渋谷区全域にある約1万個のマンホール蓋の写真を市民の力により3日間で収集完了
対象エリア拡大のため、実証実験に協力いただける自治体様を募集します
その活動の一環として、WEFは「鉄とコンクリートの守り人」というマンホールを対象とした情報集積のためのアプリケーション(以下、鉄コンアプリ)を開発し、8月15日〜8月19日の5日間、渋谷区全域を対象とした実証実験を行いました。
https://www.guardians.city/
■ 実証実験の概要
今回の実証実験では渋谷区全域に約1万個存在している下水道マンホール蓋の写真を市民の力で集めることが出来るかの検証と、WEFが開発中の鉄コンアプリの機能面での動作確認を行いました。
実験は渋谷区観光協会後援のもと「マンホール聖戦 in 渋谷」の名称で実施され、参加していただいた市民の方に鉄コンアプリを通して渋谷区内に存在する1万個のマンホール蓋の写真を収集していただきました。
■ 実証実験の結果
コロナ感染に関する緊急事態宣言下かつ台風の直撃という天候の悪さにも関わらず、約700名という想像以上の数の市民の方にご参加いただき、初日のみで78%(約7800個)のマンホール 蓋の写真を収集し、3日で1万個全てのマンホール蓋の写真データを収集(コンプリート)することができました。また全ての写真データの収集が終わった後も、多くの方にご参加いただき、写真の投稿が行われました。
また今回の活動により、公開されている下水道台帳には記載がない新しいマンホールが一定数存在することも確認でき、市民の力によって、よりリアルタイムなインフラ状況を短期間で把握できる可能性も明らかになりました。
■ 事後アンケートから分かったこと
さらに、実証実験終了後の参加者へのアンケート結果(N=213)により、私達のこの取組みが大きな社会インパクトを与えることできるという前向きな確信を得ることができました。
参加した理由の1位は「賞金・賞品が欲しかったから」ではなく、「インフラの課題解決につながるというコンセプトに興味を持った・共感したから」という回答結果でした。また、その他に参加した理由として「街を歩くのに最適だと思ったから」「家族と一緒に参加できる活動だと思ったから」という回答も想像以上に多くありました。
年代別に見ると、若い年齢層(20−30代)の参加が最も多く、今後の日本において社会課題の当事者となっていく年齢層に訴求ができたのではないかと考えております。
■ 実証実験に協力いただける自治体様の募集
WEFは、対象エリア拡大のため、実証実験に協力いただける自治体様を募集します。
自治体様にはイベント告知のご協力や地域ゆかりの賞品拠出などをご相談させていただきます。
また、実証実験を通して収集したインフラデータの活用可能性に関するディスカッション等についても、ぜひお問い合わせください。
■ Whole Earth Foundation 概要
会社名:Whole Earth Foundation(ホール・アース・ファウンデーション)
所在地:
本社:シンガポール
日本事務所:東京都渋谷区渋谷2丁目10-2 渋谷2丁目ビル3F
米国事務所:2400 Broadway Suite 220, Redwood City, CA 94063, USA
代表者:Co-founder & CEO 森山 大器
設立:2020年12月
URL:https://ja.wholeearthfoundation.org/
■ お問い合せ先
info@wholeearthfoundation.org
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