スマホで撮った海辺の写真が海洋ゴミの原因解明につながるアプリ『PicSea』のweb版がスタート スマホアプリ版はオープンを記念したトークイベントにて初お披露目いたします
「PicSea」のスタートを記念した、オンライントークイベントを9月25日(土)に開催 プロジェクトメンバーと各種研究者によるクロストークを行います
また、現在はweb版で公開している『PicSea』ですが、トークイベントにてスマホ版をお披露目します。これにより、いつでもどこでも誰でも気軽に写真を送るだけで、海洋ゴミの原因解明につながる活動ができるようになります。
- PicSeaとは?
人工知能を活用し、浜辺や水辺のゴミの画像からゴミの自動識別を行う「PicSea」。市民ボランティア( 市民サイエンティスト)とともに協力し、スマートフォンで撮影し集積された画像に含まれるごみを人工知能で自動識別することで、日本の浜辺・水辺で起きている深刻な環境問題の原因解明を目指します。手作業では到底不可能なビッグデータの収集を市民サイエンティストとチームとして協力する市民参加型研究/ シチズンサイエンスを実施いたします。
web版はこちらから参加できます。
https://reconnect.kyoto-u.ac.jp/scienceleague/picsea/
スマホ版は年内にサービス開始予定
みんなのカメラで海洋ゴミの今を知る「PicSea」プロジェクト
スタート記念オンライントークイベント開催
- 開催概要
[日時]2021年9月25日(土)13:00 - 15:30
[参加費用]無料
[参加方法] オンライン参加:https://peatix.com/event/2935615
*事前申し込み制。9月25日12:00までにPeatixからお申し込みください。
[主催]日本財団 京都大学共同事業RE:CONNECT
[タイムスケジュール/登壇者]
13:00- 司会者挨拶/イベント概要説明
13:02- トーク第一部:淀川テクニックと京都大学が海ごみ問題でコラボ!?ー力を合わせてできることー
兼松佳宏(勉強家/「グリーンズの学校」編集長)塩入同(博士<工学>/日本財団))柴田英昭(淀川テクニック)森田桂治(NPO法人アーキペラゴ副理事長)亀岡大真(RE:CONNECT研究員)
13:42- トーク第二部:PicSeaってなんだ?シチズンサイエンスってなんだ?
兼松佳宏(勉強家/「グリーンズの学校」編集長)伊勢武史(京都大学フィールド科学教育研究センター准教授/RE:CONNECT代表)伊藤真(RE:CONNECT研究員)村上弘章(RE:CONNECT研究員)
14:02- PicSeaアプリ実演
甘利彩子(NPO法人瀬戸内こえびネットワーク事務局長)兼松佳宏(勉強家/「グリーンズの学校」編集長)塩入同(博士<工学>/日本財団)柴田英昭(淀川テクニック)森田桂治(NPO法人アーキペラゴ副理事長)ヤノベケンジ(現代美術作家/京都芸術大学教授兼ウルトラファクトリー・ディレクター)伊勢武史(京都大学フィールド科学教育研究センター准教授/RE:CONNECT代表)亀岡大真(RE:CONNECT研究員)
14:22- トーク第三部:海ごみ×アートの可能性
甘利彩子(NPO法人瀬戸内こえびネットワーク事務局長)柴田英昭(淀川テクニック)ヤノベケンジ(現代美術作家/京都芸術大学教授兼ウルトラファクトリー・ディレクター)伊勢武史(京都大学フィールド科学教育研究センター准教授/RE:CONNECT代表)
15:12- おわりに
15:30- 終了予定
- 登壇者プロフィール *順不同
NPO法人瀬戸内こえびネットワーク事務局長
1981年長野県長野市生まれ。2004年香川県高松市に移住。2009年、瀬戸内国際芸術祭ボランティアサポーター「こえび隊」立ち上げ、事務局の運営を始める。 2012年、NPO法人瀬戸内こえびネットワーク発足。こえび隊事務局をはじめ、島々との交流や瀬戸内国際芸術祭における食やパフォーミングアーツ、ツアー、継続プロジェクト等の企画・運営を行う。また大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ、北アルプス国際芸術祭、奥能登国際芸術祭等々、地域型芸術祭のサポーター事務局の運営に携わる。高松市文化芸術振興審議会委員。
兼松 佳宏(かねまつ・よしひろ)氏
勉強家/「グリーンズの学校」編集長
兼松佳宏 勉強家/「グリーンズの学校」編集長 1979年生まれ。ウェブデザイナーとしてNPO支援に関わりながら、「デザインは世界を変えられる?」 をテーマに世界中のデザイナーへのインタビューを連載。 その後、ソーシャルデザインのためのヒントを発信するウェブマガジン「greenz.jp」の立ち上げに関わり、10年から15年まで編集長。 16年より京都精華大学人文学部特任教員として、ソーシャルデザイン教育のためのプログラム開発を手がけた後、再びNPO法人グリーンズに「グリーンズの学校」編集長として復帰。著書に『beの肩書き』『ソーシャルデザイン』、連載に「空海とソーシャルデザイン」など。秋田県にかほ市出身、長野県北佐久郡在住。
塩入 同(しおいり・とも)氏
