不動産相続トラブルの経験者に聞いた!アンケートからわかる原因と対策

不動産の情報提供メディア「STEP不動産売却」を運営する株式会社クランピーリアルエステート(本社:東京都中央区築地、代表取締役社長:大江 剛 / 寺田 真吾)は、不動産相続トラブル経験者87人を対象にアンケートを実施いたしました。調査の結果、不動産相続トラブルが起きる原因の第1位は「不動産の取り分」、トラブル相手は「兄弟・姉妹」が最多でした。

■不動産相続トラブルに関する調査記事URL:https://step-fudosan.jp/realestate-inheritance-trouble/

■不動産の相続でトラブルになった原因は?

 

  • 不動産相続トラブルの原因の第1位は「不動産の取り分」
はじめに、不動産の相続でトラブルになってしまった原因を聞いてみました。

もっとも多かった原因は「不動産の取り分」を巡るトラブル。不動産は物理的に分けることが難しいため「誰がどのくらい相続するか?」で揉めてしまうことが多いようです。
  • 「不動産は簡単に分割できないし、価格水準も良く分からないし、兄弟で取り分をどうするかで揉めました。」
  • 「自宅である不動産分割は難しいため、現金化できればトラブル回避ができたように感じます。」


■遺言があれば不動産相続トラブルは避けられる?

  • 半分以上が「遺言があればトラブルにならなかった」と回答

アンケート結果によれば、半分以上が「遺言があればトラブルにならなかった」に同意しています。具体的には以下のような意見がありました。
 
  • 「法的効力のある遺言があればこんなに時間もかからずに終わったはず。」
  • 「遺言があればここまで揉めてなかったと思うので、遺言の必要性は強く感じた。」
  • 「遺言がなかったせいで、家も財産もほとんど伯父家族に盗られてしまった。」

法律における相続では、遺言書の内容が最優先されるため、作成しておくことでトラブルを避けられることが多いようです。

しかし、「遺言がかなり不公平な内容になっていたので揉めました。」などの意見もあり、遺言の内容を巡ってトラブルになってしまうケースもあるようなので、きちんと内容まで精査しておいた方がよいでしょう。

■不動産相続トラブルになった親族との関係は?

 

 

  • 兄弟間での不動産相続トラブルが最多の36人

アンケートによれば、兄弟・姉妹間での不動産相続トラブルが最も多く、兄弟・姉妹に近しい「いとこ」とのトラブルが2番目に多い結果となりました。
 
  • 「親が残した遺産の分配について兄弟で揉めました。」
  • 「母が死んだ時に、兄弟間で家をどうするか揉めました。」
  • 「父が所有している不動産を巡って兄と揉めました。」

やはり不動産・お金が絡むと、仲の良い兄弟でも人が変わってしまうケースも多いようです。

■不動産相続トラブルになった相手との関係は修復できる?

 
  • 不動産相続トラブルが起きても半分以上は関係を修復した、修復の可能性はあると回答

不動産相続トラブルで揉めてしまうと、その後も気まずくならないか心配ですよね。

そこで不動産相続トラブル経験者のみなさんに「トラブルになった方と仲直りできそうですか?」という質問もしてみました。

意外なことに不動産相続トラブルが起きても、半分以上は関係を修復しているようです。
 
  • 「すぐに売却できたので仲直りできたけど、すぐに売却出来てなかったら今でも関係は悪かったと思います。」
  • 「親子関係は修復したが、辛い時間をお互い過ごしてしまい、反省しています。」

仲直りするコツとしては、トラブルが深刻化する前になるべく早く円満に解決する必要があるようです。

■相続した後の不動産はどのように扱った?

 

 

 

  • 不動産全部を売却して現金化したという意見が多数となる

つづいて、不動産を相続したみなさんに「その後、相続した不動産はどうしましたか?」という質問をしてみました。

アンケート結果によれば、現金化してから相続するケースがもっとも多く、次いで「不動産を相続したまま放置してしまう」という回答が多いという結果になりました。
 
  • 「均等に分割する事が難しいので、売却して現金にして分ける事になった。」
  • 「土地を相続したかったが、均等に分配するために売らざるを得なくなった。」

1番わかりやすく公平になるため、相続人全員で不動産を売却してから、現金を均等に分配する方法が主流なようです。

一方で不動産を相続しても、他共有者の合意がないと売ることや貸すことができないため、そのまま放置してしまうケースも少なくないようです。

■不動産トラブルは弁護士や司法書士へ相談した?

 

  • 「弁護士へや司法書士へ相談した」「相談しなかった」どちらも半々の割合という結果

アンケート結果は半分に分かれていますが「相談しなかった」と回答した方の中には「弁護士へ相談すれば良かった」と後悔している方も多いようです。
 
  • 「円満に終わらせるためにも、弁護士へ相談すれば良かったと後悔している。」
  • 「お金を払っても弁護士に頼んで、きちんと相続した方が良かったかも。」

一方、弁護士へ相談した方のほとんどが結果に満足しているようで「早く相談するべき」と語る方も少なくありません。
 
  • 「早い段階で弁護士に介入してもらって、法律的にしっかりと判断してもらうべき。」
  • 「相続は当然の権利なので、弁護士を立ててでも貰うべきだったと今では思う。」
  • 「法的に有効な書面がなかったので、弁護士に間に入ってもらった。」

お金が絡むと感情的になってしまうため、第三者が介入する事は効果的なようです。

■相続前の自分にアドバイスするなら?

最後に、不動産相続トラブル経験者のみなさんへ「相続前の自分にアドバイスするなら?」という質問をしてみました。

結果として「事前に話し合って遺言書を作成しておくべき」といったアドバイスが大多数でした。
 

 

  • 「遺言がないと言ったもん勝ちになるので、もっと話し合っておけばよかった。」
  • 「生前にきちんと遺言状を作成して、きちんと話を決めておいたらよかった。」
  • 「お金の事は話しにくいし後回しにしがちだが、元気なうちに話し合っておくべき。」

たしかに事前にすべて決めておけば、不動産の取り分で揉めることも防げますし、スムーズに相続できれば、手続き自体も早く楽に済みそうですね。

■このアンケート結果について

この調査の詳細については、STEP不動産売却の記事(https://step-fudosan.jp/realestate-inheritance-trouble/)からご確認いただけます。

データを引用される際は、出典元として必ずこちらのURL(https://step-fudosan.jp/realestate-inheritance-trouble/)をご記載いただきますよう、お願いいたします。

 【調査概要】
■調査名:不動産の相続でトラブルになった原因は?
■調査対象:不動産相続トラブルの経験者
■調査方法:選択式・記述式のWEBアンケート(ランサーズ)
■有効回答人数:87人(回答率100%)
■調査期間:2021年3月24日~2021年3月30日

【会社概要】
企業名:株式会社クランピーリアルエステート
代表者:代表取締役社長 大江 剛 / 寺田 真吾
事業内容:不動産売買/相続対策・士業集客コンサルティング / Webマーケティング
所在地:〒104-0045 東京都中央区築地2-10-6 Daiwa築地駅前ビル9F
電話番号:03-6226-2566 / 03-6226-2562(FAX)
URL:https://c-realestate.jp/
不動産スピード買取窓口:https://c-realestate.jp/lp/wakeari/

 

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会社概要

URL
https://c-realestate.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区築地2-10-6 Daiwa築地駅前ビル9F
電話番号
03-6226-2566
代表者名
大江 剛 / 寺田 真吾
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2018年02月