新刊・「家族と専門家に役立つ ASD(自閉スペクトラム症)子育てガイドブック〜太田ステージの愛と科学に基づいて〜」
永井洋子・武藤直子著 2022年4月6日発売 定価2200円・A5判・192ページ
ASDの子どもとその家族が抱える悩みから、家族の課題、困難さの原因・問題点を、子どもの成長時期ごとに解説。子どもの認知発達の段階ごとに療育を行う「太田ステージ」に基づいた、ステージごとの子どもの特徴、日常のかかわり方を紹介。著者2人の30余年という長い臨床経験をまとめた念願の1冊。
詳細URL:http://www.budousha.co.jp/booklist/book/254.htm
●著者より
人間性を大切にした子育てをすることで、子どもが、「できた! 」「楽しい! 」という経験を積み重ねていくことが可能になると思います。ASDの子どもをもつ家族が、子どもの特性を受け入れ、明るく前向きに子育てを考え、楽しい生活を送れることを心から願っています。
●目 次
はじめに
1部 ASDの子どもと家族の成長
1章 対応の難しい子どもたちとASDの特徴(1 人とのかかわりが難しい子どもたち/2 ASDの子どもの特徴)
2章 年齢別に見た子どもの状態と家族の課題(1 幼児期/2 学齢期/3 思春期/4 青年・成人期)
3章 子どもとかかわる人との相互作用 (1 ストレスの原因/2 ストレスを受ける側の条件/3 相互作用による適応と適応の危機/4 子どもと先生(指導員)との相互作用/5 社会資源の活用)
4章 親の適応の道のり (1 心と価値観の変化 /2 ライフステージに応じた親の対応の重点)
5章 子どもの困った行動と適応行動 (1 「困った行動」を考えるー火山モデルに沿ってー/2 適応行動を身につける)
6章 心の居場所を支えに自立的に生きる (1 子どもの保護と社会化/2 心の居場所をもつASDの子を育てた親の記録)
2部 発達を理解して働きかける
7章 太田ステージの発達段階 (1 太田ステージの発達段階とは/2 発達段階(ステージ)の特徴とかかわり・ステージⅠ 発達の最初の段階・ステージⅡ ものの名前がわかりはじめた段階 ・ステージⅢ-1 ものの名前を理解できる段階・ステージⅢ-2 比較の基礎ができた段階・ステージⅣ 日常の会話ができる段階/3 かかわるときのポイント)
8章 高機能のASDの理解 (1【高機能のASD】幼児期・学齢期・思春期/2【高機能のASD】青年・成人期 /3 高機能のASDのA子さん)
おわりに
参考文献
●著 者
永井 洋子(ながい ようこ)・医学博士・静岡県立大学名誉教授
1966年 日本女子大学家政学部卒業/1968年 東京医科大学衛生学・公衆衛生学助手/1977年 東京大学医学部附属病院精神神経科研究員 同科小児部デイケア心理スーパーバイザー/1990年 一般社団法人日本自閉症協会専門相談員/1998年 静岡県立大学看護学部教授(在職中、家族サロン・静岡発達障害勉強会主催)/2007年 社会福祉法人駿府葵会施設長/2007年 NPO法人心の発達研究所副理事/2008年 静岡県立大学名誉教授/2021年 NPO法人銀杏の会顧問
武藤 直子(むとう なおこ)・臨床心理士
1963年 早稲田大学第一文学部卒業/1964年 東京都民生局心理判定員/1965年 足立区教育相談センター心理相談員/1982年 全国療育相談センター自閉症グループスーパーバイザー/2000年 一般社団法人日本自閉症協会専門相談員/2006年 NPO法人銀杏の会理事長/2007年 NPO法人心の発達研究所理事
●書籍概要
発行 :株式会社ぶどう社
著者 :永井洋子・武藤直子
版形 :A5判
頁数 :192ページ
ISBN :978-4-89240-254-8
Cコード:0037
定価 :2,200円(税込)
<販売サイト>
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4892402540/
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