ワイン醸造家どうしのタッグ。日本ワイン業界での新たな試み。
ニュージーランドで活躍する日本人醸造家が、日本で初めてワインを醸造。選んだ地は北海道。
- 小山竜宇氏との関係
株式会社JAPAN WineGrowers代表である醸造家麿直之がニュージーランドの小山氏のもとで初めて研修をしたのは2017年。自身の知識を惜しみなく教えるマインドと確かな醸造技術、何より本人自身が楽しく働く姿に共感し、2018年にも再び研修を受けています。そのような経験もあり、麿は自身が日本で醸造をした赤ワインで2020年、世界最大のワインコンクール"Decanter World Wine Award2020"にて日本史上初の金賞(欧州系赤品種)受賞を成し遂げています。
その後も小山氏との交流は続き、日本でも自国のワインがムーブメントになりつつある今、麿が小山氏に日本での醸造を打診したことでコラボが実現致しました。
- コラボワインの意義と展望
異なる国と環境で経験を積んできたワイン醸造家どうしの知恵が結集することで、まだまだ未知数である日本ワインの可能性を発見できる機会になると考えております。
- 生産数 2000本以下の限定醸造
ブドウは余市産のケルナーとシャルドネ(白ブドウ品種)を予定しておりますが、今年のブドウの出来具合を9月末頃に見極めた上で仕込みの判断をします。10⽉半ばから北海道の中央に位置する東川町のワイナリー雪川醸造合同会社(代表・⼭平 哲也)の協⼒により醸造を開始し、一部は早ければ2023年の5月頃にリリースを目指します。信頼できる酒販店や飲食店へ販売をする予定です。生産数は限られておりますが、立場限らず一人でも多くの方に飲んでいただき、直接感想を伺う交流イベントも積極的に開催したいと考えております。
- 日本ワインの転換期 ー醸造家として
今や日本のワイン業界は条件さえ整えば誰でも新規参入が可能になりました。イメージ先行でブームが起きやすい日本では、一部の言葉が先行してワインブームが起きている傾向があります。しかし、まだまだ成長期の日本において、造り手たちは消費者に対して正しい知識で造られたワインを届ける責務があると考えております。今は日本ワインの未来を左右する重要な転換期。世界を舞台に確実に実力をつけてきた小山氏が、今度は日本でその感性と実力を発揮することで北海道のテロワールにどのような可能性を示してくれるのか。そして熱い信念をもった職人どうしのタッグがどのようなストーリーを辿り化学反応を起こすのか。
ワイン発売の際は、追って情報配信を致します。
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