展示作品の一部が、ポンピドゥ・センターへ収蔵決定!ポコラート世界展「偶然と、必然と、」展示作品に関する最新情報ならびに関連企画決定のご案内

3DVRによる展覧会バーチャルツアーなどオンラインコンテンツも充実。

合同会社コマンドA

この度、千代田区とアーツ千代田 3331は、ポコラート世界展「偶然と、必然と、」−障害のある人、ない人、アーティストの生の表現を世界に解き放つ−を、2021年7月16日(金)〜9月5日(日)の会期にて開催いたします。ポコラート事業10周年を記念する本展では、日本初公開となる作家や作品を含む世界22カ国の作家50名による創作物240点余を一堂に展示します。

この度、次の通り展示作品に関する最新情報ならびに関連イベントやオンラインコンテンツ、図録・ガイドブックの詳細が決定いたしましたのでご案内申し上げます。何卒周知にご協力いただけますようお願い申し上げます。
*本展の開催概要、展示内容、出展作家などにつきましては、既報のプレスリリース第1弾(2021/4/14配信)をご覧ください。
第1弾プレスリリース  https://www.3331.jp/news/file/pocorartworld_PR_20210414.pdf

与那覇 俊《巨人病院Ⅲ(恒河沙新世界)》 2018年 油性ペン、カレンダー、とりのこ用紙 144×840cm photo:MIYAJIMA Kei与那覇 俊《巨人病院Ⅲ(恒河沙新世界)》 2018年 油性ペン、カレンダー、とりのこ用紙 144×840cm photo:MIYAJIMA Kei

● 展示作品の一部が、ポンピドゥ・センター(フランス/パリ)に収蔵されることが決定!
● 上映会+トーク、キュレーターツアー、関連企画など計7本のイベントを開催。
● 3DVRによるオンライン鑑賞やトーク動画をお届け!
● 200点を超える創作物をフルカラーで掲載した圧巻の展覧会図録!
● お子様にも大人にも内容をわかりやすく解説した無料ガイドブックも配布予定!(PDFダウンロードも可)

展覧会名
ポコラート世界展「偶然と、必然と、」
−障害のある人、ない人、アーティストの生の表現を世界に解き放つ−
主催 千代田区、アーツ千代田 3331
会場 アーツ千代田 3331 1階メインギャラリー
会期 2021年7月16日(金) − 9月5日(日)
特設サイト
https://pocorart.3331.jp/world2021/

最新情報
展示作品の一部が、ポンピドゥ・センター(フランス/パリ)に収蔵されることが決定!

本展には、パリとプラハを拠点とするアール・ブリュットの非営利研究機関「abcdコレクション」より複数の作品が出展します。同コレクションの一部がポンピドゥ・センターに収蔵されることが決定したことに伴い、本展の展示作品の一部は展示終了後、同センターに収蔵されます。これらの作品を国内で再び見ることは稀有になることが予想され、ポコラート世界展での展示は極めて貴重な機会となります。

イベント情報 
オンライン開催の各トークの視聴URLはポコラート世界展特設サイトならびにアーツ千代田 3331の各種SNSにて後日ご案内いたします。(無料視聴)

①作家の創作に寄り添うことと創作活動の伝え方について(ベルギーと日本の事例)
 ※オンライントーク|予約不要

黒田 勝利 《人類崩壊》 2011-2015年 ルーズリーフ、黒ペン、カラーペン 29.7×21cm photo:MIYAJIMA Kei黒田 勝利 《人類崩壊》 2011-2015年 ルーズリーフ、黒ペン、カラーペン 29.7×21cm photo:MIYAJIMA Kei

コスティア・ボトキン 《無題》 2019年 ミクストメディア、紙 55×73cm Kostia BOTKINE,©La“S”Grand Atelier,Bコスティア・ボトキン 《無題》 2019年 ミクストメディア、紙 55×73cm Kostia BOTKINE,©La“S”Grand Atelier,B

公開開始日:7月17日(土)
登壇者:
金武 啓子(社会福祉法人ノーマライゼーション協会 西淡路希望の家・美術部)
アンヌフランソワーズ・ルーシュ(ラ・エス・グラン・アトリエ代表)
ファシリテーター 嘉納 礼奈(本展キュレーター)

②一人の作家に時を経て寄り添う。作家とその創作の変遷についての証言(オーストリアと日本の事例)
 ※オンライントーク|予約不要

 

