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株式会社テックシンカー
会社概要

商品・サービスのCO2排出量を算出!カーボンフットプリント(CFP)算定サービスを、提供開始!

日用消費財が持つライフサイクルの各プロセスでCO2排出量を可視化することで、消費者の選択軸を「価格」から「価値観」に転換させ、業界の新たな基準にすることを目指します。

株式会社テックシンカー

株式会社テックシンカーは2022年5月19日、「商品炭素簿」α版をリリースいたしました。「商品炭素簿」α版は、WebブラウザにてLCA(ライフサイクルアセスメント)算定を行うことができるというサービスです。コモディティ化により価格競争に陥りやすくなった日用消費財などにおいて、CO2排出量の表示を通じて消費者の選択軸を「価格」から「価値観」への転換を図ることができます。本サービスでは現在、中小企業向けに算出範囲の無料相談を実施中です。


商品炭素簿商品炭素簿

​▼「商品炭素簿」:https://www.offemission.com/productemissions
 
 ■開発背景
 IPCC第5次評価報告書では、地球の温暖化が現状のまま進んだ場合、2100年には平均気温が約4.8℃上昇するという予測が明らかにされました。また国連環境計画が発表した報告では、2050年にCO2の濃度が2倍になった状態を想定し、異常気象/海面上昇による土地の喪失、漁業/農業への悪影響、さらには水不足などで年間約35兆円以上の損害が発生する可能性を示唆しています。
 こうした環境問題に対する危機感から近年は、持続可能な社会や開発を支援するために様々な領域でLCAが広く活用されるようになりました。LCAは、原材料調達から生産、流通/販売や使用/維持管理、そして廃棄/リサイクルに至るまでまで、製品の全ライフサイクルにおける環境影響を評価するための手法です。


企業や消費者は、LCAによって定量的に算定された環境負荷の結果を参考にして、複数製品のCO2排出量を比較し、環境負荷の少ない製品を選択することができます。またLCAは、CO2排出量の可視化を通じて企業や消費者にCO2排出削減を促すため、脱炭素社会の実現への貢献も期待されています。
 
 ■「商品炭素簿」でできること
 - WebブラウザでLCA算定

 「商品炭素簿」α版は、通常のWebブラウザを通じて気軽に利用できる点が特長です。アプリのように、ユーザーが利用の前にあらかじめダウンロードしておく必要はありません。
 - CO2排出量の可視化
 「商品炭素簿」α版では、商品のCO2排出量が可視化できます。ユーザーが、商品のライフサイクルである原材料調達や生産、流通・販売や使用・維持管理、そして廃棄・リサイクルにおいて投入される資源を入力すると、CO2排出量が算出されます。

商品炭素簿商品炭素簿

- レポートのダウンロード

LCAの算定結果は、オフライン状態でもPDF形式でダウンロードすることが可能です。

商品炭素簿商品炭素簿


 
 ■LCA算定の原則

  • 目標と算定範囲の設定:LCA算定の目的を明確にし、算定範囲(算定に含まれるもの/含まれないもの)を設定します。

  • ライフサイクルのインベントリ分析:商品のライフサイクルの各段階で投入される資源/エネルギー/廃棄物などを定量的に把握します。

  • CO2排出分析:インベントリ分析で定量化された資源/エネルギー/廃棄物を投入した際の、商品のCO2排出量を評価します。

  • 改善分析:商品のライフサイクルの各段階におけるエネルギー/原材料投入量/環境負荷を削減する取り組みについて、改善に向けた評価と実践を行います。

■取組意義
 - 気候温暖化に対する消費者の課題意識は高まる

 CO2排出量の表示は、消費者の「モノを買う基準」を変えることが可能です。「環境に優しい商品・サービスのために5%高い価格を支払っても良い」と考える消費者は、全体の70%を超えるという調査結果も存在します。コモディティ化によって価格競争に陥りやすくなった日用消費財などでは、消費者の選択軸を「価格」から「価値観」に転換させるにあたり、CO2排出量の表示が有効になるでしょう。
 地球温暖化の課題に取り組まない企業は今後、購入選定時に選択されなくなる傾向が強まると予測されています。その一方、取り組む企業の商品/サービスが支持される傾向は強まると考えられています。「商品・サービスをつくる基準」を変えて環境負荷を低減するための方法を工夫すると、企業は商品/サービスの差別化や顧客の囲い込みといったビジネス機会の獲得や、売上の向上が期待できるわけです。
 
 - 脱炭素社会や脱炭素化技術の推進
 持続可能なサプライチェーンの構築は、難しいことばかりとは限りません。既に排出削減効果が実証された技術の中には、普段の生産工程/管理方法を工夫することで導入できる技術や、品質向上/省力化/コスト削減などが期待できる技術が数多く存在します。今後の研究開発も踏まえた形で、脱炭素技術の導入による脱炭素社会の実現に向けて自主的かつ積極的に取り組むことが、これからの企業には求められているのです。
 
 ■カーボンオフセットを始めてみてはいかがでしょうか
 現在、サステナビリティやSDGsへの意識が高い社会/個人においては、カーボンオフセットの取り組みが重要性を増しています。欧米諸国でも昨今、カーボンオフセットへの取り組みは拡大傾向を見せるようになりました。どうしても削減できないCO2排出量をオフセットするため、カーボンクレジットの購入によって他の場所での排出削減・吸収を実現するプロジェクトも、実施されています。
 カーボンオフセットは、CO2の排出削減や途上国の森林保全、再エネ発電事業の資金調達やSDGs活動への貢献とつながる取り組みです。CO2の排出がコストであることに衆目を集めることで、環境ビジネスの促進へ導くこともできます。未来の子どもたちに美しい地球を残すためにも、カーボンクレジットの購入*(2,200円~/トン)を通じて温室効果ガスのオフセットを始めてみてはいかがでしょうか。
 *註:カーボンクレジットをご購入して頂いたお客様に、国際認証機関Gold Standardから発行された証明書を3営業日以内に発行します。この証明書は、お客様が購入したカーボンオフセットの総量とオフセットが実施される場所などを報告するものです。

カーボンオフセットカーボンオフセット

 
 ■株式会社テックシンカーについて
 株式会社テックシンカーは、CO2排出量可視化ソフトウエア「商品炭素簿」、「家計炭素簿」、「イベント炭素簿」、「町炭素簿」ならびに カーボンオフセットの取組みを支援するプラットフォームを提供しております。

これまで我々消費者や企業は、CO2排出量の算定やカーボンオフセットに取り組む際に「プロセスが不透明」「手続きが煩雑」「専門知識が必要」といった課題に悩まされてきました。

弊社は、こうした課題の解消を目指して、企業や消費者など全ての層の皆様に対して、透明性のあるCO2排出量算定/カーボンオフセット・プラットフォームを提供し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


  



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種類
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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区東五反田5-25-18
電話番号
-
代表者名
洪偉豪
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2022年03月
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