博士(工学)/日本財団
1973年東京都生まれ。水産庁水産大学校機関学科卒業、佐賀大学大学院農学研究科修士課程(浅海干潟環境工学)修了後、神奈川県庁にて砂浜保全・沿岸域管理・国有財産法務等を担当。日本大学大学院理工学研究科博士課程(海洋建築工学)修了。海洋政策研究財団(現:笹川平和財団海洋政策研究所)研究員、日本財団へ出向となり海洋事業部シニアオフィサーとして河川散乱ごみ研究と事業開発を担当。G7ハリファックス環境・エネルギー・海洋大臣会合への政府派遣専門家、APEC環境会議台湾会合での招聘専門家として散乱ごみ問題分野で貢献。 現在、日本財団香川駐在として瀬戸内オーシャンズXプロジェクトの運営と研究を統括。著作に、海洋白書2019:巻頭特集「なぜプラスチックが海の問題なのか」等。河川・海岸工学、流域沿岸域管理、行政間調整、流域環境管理においてのCSRによる企業貢献のコーディネート等を専門とする砂浜愛好家。
森田 桂治(もりた・けいじ)氏
NPO法人アーキペラゴ副理事長
1969年香川県生まれ。大手IT企業、外資系IT企業を経てUターンして、香川で起業。経営の傍ら、市民活動として、毎週のようにビーチクリーンアップ活動をしながら、使い捨てプラスチック削減など発生抑制に向けた仕組みづくりにも積極的に取り組む。 香川県第19回ボランティア大賞 第3回四国環境パートナーシップ表彰 優秀賞 海ごみゼロアワード2019 日本財団賞
ヤノベケンジ(やのべけんじ)氏
現代美術作家。京都芸術大学教授兼ウルトラファクトリー・ディレクター。 1965 年、大阪生まれ。 1991 年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。 1990 年初頭より、「現代社会におけるサヴァイヴァル」をテーマに実機能のある大型機械彫刻を制作。 1997 年より、放射線感知服《アトムスーツ》を身にまといチェルノブイリを訪れる《アトムスーツ・プロジェクト》を敢行。 2011 年、東日本大震災後、希望のモニュメント《サン・チャイルド》を制作し、国内外で巡回。 2013 年、瀬戸内国際芸術祭で《スター・アンガー》とビートたけしとの共作《 ANGER from the Bottom 》を出展(後に恒久設置)。 2019 年、人類の守護獣《 KOMAINU ―Guardian Beasts− 》を比叡山延暦寺に奉納展示。コロナ禍の 2020 年 3 月末、疫病から人々を守る願いを込め京都芸術大学正門前に再展示。アートの枠組みを超えた幅広い創作活動を続けている。 www.yanobe.com
淀川テクニック(よどがわてくにっく)氏
柴田英昭(しばたひであき、1976年岡山県生まれ)のアーティスト名。 2003年に大阪・淀川の河川敷を拠点として活動開始。ゴミや漂流物などを使い、様々な造形物を制作する。赴いた土地ならではのゴミや人々との交流を楽しみながら行う滞在制作を得意とし、岡山県・宇野港に常設展示された「宇野のチヌ」は特によく知られている。「釜山ビエンナーレ」(2006)やインドネシアで開催された日本現代美術展「KITA!!」(2008)、ドイツ・ハンブルグと大阪で同時開催された「TWINISM」(2009)、モルディブ共和国初の現代美術展「呼吸する環礁ーモルディブ・日本現代美術展ー」(2012)など海外での展覧会参加も多い。その活動や作品は国内外のテレビ、新聞などのマスメディアで多く取り上げられている他、小学校や中学校の美術の教科書でも大きく紹介されている。 近年では環境問題に関わる展示への参加も多い。 アーティスト略歴(公式)
伊勢武史(いせ・たけし)氏
京都大学フィールド科学教育研究センター准教授/RE:CONNECT代表
ハーバード大学大学院にて生物学を学び、博士号を取得。帰国後は独立行政法人海洋研究開発機構特任研究員、兵庫県立大学シュミレーション学研究科准教授を経て、2014年より現職。 著書に『学んでみると生態学はおもしろい』『地球システムを科学する』『生物進化とはなにか』『生態学者の目のツケドコロ』(すべてベレ出版)、『生態学は環境問題を解決できるか?』(共立出版)などがある。専門は森林生態学とコンピュータシミュレーションや人工知能。地球温暖化から人類の進化まで、人と自然のかかわりを考えることがライフワーク。
- 【RE:CONNECTについて】
市民と連携する科学の力で、環境問題の解決を目指す 日夜叫ばれる環境問題。大事な問題だってことはわかるんだけど、なんとなく他人ごとに感じてしまう。忙しい毎日。環境に思いをはせることを、つい忘れてしまう。そんな現代人が、身近な森・里・海の自然を感じて、考えて、動ける市民参加型の環境問題解決モデルを作るために、日本財団と京都大学は「RE:CONNECT」を立ち上げました。 シチズンサイエンスの考え方で、科学者と市民が手を取り合って自然を調べます。市民が楽しみながら行う活動が、自然を理解するための貴重なビッグデータに。科学者はそのデータから、森・里・海のつながりを解明し、そのあるべき姿を社会に提案します。
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