日本アマチュア無線連盟の会員数が2年連続で増加
会員数増加でアマチュア無線への注目と期待が高まる
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(略称:JARL、本部:東京都豊島区、会長:髙尾義則)は、一昨年度末(令和2年度末)における会員数が、実に27年ぶりに前年同期比で増加に転じ、コロナ禍のなかにあって明るいニュースとしてテレビや全国紙など各種マスメディアに取りあげられましたが、令和3年度末(令和4年3月)における会員数についても66,076名と前年同期比で288名増となり、2年連続で会員数増加となりました。
令和3年度は、コロナ禍の影響により、日本のアマチュア無線界最大の祭典ともいえる「ハムフェア」(毎年、東京ビッグサイトで開催)が一昨年に続き中止になるなど、アマチュア無線の楽しさを広く知っていただく様々な機会が大きく制限されましたが、一方で、夏に開催された「東京2020オリンピック・パラリンピック」を記念し、特別なコールサインの「JA1TOKYO」局をはじめとしたアマチュア無線の記念局を各地で開設・運用し、全国各地のアマチュア無線家の皆様、さらには海外の皆様との交信によって、コロナの中で開催されたオリンピック・パラリンピックを、アマチュア無線を通じて応援することができました。
また、27年ぶりの当連盟会員数増加を契機として、各種マスメディアにおいて「アナログ復権」など様々な切り口でアマチュア無線の魅力を伝えていただく機会が増え、かつてアマチュア無線を楽しんでいた方々のカムバックや、新鮮な目でアマチュア無線に触れた若者がニューカマーとしてアマチュア無線を始めるきっかけとなったようです。
さらに、当連盟と無線機器販売店、そして無線機器メーカーの3者のコラボレーションにより、初めてのキャッシュバックキャンペーンをおこなうなど、これまでにない新しい施策を講じて新規入会者の獲得,現会員の継続促進に努めてまいりました。
アマチュア無線局数の漸減傾向は残念ながら続いておりますが、デジタル社会におけるワイヤレス人材などの育成にアマチュア無線が寄与することが期待されるなか、総務省において、ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線に係る制度・環境等の実現に向けての検討が始まるなど、アマチュア無線への注目と期待が高まっております。
今後も、より一層、アマチュア無線の振興・発展に励みますとともに、お一人でも多くの方が当連盟会員としてご活躍いただくよう連盟運営に取り組んでまいります。
※3年ぶりとなる「ハムフェア2022」を、2022年 8月20日(土)・21日(日)の両日、東京ビッグサイトで開催予定です。
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