文化遺産ヴォーリズ六甲山荘を未来に。
【8月30日まで】ヴォーリズ・コテージ建設のためのクラウドファンディングのご支援をお願いします。
クラウドファンディングの目的・経緯
認定NPO法人アメニティ2000協会は、大切な財産である日本の文化・自然を自分達の手で守り、やさしい文化を創造しようという理念のもと、2000年に活動を始めました。
文化遺産を守っていくために私たちが範としているのがナショナル・トラスト運動です。歴史的建築物の調査の過程で出会った六甲山上の山荘をヴォーリズ建築の貴重な建物であると判断した私たちは、3年間のナショナル・トラスト運動で広く寄付を募り、借財も加えてやっと2008年に購入することができました。これが1934年築の「ヴォーリズ六甲山荘」です。
個人所有の歴史的建築物の管理・継承の難しさは、老朽化による巨額な補修費用、継承にかかる高額な相続税負担、複数人による分割相続、継承に対する国の施策を含めた社会的な受け皿の欠如等によるものです。こうした事情から取り壊しや売却による再開発の危機に瀕している物件が多くあります。
六甲山はかつて「西の軽井沢」と呼ばれましたが、明治から培われてきた良き山荘文化が、このままでは残念ながら廃れ失われる懸念があります。私たちは文化遺産喪失の危機を何とか乗り越えるべく、「次のステップ」に向けて、苦闘しながら活動を続けております。
その次のステップは、新たな施設「ヴォーリズ・コテージ」(クラフトセンター&カフェ)です。「ヴォーリズ六甲山荘敷地内に付属施設の一つとして」2025年春オープンを目指して建設することを計画しています。
ヴォーリズ・コテージの建設には約4,400万円の資金が必要です。ヴォーリズ・コテージは、神戸市による「六甲山賑わい創成事業」補助金に応募し、工事費の半額の補助金が得られることが決まっていますが、小さなNPO法人である私たちには不足額を用意するのが難しく、工事費の一部をクラウドファンディングにより広く一般から寄付を募ることといたしました。
築90年を迎える文化財と4,500坪の広大な敷地を維持するには大変なコストがかかります。「ヴォーリズ・コテージ」の建設により、六甲山上の重要スポットとしてより多くの方々の来場が実現し入場料収入の増大に繋がり、末永く維持するための仕組みが出来上がります。またナショナル・トラスト運動の確固たる発信地としてのバージョンアップにも繋がります。何とかお助けいただけないでしょうか。
どうか皆様のあたたかいご寄付をお願いいたします。
クラウドファンディング(プロジェクト)の概要
アメニティ2000協会創立25周年記念事業として「ヴォーリズ・コテージ」(クラフトセンター&カフェ)を建設予定です。
私たちも自己資金の準備を進めておりますが、4,400万円の予算には未だ大きな開きがございます。そこで、「ヴォーリズ・コテージ」建設にかかる資金の一部について、インターネットでのご寄付の呼びかけ(クラウドファンディング)を行うこととなりました。
ヴォーリズ・コテージをオープンし、文化遺産ヴォーリズ六甲山荘の価値を高め後世に守り伝えていくために、皆様の心強い応援をお待ちしております。
ヴォーリズ・コテージとは?
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ヴォーリズ建築をモチーフにした、クラフトセンター&カフェのある施設です
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環境に優しい草屋根を採り入れる等、山荘らしさを表現しています
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室内&テラスからはきょうだいの森を臨む景色を堪能いただけます
建物の形状は平屋建てで切り妻屋根、ヴォーリズ建築のエッセンスを共有するためヴォーリズ建築研究の第一人者である山形政昭氏に基本デザインと監修を依頼しました。
また解体されたヴォーリズ建築で使われた梁、窓等の部材を譲り受け、再利用することにしました。環境に配慮し六甲山の自然に溶け込む建物にするため、屋根の上に土を載せて草を生やす「草屋根」を採用します。文化財と自然の融合を象徴するユニークな建築です。
年間を通じて自然の中で飲食を楽しむカフェと、文化財を擁する場所にふさわしく全国の伝統工芸品や美術品の交流基地となるクラフトセンターを設け、文化交流も推進します。また、工房も併設し陶芸・ガラス・染織等のワークショップを計画しています。広いデッキも設け、室谷邸記念館や小寺池を眺めながらテーブルで寛ぐこともできます。
年間を通じて訪れられるお客様をもてなし、六甲山の自然と歴史的建造物の融合した環境の魅力を向上させるとともに、アクセスの利便性を高めて、賑わいを創出する施設です。
寄付の方法
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