WEFTEC2021で下水汚泥由来繊維利活用システム「プラチナシステム®」を発表
シカゴで石垣・日本下水道事業団・東京農工大学の共同発表
世界最大級の水の展示会WEFTEC2021(米・シカゴ)で、下水に含まれるトイレットペーパーの残渣などの繊維状物をを選択的に回収し、脱水助材として利用する下水汚泥由来繊維利活用システム「プラチナシステム®」を発表。
株式会社石垣(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石垣 真)は、このほど、世界最大級の水の展示会「WEFTEC 2021」(アメリカ・シカゴ)において、「プラチナシステム®」の口頭発表を行いました。
「プラチナシステム®」は、下水に含まれる繊維状物を脱水助材として利活用する独創的かつ革新的な技術で、世界で初めて実用化に成功したものです。消化汚泥などの難脱水性汚泥の脱水性が向上し、処理・処分コストの低減や環境負荷軽減などの効果が得られます。本発表では、本システムの開発背景、技術概要、および消化汚泥に対する脱水助材としての脱水汚泥含水率低減効果を中心に説明を行いました。
名 称 : WEFTEC 2021 (94th Annual Technical Exhibition and Conference)
会 場 : McCormick Place, S502b - Level 5
日 時 : 2021年10月19日 16:45から17:00まで(シカゴ現地時間)
論 文 : Effect of fibrous materials recovered from sewage sludge as a dewatering aid on sewage sludge treatment with an anaerobic digestion process(下水汚泥から回収した繊維状物の脱水助材としての利用が嫌気性消化を伴う下水汚泥処理に及ぼす影響)
論文著者 : 株式会社石垣 杤岡 英司、市原 真治 、山下 学
日本下水道事業団 鈴木 博子、新川 祐二
東京農工大学 寺田 昭彦
発 表 者 : 株式会社石垣 杤岡 英司、市原 真治
下水汚泥由来繊維利活用システム「プラチナシステム®」は、流入下水に含まれる脱水性向上に有効な繊維状物(主にトイレットペーパーの残渣)を選択的に回収して、脱水助材として利用する方法を確立した技術です。
本システムで回収した繊維状物を脱水機供給汚泥に添加することで、脱水性が向上し、脱水汚泥の低含水率化、高分子凝集剤の低薬注率化などを実現します。それらの効果により、脱水汚泥処分費の縮減、薬品費の縮減、焼却等の後段施設の負荷軽減による費用縮減およびエネルギー消費量の削減などが図れ、下水汚泥の処理・処分に掛かるコストや温室効果ガス排出量の削減に大きく貢献できます。
導入事例は、熊本市南部浄化センター、丸亀市浄化センター(建設中)の2か所です。
株式会社石垣は、これからも全国の下水処理施設のニーズに合わせて拡販を進めていきます。
・日本下水道事業団様発表資料:https://www.jswa.go.jp/kisya/h29pdf/290405kisya.pdf#page=3
・2019年9月 初受注のお知らせ:https://www.ishigaki.co.jp/info/2019/1003130016/
・2021年5月丸亀市受注のお知らせ:https://www.ishigaki.co.jp/info/2021/0531110035/
・紹介動画(YouTube):https://youtu.be/I2NDv0eVE2I
1958年の創業以来、一貫として「水」と関わる技術を追求してきました。
長年積み重ねてきた知見とノウハウによる技術力は、あらゆる分野や国で高く評価されています。
【会社概要】
■ 商 号:株式会社石垣
■ 本 社:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-5(丸の内北口ビルディング)
■ 開発拠点:(坂出工場・開発センター)〒762-8511 香川県坂出市江尻町483-16
■ 設 立:1960年4月(1958年4月創業)
■ 資 本 金 :5億1千万円
■ 事業内容:脱水機・ろ過機、ポンプ等の製造・販売、上下水道プラント・ポンプ設備の設計・施工
■ 従業員数:483名(2021年11月現在)
■ Website:https://www.ishigaki.co.jp/
■ お問合せ: https://www.ishigaki.co.jp/contact/
「プラチナシステム®」は、下水に含まれる繊維状物を脱水助材として利活用する独創的かつ革新的な技術で、世界で初めて実用化に成功したものです。消化汚泥などの難脱水性汚泥の脱水性が向上し、処理・処分コストの低減や環境負荷軽減などの効果が得られます。本発表では、本システムの開発背景、技術概要、および消化汚泥に対する脱水助材としての脱水汚泥含水率低減効果を中心に説明を行いました。
名 称 : WEFTEC 2021 (94th Annual Technical Exhibition and Conference)
会 場 : McCormick Place, S502b - Level 5
日 時 : 2021年10月19日 16:45から17:00まで(シカゴ現地時間)
論 文 : Effect of fibrous materials recovered from sewage sludge as a dewatering aid on sewage sludge treatment with an anaerobic digestion process(下水汚泥から回収した繊維状物の脱水助材としての利用が嫌気性消化を伴う下水汚泥処理に及ぼす影響)
論文著者 : 株式会社石垣 杤岡 英司、市原 真治 、山下 学
日本下水道事業団 鈴木 博子、新川 祐二
東京農工大学 寺田 昭彦
発 表 者 : 株式会社石垣 杤岡 英司、市原 真治
- 「プラチナシステム®」について
下水汚泥由来繊維利活用システム「プラチナシステム®」は、流入下水に含まれる脱水性向上に有効な繊維状物(主にトイレットペーパーの残渣)を選択的に回収して、脱水助材として利用する方法を確立した技術です。
本システムで回収した繊維状物を脱水機供給汚泥に添加することで、脱水性が向上し、脱水汚泥の低含水率化、高分子凝集剤の低薬注率化などを実現します。それらの効果により、脱水汚泥処分費の縮減、薬品費の縮減、焼却等の後段施設の負荷軽減による費用縮減およびエネルギー消費量の削減などが図れ、下水汚泥の処理・処分に掛かるコストや温室効果ガス排出量の削減に大きく貢献できます。
導入事例は、熊本市南部浄化センター、丸亀市浄化センター(建設中)の2か所です。
株式会社石垣は、これからも全国の下水処理施設のニーズに合わせて拡販を進めていきます。
・日本下水道事業団様発表資料:https://www.jswa.go.jp/kisya/h29pdf/290405kisya.pdf#page=3
・2019年9月 初受注のお知らせ:https://www.ishigaki.co.jp/info/2019/1003130016/
・2021年5月丸亀市受注のお知らせ:https://www.ishigaki.co.jp/info/2021/0531110035/
・紹介動画(YouTube):https://youtu.be/I2NDv0eVE2I
- 株式会社石垣について
1958年の創業以来、一貫として「水」と関わる技術を追求してきました。
長年積み重ねてきた知見とノウハウによる技術力は、あらゆる分野や国で高く評価されています。
【会社概要】
■ 商 号:株式会社石垣
■ 本 社:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-5(丸の内北口ビルディング)
■ 開発拠点:(坂出工場・開発センター)〒762-8511 香川県坂出市江尻町483-16
■ 設 立:1960年4月(1958年4月創業)
■ 資 本 金 :5億1千万円
■ 事業内容:脱水機・ろ過機、ポンプ等の製造・販売、上下水道プラント・ポンプ設備の設計・施工
■ 従業員数:483名(2021年11月現在)
■ Website:https://www.ishigaki.co.jp/
■ お問合せ: https://www.ishigaki.co.jp/contact/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像