三田国際学園×ICU国際的なリーダーを育てる高大連携が実現

~10代からの国際教育とサイエンス教育で、自ら考え行動する人材を育む~

2023年7月1日(土)、三田国際学園中学校・高等学校と国際基督教大学(ICU)との提携が実現しました。2015年に共学化し、これからの時代を生きる若者に必要な教育を実践する三田国際学園と、リベラルアーツ教育を実践する大学として国内外で日本トップレベルの評価を受ける国際基督教大学*1。 両校の提携により、科学的アプローチを基盤とした論理的思考力や、多様な価値観を受け入れていく国際感覚を身につけ、リーダーシップを持った人材をより多く社会に輩出していきます。

■本提携の背景

AIの発達や技術革新、グローバル化の進展など、先の見えない変化の激しい時代において、より一層自ら考え行動する力が求められています*2。 また、日本の若者への意識調査では、異文化理解力・対応力などに課題を感じている若者が多いことが分かっています*3。
今提携の両校は、自主性、国際性、リーダーシップ、批判的に物事を捉えるクリティカルシンキングなど、いくつもの共通した教育方針を掲げており、提携によって強力なシナジー効果が生まれ、より質の高い教育を実現することができます。自ら考え行動する力とリーダーシップを身につけた人材を一人でも多く生み出すことで、より良い社会、そしてより良い世界の実現を目指し、今回の提携が実現しました。


*1 THE 日本大学ランキング2023では、私大で総合1位。全体でも10位にランクインしている。
出典:THE 日本大学ランキング

https://japanuniversityrankings.jp/rankings/


*2 オックスフォード大学の研究による「The Future of Skills」では2030年に必要なスキルTOP10を発表しており、「戦略的学習力」が1位になっている。
出典:The Future of Skills :Employment in 2030

https://www.oxfordmartin.ox.ac.uk/downloads/reports/the_future_of_skills_employment_in_2030_0.pdf


*3 日本の若者は「異文化理解力・対応力」を「十分身に付けていると思う」「ある程度身に付けていると思う」者が合わせて約 3 割で、調査対象国の中で最も低い。

出典:内閣府「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」 日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの満 13ー29 歳の男女を対象に、2018 年に実施したインターネット調査(各国、約 1000 名対象)

https://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/ishiki/h30/pdf/s2-2.pdf

■取り組み内容

①教育プログラムの相互活用や人材交流の促進

両校の教育プログラムの共有、学生交流の促進を行い、生徒・学生への新たな学習機会の提供や、異なる文化や価値観を理解し合う機会を増やします。また、教員間の交流の活発化を図り、新たな教育アプローチや研究の創出を促進します。


②共同プロジェクトの研究や推進

両校間で共同プロジェクトや研究が行われる機会が増えることで、新たな知見やイノベーションが生まれ、学問や社会問題の解決に寄与する可能性を高めます。



■国際基督教大学 概要

1953年(昭和28)に日本最初の4年制リベラルアーツカレッジとして献学。それ以来、「国際的社会人としての教養をもって、神と人とに奉仕する有為の人材を養成し、恒久平和の確立に資すること」という目的を掲げている。「学問への使命」「キリスト教への使命」「国際性への使命」という3つの使命のもと教育研究活動を展開。教養学部では文理にとらわれず広く知識を身につけながら、批判的思考、対話、多様性を大切にし、平和に貢献できる国際的社会人の育成を行っている。必修科目によりすべての学生に日本語と英語のバイリンガリズムを実現する。2017年には国連広報局のアウトリーチ部が担当する「国連アカデミック・インパクト」に参加するなど、ますますグローバルな取り組みを進めている。



【所在地】東京都三鷹市大沢3-10-2

【公式HP】https://www.icu.ac.jp/


■三田国際学園中学校・高等学校 概要

創立時から「知・好・楽」の精神を受け継いできた戸板中学・女子高校が、2015年度より校名を変更し共学化。「発想の自由人たれ」をスローガンに、『THINK&ACT』『SCIENCE』『INTERNATIONAL』の3つの柱で学びを展開。様々なバックグラウンドの生徒が学ぶ環境で多様性を受け入れ合い、課題の発見から解決までのサイクルを繰り返すことで深い思考力を育む。学びの姿勢として大切にしている「貢献すること」を心掛けながら、先の見えない時代を生き抜くたしかな力を伸ばしていく。


【所在地】東京都世田谷区用賀2-16-1

【公式HP】https://www.mita-is.ed.jp/

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会社概要

URL
http://www.mita-is.ed.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都世田谷区用賀2-16-1
電話番号
03-3707-5676
代表者名
湯尾健児
上場
未上場
資本金
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設立
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