仕事に関わるサポートも 住まいに悩む若者向けシェアハウス「サンカクハウス」を4拠点に拡大!

月4万円で就労のサポートも。NPO法人サンカクシャが運営するシェアハウスは駒込、東池袋、大山、上中里の4拠点に拡大。

特定非営利活動法人サンカクシャ(本部:東京都豊島区、代表理事:荒井佑介、以下サンカクシャ)は、家にいられない若者やひとり暮らしができない若者、親を頼れない若者の向けのシェアハウスの拠点を4拠点に拡大。8月1日から入居者募集を本格的にスタートいたしました。入居から2か月の家賃は無料とし、その後は家賃・光熱費を含め約月4万円で住まいを提供。入居期間中に自立できるよう、仕事に関わるサポートも含め、より多くの若者の支援を展開します。

  • 大人を頼れない若者向けシェアハウス
家にいられない若者やネットカフェで生活する若者、親を頼れない若者などの住まいに悩む若者の相談を受け、住まいを提供し自立していくためのサポートを行う居住支援事業です。概要は以下の通りです。

(1)対象
  15歳~25歳程度の若者
(2)費用
  家賃:月3万
  光熱費:8,000円前後(実際にかかった費用により変動)
(3)住まい提供期間
  1年間(※必要や状況に応じて期間は延長することもあります)
(4)サポート体制
 ◎生活のサポート
 入居時に生活費がない場合や、アルバイトが決まり、初月の給料が入るまでの生活費の貸付など現金給付も行って生活の再建をサポートします。
 所持金がなく、食料が買えない若者も多いため、食料の提供も行っています。
 週2回スタッフや入居者の仲間と一緒に調理をし、食事をする機会もあり、自立に向けて家事全般ができるようにフォローもしていきます。
◎仕事のサポート
 今後どのように生活していくか、どんな風に生きていきたいかの希望を丁寧に聞き、一緒に自立の道を模索するサポートも行っています。
 身分証がない若者もいるため、身分証の手配から、仕事の探し方、面接対策、就業後の継続支援など仕事のサポートも手厚く行っています。

居住者とスタッフの交流居住者とスタッフの交流

  • ​都心に位置しながら安心して暮らし、仕事を探せる4拠点
この事業にご賛同いただいている企業様からの応援で低価格で賃貸を借り上げシェア型にすることで若者一人一人の負担を減らした住まいを提供しています。

どの拠点においても、若者が大切にしているゲームやwifi環境をしっかり整え落ち着いて暮らすところからスタートできるような環境を作っています。

安心して暮らせ、今までとは違う大人と関わることで信頼を構築し、自立に向けた意欲の向上につなげます。4拠点は以下の通りです。

​(1)サンカクハウス駒込
住所:東京都北区西ヶ原
最寄り駅:JR山手線駒込駅徒歩5分
定員:6名(男性限定)
部屋数:4部屋(相部屋2部屋、個室2部屋)+リビング・共有部
設備:PS4 4台/wifi完備/

サンカクハウス駒込サンカクハウス駒込

  近隣にはスーパーやコンビニ、飲食店が多く住みやすい環境です

(2)サンカクハウス上中里
住所:東京都北区上中里
最寄り駅:東武東上線上中里駅徒歩3分
定員:10名(男性限定)
部屋数:6部屋(相部屋4部屋、個室2部屋)+リビング
設備:PS4 2台/switch1台/wifi完備
 

サンカクハウス上中里サンカクハウス上中里

運営するシェアハウスの中でも最も広く綺麗な物件です。
周りは閑静な住宅街で落ち着いて過ごせる環境です。

(3)サンカクハウス東池袋
住所:東京都豊島区東池袋
最寄り駅:東京メトロ有楽町線東池袋駅徒歩3分
定員:5名(男性限定)
部屋数:3部屋(相部屋1部屋、個室2部屋)+リビング
設備:wifi完備

サンカクハウス東池袋サンカクハウス東池袋

サンカクシャスタッフでDIYを行ったため内装が新しくなっています。
サンシャインシティ(複合施設)やイケ・サンパーク(公園)が近くにあり、活動意欲の沸く環境です。