ヨーゼフ・ホーファー《無題》 鉛筆、色鉛筆、紙 44×60cm   2012年ヨーゼフ・ホーファー《無題》 鉛筆、色鉛筆、紙 44×60cm 2012年

平野 智之 《New美保さんシリーズⅠ》 2012年 鉛筆、色鉛筆、紙 30.5×24×2.5cm photo:MIYAJIMA Kei平野 智之 《New美保さんシリーズⅠ》 2012年 鉛筆、色鉛筆、紙 30.5×24×2.5cm photo:MIYAJIMA Kei

公開開始日:7月30日(金)
登壇者:
朝比奈 益代(特別非営利活動法人La Manoクラフト工房La Mano)
エリザベート・テルスニッヒ(美術史家)
ファシリテーター 嘉納 礼奈(本展キュレーター)

③「ミリキタニの猫《特別篇》」
 ※上映会+トーク|要予約

佐藤哲郎撮影|1990年代のジミー・ミリキタニ佐藤哲郎撮影|1990年代のジミー・ミリキタニ

ジミー・ツトム・ミリキタニ 《無題》 2001–2006年 ボールペン、水彩鉛筆、水彩絵の具、紙 43.5×55.5cm photo:MIYAJIMA Keiジミー・ツトム・ミリキタニ 《無題》 2001–2006年 ボールペン、水彩鉛筆、水彩絵の具、紙 43.5×55.5cm photo:MIYAJIMA Kei

ー 8月14日(土) 14:00-16:00
ー 8月15日(日) 14:00-16:00
 上映 「ミリキタニの猫」(74分/リンダ・ハッテンドーフ監督/2006)
 上映「ミリキタニの記憶」(21分/Masa監督/2016)
 アフタートーク(ゲスト:マサ・ヨシカワ氏/映画プロデューサー)(約20分)

会場: アーツ千代田 3331 1階コミュニティスペース
定員: 60名
料金: 500円
※お申込み方法は、本リリース内に記載
※千代田区民は身分証のご提示で無料

1920年にアメリカで生まれ、広島に育ったジミー・ツトム・ミリキタニ氏。画家を目指し再び渡米するも、戦争により日系人強制収容所に入れられ、1980年代後半頃からはニューヨークで路上生活をしながら創作活動を行うように。時代に翻弄され波乱に満ちた人生を送る彼の作品に描かれるのは猫、ねこ、ネコ…。

本イベントでは、ミリキタニ氏の半生と映画監督であるリンダ・ハッテンドー フ氏の交流を描いたドキュメンタリー「ミリキタニの猫」(2006)と、ミリキタニ氏を知る人々の証言や当時の写真、そして新たに発見された絵などでつづられた「ミリキタニの記憶」(2016)を併せた2本組「ミリキタニの猫《特別篇》」を特別上映します。上映後は、「ミリキタニの記憶」監督のマサ・ヨシカワ氏をお迎えしたアフタートークも行います。

プロデューサー マサ・ヨシカワ


プロデューサー、ライター、コーディネーター、ジャーナリストなど映像関連の仕事に幅広く携わる。「ロスト・イン・トランスレーション」(2003/ソフィア・コッポラ監督)などの映画でも製作スタッフを務めた。2016年に『ミリキタニの猫』の追悼編とも言うべき短編『ミリキタニの記憶』を製作・監督。


④「描きたい、が止まらない」
 ※上映会+トーク|要予約

 

ー 8月21日(土)14:00-16:00
ー 8月22日(日)14:00-16:00

上映「描きたい、が止まらない」(90分/近藤剛監督/2019/配給:パオネットワーク)
アフタートーク 古久保 憲満(作家)× 近藤 剛(映画監督)(約20分)

会場: アーツ千代田 3331 1階コミュニティスペース
定員: 60名
料金: 500円
※お申込み方法は、本リリース内に記載
※千代田区民は身分証のご提示で無料

ボールペンと色鉛筆だけで描く精密画の大作を制作する自閉症の画家・古久保憲満氏に、2年半にわたって密着したドキュメンタリー「描きたい、が止まらない」を上映します。上映後は、古久保氏と本作の監督である近藤 剛氏をお迎えしたアフタートークも行います。

映画監督 近藤 剛

1973年生まれ、愛知出身。映像技術会社を経て、現在、番組制作会社パオネットワーク所属。ディレクターとして主にテレビのドキュメンタリー番組を制作。テーマは東日本大震災、薬物依存症、コロナ禍の病院や小学校など、多岐にわたる。2019年に全国で劇場公開した映画「描きたい、が止まらない」の監督を務める。



