった新規の分子構造を見出すため、深層生成モデル(deep generative models) や 強化学習(reinforcement learning)、トランスフォーマー (transformers)、その他最新の機械学習技術を取り入れた人工知能を開発しています。また、生物学的データの人工生成や創薬標的の探索、臨床試験結果予測のためのソフトウェア開発にも取り組んでいます。当社は、AIを活用した創薬サービスとソフトウェアを、Pharma.AIのプラットフォームを通じて提供すると同時に、前臨床段階の自社パイプラインを開発しています。当社は、疾患に対する新規標的の特定と、標的にあった新規化合物の生成および検証を行い、前臨床候補を18ヵ月に満たない期間で特定できることを実証しました。また、インシリコ・メディシンは2014年の設立以降、製薬およびテクノロジーを専門とする投資家から3億1,000万ドル以上を調達し、複数の業界賞を受賞しています。加えて、130以上の査読付き論文を発表、30以上の特許を申請しています。ウェブサイトはこちら:www.insilico.com
Warburg Pincusについて
Warburg Pincus LLCは、成長投資に焦点を当てた世界でも有力なプライベートエクイティ企業の一つであり、600億ドルを超えるプライベートエクイティ資産を運用しています。200以上の企業からなるポートフォリオは、ステージやセクター、地域も非常に多岐にわたっています。Warburg Pincus は1966年に設立され、19のプライベートエクイティファンドを調達し、40を超える国の930以上の企業に対し、900億ドルを超える金額を投資してきました。当社は、持続可能な価値と永続性のある企業を設立しようとしているマネージメントチームにとって経験豊富なパートナーです。ウェブサイトはこちら:www.warburgpincus.com
インシリコ・メディシンはAI創薬企業の先駆けとして、強力な創薬及び開発チームを構築し、多岐にわたる事業パートナーとの連携、自社パイプラインの開発を現在進めています。当社は、新規ターゲット探索から新規化合物の生成までを人工知能(AI)に基づいて行い、開発候補品を挙げるための前臨床試験までを18ヶ月以内に行えることを世界で初めて実証しております。
当社の創薬プラットフォームは、AIを活用した新規標的の探索エンジンのPandaOmics™、深層生成強化学習を用いて、既存の化合物空間には存在しない最適な分子構造をde novoで設計するChemistry42™、そして臨床試験結果を予測するInClinico™により構成されています。これら創薬プラットフォームは、AI創薬を加速させたい製薬およびバイオテクノロジー企業に対しライセンス提供され、既に、ファイザー、アステラス製薬、ジョンソン・エンド・ジョンソン、大正製薬をはじめとする多数の企業との協業では、多くが主要なマイルストーンを達成しています。
今回調達した資金を活用し、現在開発中の自社パイプラインの臨床試験を実施し、新規の創薬標的に対する次世代パイプランの開発、並びに創薬プラットフォームの更なる機能拡張を行います。また、日本の製薬企業とのパートナリングも今まで以上に積極的に行っていきます。
インシリコ・メディシンの創業者兼CEOのアレックス・ジャーヴォロンコフ博士は、次のようにコメントしています:「我々の人工知能が見出した新規標的と新規化合物は、臨床での成功確率が高く、これまでに無い全く新しい化合物であり、生物学的にも化学的にも優れた結果が出ています。バイオテクノロジー業界で実績のある複数の著名な投資家が我々の成果を高く評価し、投資に至ったことを嬉しく誇りに思います。彼らの支援により我々はイノベーションを続け、製薬業界に革新的なソリューションを提供します。」
Warburg PincusのマネージングディレクターであるMin Fang氏が、インシリコ・メディシンの取締役に加わります。
シェリング・プラウの前会長兼CEOであったFred Hassan氏は、Warburg Pincusを代表して次のように述べています:「人工知能および機械学習は、創薬プロセスに革命をもたらし、革新的な治療法をこれまでに無いスピードで患者に提供するための強力なツールです。多数のパートナー企業との協業及び自社パイプラインの開発を通じ、AIテクノロジーの価値を証明してきたインシリコ・メディシンと連携できることを嬉しく思います。ヘルスケア分野における最高峰のイノベーターに投資するという当社戦略に、インシリコ・メディシンは合致しています。AIおよび機械学習の活用を通じ、創薬を変革するという同社の強い意志を引き続きサポートしていきます。」
インシリコ・メディシンについて
インシリコ・メディシンは、ある特性をもった新規の分子構造を見出すため、深層生成モデル(deep generative models) や 強化学習(reinforcement learning)、トランスフォーマー (transformers)、その他最新の機械学習技術を取り入れた人工知能を開発しています。また、生物学的データの人工生成や創薬標的の探索、臨床試験結果予測のためのソフトウェア開発にも取り組んでいます。当社は、AIを活用した創薬サービスとソフトウェアを、Pharma.AIのプラットフォームを通じて提供すると同時に、前臨床段階の自社パイプラインを開発しています。当社は、疾患に対する新規標的の特定と、標的にあった新規化合物の生成および検証を行い、前臨床候補を18ヵ月に満たない期間で特定できることを実証しました。また、インシリコ・メディシンは2014年の設立以降、製薬およびテクノロジーを専門とする投資家から3億1,000万ドル以上を調達し、複数の業界賞を受賞しています。加えて、130以上の査読付き論文を発表、30以上の特許を申請しています。ウェブサイトはこちら:www.insilico.com
Warburg Pincusについて
Warburg Pincus LLCは、成長投資に焦点を当てた世界でも有力なプライベートエクイティ企業の一つであり、600億ドルを超えるプライベートエクイティ資産を運用しています。200以上の企業からなるポートフォリオは、ステージやセクター、地域も非常に多岐にわたっています。Warburg Pincus は1966年に設立され、19のプライベートエクイティファンドを調達し、40を超える国の930以上の企業に対し、900億ドルを超える金額を投資してきました。当社は、持続可能な価値と永続性のある企業を設立しようとしているマネージメントチームにとって経験豊富なパートナーです。ウェブサイトはこちら:www.warburgpincus.com
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