精神科病院への入院に関する全国一斉電話相談

入院中の方とそのご家族さまへ、権利侵害に関する情報提供と無料相談を実施

神奈川県、埼玉県、東京都、兵庫県、大阪府にある精神医療人権センターでは、2022年2月2日・12日・22日に、入院中の方の人権にかかわる相談を、入院医療機関以外のボランティアが秘密厳守で受付ます

 

人権センターの電話相談
大阪精神医療人権センターは、1984年に発覚した宇都宮病院における入院中の精神障害者に対する看護者による傷害致死事件に衝撃を受けた精神障害がある当事者、家族、医療従事者、弁護士、一般市民などが集まり、1985年に設立しました。設立当初は私書箱を設けて手紙による相談を受けることからはじめ、1987年1月からは電話による相談を受けつけはじめました。

閉鎖的・密室的な環境にある精神科病院においては、虐待や長期入院、隔離拘束と言ったの人権侵害についての外部への相談が困難な状況です。日本国内で精神科病院に入院しているのは269,476 人で、その約半数の131,726人は強制入院です。その中で5年以上の入院の方は83,381人で、中には20年以上という方もおられます。(精神保健福祉資料2020年度)
現在、新型コロナウィルス感染症の観点から病院に会いに行くことが難しくなっており、電話相談の件数が増加しています。2021年から相談日には電話相談の回線数を増やし、相談日もこれまでの水曜日だけではなく他の曜日にも実施するようになりました。


 

https://prtimes.jp/a/?f=d88138-20220117-a01a5a72addc86063086ad08ef443e71.pdf
 

  • 電話相談に寄せられた相談の一例


・入院生活で嫌なことがあり、 退院したい。頭を洗ってくれな かったり、おしりを拭いてくれな かったり、おやつをくれなったり する。食事も美味しくない し、食べたいものが食べ られない。

・長い期間、入院している。症状を 理由に、買い物を制限され、職員 の指示によって貯金をしたり、小遣 い帳をつけたりしている。持ち込め る私物についても、他の患者さんは 持っているものでも、自分は持たせ てもらえない物がある。

・入院中の状況を聞いてほしい。 身体拘束や、隔離をされたり、 職員が私物をもっていったりする。 そして、食事の時以外に水分を とりにくいし、シャワーや洗面が 十分にできていない。 職員にも伝えているが、あまり 話す機会をもらえない。・家族も大変、このままでは共倒れしそう。(家族からの相談)

・家族が隔離室の中で扉をたたき、やめさせよう とした職員に手が出たそうで、その後から身体 拘束を受けている。隔離拘束が続いている理 由が分からない。看護師の手を振り払ったので 危険というが、拘束をする必要があるのか。(家族からの相談)
 

  • 大阪精神医療人権センターリーフレットより│精神科病院に入院中の方へ「お困りごとはありませんか?」
https://www.psy-jinken-osaka.org/wp/wp-content/uploads/2019/09/leaflet2019.pdf

□ 入院中の方の権利について病院から説明を聞いていますか?
□ 電話は自由にかけられますか?
□ 手紙を自由に出したり、受け取ったりできますか?
□ 面会を自由にできますか?
□ 保護室について
□ 体を縛られることについて
□ 医師の診察が少ない
□ 大量の薬を長期にわたり投与されている
□ 退院のめどについて説明されない
□ 家族がよいと言わないと退院できないといわれた
□ 病気の治療や薬についてたずねたがはぐらかす
□ 他の病気の治療をしてもらえない
□ 職員から暴力的にあつかいをうけた
□ 職員から呼び捨てやあだ名で呼ばれる
□ 呼んでも来てくれない。ナースコールもない
□ 小遣いがどうなっているかわからない
□ 安心して私物をおける場所がない
□ 貴重品を入れる場所にお金がかかる
□ 日光浴、散歩、運動をさせてもらえない
□ 冷房・暖房を入れてもらえない
□ 嫌なにおいがする
□ 落ち着ける場所がない、ベットの周りのカーテンがない
□ 買い物・外出ができない
□ 買い物の頻度、品数が限られている
□ 強制的に病院の仕事を手伝わされる
□ 食事がまずい
□ トイレなどで嫌なおもいをした
□ 退院したい
□ 開放病棟へ行きたい
□ 弁護士に相談し
□ その他のことで困っている。

 

 

  • 秘密厳守 相談料無料

 

相談員は、精神障害がある当事者、その家族、医療従事者(看護師・作業療法士・精神保健福祉士など)、一般市民などさまざまです。いろいろな立場ではありますが、当センターのミッションや活動に賛同し、長く当センターで電話相談に入っている方、当センターのボランティア養成講座を受けた方です

  • 日時と開催する精神医療人権センター

2月2日(水)11時~16時 神奈川、埼玉、東京、兵庫、大阪
2月12日(土)11時~16時 埼玉、大阪、兵庫
2月22日(火)11時~16時 神奈川、埼玉、大阪
2月22日(火)18時~21時 東京、兵庫

  • 電話番号

神奈川精神医療人権センター 080-7295-8236
埼玉県精神医療人権センター 050-6872-4361
東京精神医療人権センター  042-524-7566
兵庫県精神医療人権センター 078-612-0876
大阪精神医療人権センター  06-6313-0056

  • キャンペーン終了後のご相談


今回の一斉電話相談の終了後も、各精神医療人権センターでは入院中の方やそのご家族からの相談を受けています。電話相談を行っている曜日や時間帯は、手紙やメールの受付については各センターによって異なりますので、下のリンクをご確認ください。

神奈川精神医療人権センター https://www.psy-jinken-osaka.org/archives/saishin/9822/
埼玉県精神医療人権人権センター https://www.psy-jinken-osaka.org/archives/saishin/9773/
東京精神医療人権センター https://www.psy-jinken-osaka.org/archives/saishin/9835/
兵庫県精神医療人権人権センター https://www.psy-jinken-osaka.org/archives/saishin/9803/

  • お手紙でのご相談 

以下の住所に郵送ください。
〒530-0047
大阪市北区西天満5-9-5 谷山ビル9階
大阪精神医療人権センター

本企画は日本財団助成事業の一環として開催します。

  • お問い合わせ

認定NPO法人大阪精神医療人権センター
〒530-0047 大阪市北区西天満5-9-5 谷山ビル9F
TEL(お問合せ): 06-6313-2003
FAX: 06-6313-0058
Email: advocacy@pearl.ocn.ne.jp

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