 


⑤その他上映会+トーク
 ※オンライン上映会+トーク|予約不要
映画監督であり、アール・ブリュットコレクターでもある、ブリュノ・ドュシャルム氏が監督・制作したドキュメンタリー映像を上映します。1日目は、キューバ出身の作家 カルロス・ハビエル・ガルシア・ウエルゴ氏、2日目はアメリカ出身の作家 メルヴィン・ウェイ氏に焦点をあてたドキュメンタリーです。上映後は、ドュシャルム氏に作家や作品についてオンラインでお話をうかがいます。

配信日時・上映作品
8月7日(土)   17:00-18:00
「カルロス・ハビエル・ガルシア・ウエルゴ」(約20分)
トーク(約40分)

カルロス・ハビエル・ガルシア・ウエルゴ 《無題》 1990年 フェルトペン、アクリル絵の具、段ボール 72.4×50cm photo:MIYAJIMA Keiカルロス・ハビエル・ガルシア・ウエルゴ 《無題》 1990年 フェルトペン、アクリル絵の具、段ボール 72.4×50cm photo:MIYAJIMA Kei

8月8日(日) 17:00-18:00
「メルヴィン・ウェイ」(約20分)
トーク(約40分)

メルヴィン・ウェイ《無題》 2000年 インク、セロハンテープ、紙 22.6 ×30.4cm ©collection abcd/Bruno Decharmeメルヴィン・ウェイ《無題》 2000年 インク、セロハンテープ、紙 22.6 ×30.4cm ©collection abcd/Bruno Decharme

視聴方法:YouTubeライブ配信(無料)で実施いたします。
視聴URLはポコラート世界展特設サイトならびにアーツ千代田 3331の各種SNSにて後日ご案内いたします。

トーク登壇者
ブリュノ・ドュシャルム(映画監督/アール・ブリュットコレクター)
嘉納礼奈(本展キュレーター)

⑥キュレーターツアー
 ※予約不要
本展キュレーターが展覧会をご案内する45分程の鑑賞プログラムです。

日時:会期中|不定期
会場:1階メインギャラリー
料金:無料(但し、ご参加には展覧会チケットが必要です)
定員:5~10名(先着順/展覧会入場チケットカウンターに直接お越しください)

詳細は、ポコラート世界展特設サイトならびにアーツ千代田 3331の各種SNSにて後日ご案内いたします。

嘉納 礼奈 本展キュレーター
芸術人類学研究、EHESS(フランス国立社会社会科学高等研究院)、フランス社会人類学研究所在籍。兵庫県生まれ。パリ第4大学美術史学部修士課程修了。国立ルーブル学院博物館学課程修了。国内外でアートとその周縁、人間の創作物のカテゴライズなど芸術人類学の研究、展示企画、シンポジウムなどに携わる。アーツ千代田 3331では、ポコラート全国公募のコーディネーターを務めた。

⑦連携企画  by ゲーテ・インスティトゥート東京
 ※予約不要
Superposition(ユリウス・ボッケルト&スヴェン・フリッツ)
音楽パフォーマンスのライブ配信

アトリエ・ゴールドシュタイン(フランクフルト)で行われるSuperposition(ユリウス・ボッケルト&スヴェン・フリッツ)の音楽パフォーマンスをゲーテ・インスティトゥート東京より配信します。演奏を行う美術家のユリウス・ボッケルトと音楽家のスヴェン・フリッツは2014年から共に活動しています。彼らは、キーボード、モジュラー、シンセサイザー、打楽器、フィールド・レコーディングや声などを生かした実験的な音楽パフォーマンスを行います。

7月18日(日)  18:00〜

アーツ千代田 3331とゲーテ・インスティトゥート東京のFacebookよりライブ配信(無料)で実施いたします。視聴URLはポコラート世界展特設サイト並びにアーツ千代田 3331の各種SNSでも後日ご案内いたします。

協力:ゲーテ・インスティトゥート東京

イベントお申し込み方法
上映会+トーク「ミリキタニの猫《特別篇》」と上映会+トーク「描きたい、が止まらない」のご参加には、事前のご予約が必要です。
お申込みは、Eメールまたは電話、FAXにて承ります。参加費は当日会場でお支払いください。(お申込みは先着順、申込締切は各開催日の2日前)Eメール・FAXでお申込の方は、必要事項をご記入の上、下記の宛先までお申込みください。