(4)サンカクハウス大山
住所:東京都板橋区中丸町
最寄り:東武東上線大山駅徒歩7分
定員:5名(女性限定)
部屋数:5部屋(個室5部屋)+リビング・共有部
設備:wifi完備

サンカクハウス大山サンカクハウス大山

窓が大きく日差しもしっかりはいるので開放的な空間です。唯一の女性向けのシェアハウスとして運営しています。
 
  • 拠点拡大の背景
NPO法人サンカクシャでは2019年から、親を頼れない、学校や社会に馴染めない若者向けの居場所作りを行っていました。

コロナ禍の影響を受け、仕事がなくなり、同時に住まいを失う若者からの相談が相次ぎました。居場所だけでなく、住まいのサポートも必要だと考え、2020年7月から駒込にて居住支援を開始。

もともと定員6名のところ、相談が相次ぎ、入居を断ることも増えていき、増え続けるニーズに応えきれないもどかしさを感じていました。

最近では、サンカクシャのTwitter経由で若者から直接、住まい相談のSOSが寄せられ、シェアハウスの拡大の必要性を痛感。そのようなタイミングで、社会福祉法人中央共同募金会様の「 赤い羽根福祉基金」の助成金を活用して新たに1拠点の運営を開始し、さらに公益社団法人 ユニバーサル志縁センター様の「新型コロナウイルス対応支援助成」の助成金を活用して、もう2拠点の運営もできることになりました。シェアハウスを合計4拠点に拡大し、26名の入居枠を作ることができました。
 
  • イケア・ジャパン株式会社様からの家具サポートなど
一気にシェアハウスを3拠点拡大したものの、拠点の一部は長く空き家であったため建物の改修が必要であったり、インフラの整備が必要で当初の想定にはなかった修繕費が発生したりと、家具に充てる予算がなくなってしまう事態となりました。

イケア・ジャパン株式会社様に家具の寄付をしていただけないか打診したところ、ベッドや寝具、キッチン雑貨類などを寄付していただくことが決まりました。

「実際にシェアハウスに入居している若者たちと家具を選べたら良いのでは」と素敵なご提案までいただき、若者たち5名と一緒に、イケアの店舗でみんなで楽しみながら家具を選びました。

家具選び1家具選び1

家具選び2家具選び2

家具を運び入れ、みんなで組み立てをしている際に、入居中の若者が「この拠点をいい場にしていきたいですね」と。若者が住む上で必要な家具を寄付していただいたこと、そして何より様々な事情の中でサンカクシャとつながった若者が自分たちで家具を選ぶという、プライスレスな計らいをしていただいたイケア・ジャパン株式会社様には感謝の気持ちでいっぱいです。

このほか、家具を寄付していただいた個人の皆様、VTuberによるチャリティイベント「募金で推し活」を通じて寄付をしていただいた皆様のおかげで、無事にシェアハウスを拡大することができました。この場を借りて御礼申し上げます。
 
  • サンカクシャについて

サンカクシャは、15〜25歳くらいまでの親や身近な大人を頼れない若者が孤立せず、自立にむかえるよう、社会サンカクを応援する団体です。

「居場所」「住まい」「仕事」の3つをメインの支援として実施。東京都内で若者が安心できる居場所を2拠点、住まいを失った若者向けのシェアハウス4拠点、地域の企業と連携した仕事のサポートを展開し、約200名の若者に多様な場や機会を提供しています。

自分が抱える困難に向き合ったり、前を向いて生きていくことへの意欲を失ってしまった若者へ丁寧に伴走し、サンカクシャの活動を通じて、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送ることができるようになるまでをサポートをしています。

【法人概要】
特定非営利活動法人サンカクシャ
公式HP:https://www.sankakusha.or.jp/
所在地:〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-35-12
代表理事:荒井佑介

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ビジネスカテゴリ
住宅・マンションその他
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会社概要

URL
https://www.sankakusha.or.jp/aboutus/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都豊島区上池袋 4-35-12 3階
電話番号
-
代表者名
荒井佑介
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年05月