【中小企業経営者300人アンケート】 自社会議の自己採点、100点満点中で平均42点 65.4%の経営者が、自社の会議の質に満足していない
〜「結論が出ないことが多く、次のアクションが明確でないことが多い」の声も〜
経営に関するコンサルティング、アドバイザリー業務を行う、株式会社客家(本社:大阪府大阪市、代表取締役:須田 健太郎)は、中小企業の経営者304名に対し、会議に関する経営者の本音調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年2月21日〜同年2月23日
有効回答:中小企業の経営者304名
- 自社の会議に対しての評価、「50点」が15.5%で最多回答
・100点:2.6%
・90点:3.6%
・80点:4.3%
・70点:11.5%
・60点:14.8%
・50点:15.5%
・40点:9.2%
・30点:10.9%
・20点:4.9%
・10点:4.3%
・0点:3.6%
・わからない:14.8%
- 自己採点「80~100点」の会議の会社、「予定通りの進行になっている」が46.9%
・予定通りの進行になっている:46.9%
・事前の会議のゴール・目的設定ができている:31.2%
・司会の設置をしている:31.2%
・発言の積極性や活発である:31.2%
・会議の当初の目的を果たせている:31.2%
・会議の決定事項が行動に移せている:25.0%
・参加人数が適切である:21.9%
・会議終了後に、誰が何をするかが明確になっている:21.9%
・議事録を丁寧に記載している:12.5%
・あてはまるものはない:3.1%
・その他:3.1%
- 自己採点「40~70点」の会議の会社、「予定通りの進行になっている」は31.0%
・予定通りの進行になっている:31.0%
・司会の設置をしている:29.0%
・参加人数が適切である:27.1%
・議事録を丁寧に記載している:18.7%
・事前の会議のゴール・目的設定ができている:18.1%
・会議終了後に、誰が何をするかが明確になっている:17.4%
・会議の当初の目的を果たせている:16.8%
・発言の積極性や活発である:16.1%
・あてはまるものはない:16.1%
・会議の決定事項が行動に移せている:15.5%
・その他:4.5%
- 自己採点「0~30点」の会議の会社、「予定通りの進行になっている」が12.5%
・あてはまるものはない:58.3%
・司会の設置をしている:15.3%
・予定通りの進行になっている:12.5%
・参加人数が適切である:8.3%
・会議の当初の目的を果たせている:6.9%
・議事録を丁寧に記載している:4.2%
・会議終了後に、誰が何をするかが明確になっている:4.2%
・会議の決定事項が行動に移せている:4.2%
・事前の会議のゴール・目的設定ができている:2.8%
・発言の積極性や活発である:0.0%
・その他:5.6%
- 採点点数の理由、「目的が明確で、会議後のアクションも実行されている(80点)」「結論が出ないことが多く、次のアクションが明確でないことが多い(40点)」などの声
<自由回答・一部抜粋>
・100点:完璧です。
・90点:不満がない。
・80点:目的が明確で、会議後のアクションも実行されているから。
・70点:会議の目標に到達していない。
・60点:結果は出ることがおおいが、時間が長引くことが多く、効率的では無い。
・50点:議論の内容によっては、トップダウンによって決定される。
・40点:結論が出ないことが多く、次のアクションが明確でないことが多いため。
・20点:時間がかかるばかりで結論がでない
・30点:生産性を高めていくことができないと感じるため
・10点:終了時刻を設定していない。関係のない話題で時間が潰れる。
・0点:偏った人しか発言しない。議事録が全く作成されない。
- 65.4%の経営者は、現状の会議の質に満足していないと回答
・かなり満足している:6.0%
・やや満足している:28.6%
・あまり満足していない:42.4%
・全く満足していない:23.0%
- 約3人に1人の経営者が、会議の質を改善させるプロのコーチング依頼を希望
・かなりそう思う:8.1%
・ややそう思う:27.1%
・あまりそう思わない:44.7%
・全くそう思わない:20.1%
- まとめ
まず、自社の会議に対する評価として、本音で自己採点するなら何点かをと伺ったところ、「50点」が15.5%で最多回答となり、続いて「60点」が14.8%という結果になりました。なお、平均点は「42点」でした。
また、自社の会議の運営について、「80~100点」と回答した企業は、「予定通りの進行になっている」が46.9%で、「40~70点」(31.0%)の約1.5倍、「0~30点」(12.5%)の約4倍となりました。それぞれ点数をつけた理由を伺ったところ、「目的が明確で、会議後のアクションも実行されている」や「結論が出ないことが多く、次のアクションが明確でない」などの声が挙がりました。
そして、64.5%が、「現状の会議の質に満足していない」と回答しました。また、「会議の質を改善させるプロのコーチングを依頼したいか」という質問に対しては、「現状の会議の質に満足していない」と回答したうちの35.2%が「依頼したい」と答えました。
今回の調査により、中小企業の経営者が、自社の会議の質に対する評価が低い傾向にあることが明らかとなりました。評価が高い企業と、評価の低い企業を比べたところ、会議の質を上げるためには、会議の進行、目的の明確化、会議後の実行力が重要だという声も挙がりました。経営者や会議の主催者が改善を試みようとも、習慣化した会議の進め方を一新することは簡単なことではないでしょう。今回の調査を、会議のプロのアドバイスを取り入れるきっかけとして、今一度会議の質を見直すアクションを取ってみてはいかがでしょうか。
- 会社概要
設立 :2020年1月8日
代表取締役:須田 健太郎
所在地 :〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島6-7-30 SPIRA 7F
事業内容 :経営に関するコンサルティング、アドバイザリー業務
URL :https://www.hakka-japan.com/
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