第59回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール 消費者の『心に響いた』広告が決定!!
119名の一般消費者審査員が選出した評価ポイントは、【元気・希望】【明るい・温かい】
公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会(理事長:伊藤雅俊 味の素株式会社 執行役会長)は、第59回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクールの入賞作品を発表しました。
最高賞であるJAA賞グランプリには、森永乳業、味の素、九州旅客鉄道、西日本シティ銀行、LINE Fukuoka、パナソニック、日本芸能実演家団体協議会、クロススペースの各社が、また、経済産業大臣賞には、サントリーホールディングスが受賞したほか、全65作品が入賞しました。
入賞作品一覧は↓こちらから
https://www.jaa.or.jp/
【芳賀康浩審査員長の審査講評】
ほとんどの応募作品が多かれ少なかれコロナ禍を意識したものであるにもかかわらず、決して暗くもなければ厳
しくもないものでした。100年に一度と言われるパンデミックの中で、私たちはすでに2年近くも我慢を強いら
れる日々を過ごしています。よく頑張ったと褒めてほしい、ままならないことがあってもいいと息をつかせてほ
しい、そんな気持ちに寄り添うように、微笑みかけてくれる、笑い飛ばしてくれる、そっと手を添えてくれるよ
うな「明るく温かい」作品が多かったように思います。こうした広告に元気や希望をもらった人は少なくないの
ではないでしょうか。広告には力があるということを期待せずにはいられなくなるコンクールでした。
【JAA賞グランプリ】
部門 | 受賞社名 | 作品タイトル |
新聞 | 森永乳業株式会社 | 海に行けないみなさんに、 海から会いにきました。 ~飛び出す癒やし新聞~ |
雑誌 | 味の素株式会社 | よくがんばりませんでした |
テレビ | 九州旅客鉄道株式会社 株式会社西日本シティ銀行 LINE Fukuoka株式会社 |
流れ星新幹線 |
ラジオ | パナソニック株式会社 | Voice of Home 帰っておいでアナウンス(娘)篇 |
デジタル | 公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会 |
ライブのリレー |
屋外・交通 | 株式会社クロススペース | 新宿東口の猫 |
【経済産業大臣賞】
テレビ | サントリーホールディングス株式会社 | 宇宙人ジョーンズ・ 宇宙人からのアドバイス篇 |
【JAA賞グランプリ受賞作品】
■新聞広告部門 森永乳業株式会社
海に行けないみなさんに、海から会いにきました。~飛び出す癒やし新聞~
(審査員コメント)
新聞が立体になるなんてすごい!コロナ禍で外出もままならないご時世に、動物から会いにきてくれるア
イデアがとてもよい。飛び出す動物たちに癒やされるし、子供も楽しめる広告。
■雑誌広告部門 味の素株式会社
よくがんばりませんでした
(審査員コメント)
コロナ禍で家族の食事作りにおわれるなか、手間をかけない、それでもいいんだと気が楽になった。手抜き
をほめる逆説性が面白い。手軽にできるのにどれも美味しそう。
■テレビ広告部門 九州旅客鉄道株式会社 株式会社西日本シティ銀行 LINE Fukuoka株式会社
流れ星新幹線
(審査員コメント)
人々の願いが乗った素敵な取組みで、不安が多い中でも夢や希望を持ち続ける、勇気あるメッセージが伝わ
ってきた。新幹線が九州の人たちを物理的につなげていることがわかった。
■ラジオ広告部門 パナソニック株式会社
Voice of Home 帰っておいでアナウンス(娘)篇
(審査員コメント)
子供のメッセージは心に残る。日本のほとんどの企業が抱えている形骸化した定時退社の取組みとして、
とてもよいアイデアだと思う。自分の職場でも導入してほしい。
■デジタル広告部門 公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会
ライブのリレー
(審査員コメント)
生で観る楽しみが減ってしまい、心から応援したいと思った。沢山の人にシェアしたくなったし、また楽し
みたいと思わせてくれた。こんな時だからこそのライブ・音楽・舞台芸術の力を感じた。
■屋外・交通広告部門 株式会社クロススペース
新宿東口の猫
(審査員コメント)
話題性・トレンド感があり、日本のランドマークとなるか楽しみ。コロナ禍の不安な時だからこそ、ユー
モアと驚きが大切。通ったら絶対目が留まる。今年最高の屋外広告。
【経済産業大臣賞受賞作品】
■テレビ広告部門 サントリーホールディングス株式会社
宇宙人ジョーンズ・宇宙人からのアドバイス篇
(審査員コメント)
感染対策のアドバイスを、ユーモアを交えながらもきちんと伝えている。先の見えない不安な日々でも、苦
境に立ち向かう気力と勇気を与えてくれた、時代に即したメッセージ性の高いCM。
【JAA広告賞とは】
審査員に広告の関係者を含まず、広告の受け手である消費者が生活者の視点から審査を行う、世界でも類を見な
い大きな特徴を持つ総合広告賞です。
今年度は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、デジタル、屋外・交通の6部門合せて1530点の応募がありました。
「好感、共感、親近感がもてる広告であるか(感性)」「わかりやすく、納得できる広告であるか(理性)」
「オリジナリティが感じられる広告であるか(創造性)」の審査基準のもと、119名の一般消費者審査員が約
1ヶ月に渡り選考に携わりました。
【公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会とは】
日本の有力なアドバタイザー企業・団体自らが共同して、広告活動の健全な発展のために貢献することを目的と
して活動する公益社団法人です。マーケティング・コミュニケーションにデジタルを活用すべく研究・情報収集
を行っているデジタルマーケティング研究機構を有し、「人材育成事業」「調査研究事業」「表彰事業」「情報
発信・共有事業」「相談助言事業」「他団体への支援連携事業」「広報事業」の7つの事業を基に、活動してい
ます。
正会員社268社、賛助会員社(デジタルマーケティング研究機構)335社(2021年12月末日現在)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像