お申込先
アーツ千代田 3331
ポコラート世界展 イベント担当E-MAIL  ws1@3331.jp
TEL     03-6803-2441
FAX     03-6803-2442

必要事項
①ご希望のイベント名・日付
②参加人数
③参加者全員のお名前とふりがな
④申込代表者のお電話番号
⑤申込代表者のメールアドレス

オンラインコンテンツ
新型コロナウイルスの感染拡大予防対策として、また遠方でご来場いただけない方もポコラート世界展をお楽しみいただけるよう充実したオンラインコンテンツを発信します。

オンラインギャラリー|3DVR
3DVRを用いたバーチャルツアーにより、まるで会場にいるかのような鑑賞体験をお届けします。
3D空間内では、キュレーターの解説ビデオもご覧いただけます。

7月末ー 9月末(2ヶ月間|予定)
400円*チケットは鑑賞ページでご購入ください。(クレジットカード・銀行振込・paypal・コンビニ決済可)

ポコラート世界展特設サイトにてご鑑賞いただけます。
https://pocorart.3331.jp/world2021/
制作会社:株式会社アートローグ|ARTLOGUE VR https://artlogue-vr.com/

無料ガイドブック
会期中、ご希望の方には全20ページフルカラーのガイドブックを数量限定で展覧会受付にて無料配布。お子さまにも大人にも展覧会の内容や作品をわかりやすく解説!ポコラート世界展特設サイトよりPDFでダウンロードできます。


図録
世界22ヵ国、50名の作家による200点を超える創作の数々をフルカラーで掲載した圧巻の図録。
独自のリサーチの元、キュレーションした240点余の創作物を展覧会の6つのテーマに沿って掲載する、全288ページの図録です。6つのテーマは「自己の内面」「物と行為の関係」「身近な事象や物のかたちの捉え方」「環境から創作への影響」「世界の成り立ちについての考え方」「過去の記憶」など。

自身を被写体として様々な人物に扮し撮影したポートレートや世界の成り立ちをカレンダーで表現した創作など、国籍、年齢や性別、障害の有無、美術の枠組みさえも飛び越える創作の数々を本書でぜひご堪能ください。本邦初公開となる作品が数多く収録された、貴重な一冊です。

 

 

​発行/千代田区、アーツ千代田 3331  編/嘉納礼奈

論考執筆/中村政人、ルシエンヌ・ペリー、保坂健二朗、バルバラ・シャファージョヴァー、嘉納礼奈
ブックデザイン/O design  発行所/アーツ千代田 3331
価格/1,900円+税  頁数/288頁 判形/242mm×188mm
言語/日本語・英語  ISBN978-4-9906563-5-5

開催概要
展覧会名:ポコラート世界展「偶然と、必然と、」ー障害のある人、ない人、アーティストの生の表現を世界に解き放つー
会期:2021年7月16日(金)〜9月5日(日) ※会期中無休
開場時間:11:00〜18:00 ※入場は17:30まで
会場:アーツ千代田 3331 1階 メインギャラリー(〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14 旧練成中学校)
料金:800円 65歳以上は500円。中学生以下・千代田区民は身分証のご提示で無料。 障害者手帳をお持ちの方とその付添の方1名は無料。
主催:千代田区、アーツ千代田 3331
協力:スイス・プロ・ヘルヴェティア文化財団、オーストリア文化フォーラム東京
特別協賛:中外製薬株式会社
協賛:三菱地所株式会社
後援:アメリカ大使館、イタリア文化会館、(一財)日伯経済文化協会(ANBEC)、一般社団法人千代田区観光協会、カナダ大使館、ゲーテ・インスティトゥート東京、在日スイス大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、スウェーデン大使館、チェコセンター東京、チェコ共和国大使館、駐日イタリア大使館、駐日キューバ共和国大使館、ドイツ連邦共和国大使館、 ニュージーランド大使館、ブラジル大使館、ブリティッシュ・カウンシル、ベルギー王国 フランス語共同体政府国際交流振興庁(WBI)、ベルギー大使館、ポーランド広報文化センター、モロッコ王国大使館

特設サイトURL:https://pocorart.3331.jp/world2021/

 

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会社概要

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業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区外神田6丁目11-14
電話番号
-
代表者名
小池 一子
上場
未上場
資本金
-
設立
2008年07月