ビットコインネットワーク上でスマートコントラクトを実現するRGBを利用したプロダクトのオープンソース開発を支援
フルグルがRGBを利用したウォレットのオープンソース開発および日本語での技術情報発信を行うDiamond Handsを支援
フルグル合同会社(本社:東京都千代田区、代表:川合林太郎、以下フルグル)は、RGBプロトコルを利用したプロダクトのオープンソース開発に関して、Diamond Handsコミュニティ(以下Diamond Hands)を支援することにこの度合意しました。これを機に、ビットコインおよびライトニングネットワークの技術発展とビジネス応用をますます加速してまいります。
RGBはビットコインネットワーク上でスマートコントラクトを実現するプロトコルです。ビットコインブロックチェーンだけでなく、ライトニングネットワークの機能性も拡張することから、ライトニングネットワーク上での分散型金融サービスの提供を可能にする技術として注目されています。RGBの詳細は下記をご参照ください。
フルグルは以前からRGBのポテンシャルを評価し、コア開発を支援してきました。今回の支援合意に基づき、Diamond HandsはRGBを利用した簡易ウォレットのオープンソース開発および日本語での技術情報発信を開始する予定です。
今後もフルグルは投資という形で、オープンソース開発や開発環境整備に貢献し、RGBやライトニングネットワークを利用したプロダクトの開発を後押しするとともに、Diamond Handsの支援を通して日本におけるライトニングネットワークのエコシステムの拡大と発展に寄与してまいります。
RGBとは
ライトニングネットワークの成熟に伴い、現在、RGBコミュニティにおける開発も加速しています。Diamond Handsが開発するウォレットだけでなく、さまざまなツールやサービスのリリースが今後相次ぐことが予測されます。
ライトニングネットワークとは
ライトニングネットワークはビットコインネットワーク上に構築されたペイメントチャネルであり、ビットコインの高速かつ安価な送金を実現するレイヤー2技術です。2018年頃から技術とプロダクト開発が進められてきましたが、昨年、エルサルバドルがビットコインを法定通貨に採用したのを機に、特に北米や中南米で利用者が急増しました。ライトニングネットワークを使ったビットコイン送金は、多様なアプリケーションやサービスにシームレスかつ容易に統合可能です。従来の決済ネットワークでは不可能な低コストな即時決済およびマイクロペイメントというライトニングネットワークの特性を活かして、取引コストの削減や、インセンティブを介したユーザー行動の誘発などに成功した事例も出てきています。
また、ライトニングネットワークは単純なビットコインの送金にとどまらない機能拡張性を持つため、今後はライトニングネットワーク上にスケーラブルかつ実用的な金融サービスや、アプリケーション層が構築されると期待されています。このようなライトニングネットワークの機能を拡張するスマートコントラクトプロトコルの1つがRGBです。
ライトニングの技術やビジネス応用の概要については、Diamond Handsが8月に公開した「ライトニングネットワーク概要」レポート(https://lostinbitcoin.jp/lightning/lightning_network_overview/)をご参照ください。
Diamond Handsについて
Diamond Handsは日本最大のライトニングネットワークのユーザーおよび開発者のコミュニティです。2021年の発足時には、ビットコインフルノードやライトニングのルーティング研究を主目的としていましたが、現在ではニュースレターの配信、技術やプロダクトのオープンソース開発、リサーチレポートの作成など、ライトニングネットワークの利用を推し進めるべく幅広い活動に従事しています。
フルグル合同会社について
フルグル合同会社は、投資と豊富な技術知識でアーリーステージのスタートアップ企業をゼロから支援し、新興企業へと急成長させてきた米国のベンチャーキャピタル Fulgur Ventures の日本法人です。
Fulgur(フルグル)はラテン語でライトニング(雷光、稲妻)を意味します。ビットコインを基盤とした分散型金融を広く普及させるには、ライトニングネットワークをはじめとするビットコインネットワークのセカンドレイヤーで動くソリューションの充実が不可欠です。ビットコインを稲光の如くスピード処理する技術やプロダクトを開発するスタートアップ企業を投資という形で応援し、雷光のように明るい未来づくりに貢献します。
また、ビットコインに関する正しい知識を広めるためのオープンソース教育サイト「ロストイン・ビットコイン 迷宮ビットコインの歩き方」(https://lostinbitcoin.jp/)を2022年5月22日に開設いたしました。
フルグルは以前からRGBのポテンシャルを評価し、コア開発を支援してきました。今回の支援合意に基づき、Diamond HandsはRGBを利用した簡易ウォレットのオープンソース開発および日本語での技術情報発信を開始する予定です。
今後もフルグルは投資という形で、オープンソース開発や開発環境整備に貢献し、RGBやライトニングネットワークを利用したプロダクトの開発を後押しするとともに、Diamond Handsの支援を通して日本におけるライトニングネットワークのエコシステムの拡大と発展に寄与してまいります。
RGBとは
RGBは2017年に考案されたビットコインネットワーク上でスマートコントラクトを実現するプロトコルです。クライアントサイドバリデーション型の技術デザインを採用しているため、送金記録やコントラクトの実行はオンチェーンには記録されず、オフチェーンのクライアント側で処理されます。これは既存のビットコインネットワーク上のトークンプロトコル(CounterpartyやOmni)およびイーサリアム型のオンチェーンスマートコントラクトとは異なるアプローチであり、スケーラビリティやプライバシーの欠如といった従来のスマートコントラクトプラットフォームが抱える課題を解決すると期待されています。
ライトニングネットワークの成熟に伴い、現在、RGBコミュニティにおける開発も加速しています。Diamond Handsが開発するウォレットだけでなく、さまざまなツールやサービスのリリースが今後相次ぐことが予測されます。
ライトニングネットワークとは
ライトニングネットワークはビットコインネットワーク上に構築されたペイメントチャネルであり、ビットコインの高速かつ安価な送金を実現するレイヤー2技術です。2018年頃から技術とプロダクト開発が進められてきましたが、昨年、エルサルバドルがビットコインを法定通貨に採用したのを機に、特に北米や中南米で利用者が急増しました。ライトニングネットワークを使ったビットコイン送金は、多様なアプリケーションやサービスにシームレスかつ容易に統合可能です。従来の決済ネットワークでは不可能な低コストな即時決済およびマイクロペイメントというライトニングネットワークの特性を活かして、取引コストの削減や、インセンティブを介したユーザー行動の誘発などに成功した事例も出てきています。
また、ライトニングネットワークは単純なビットコインの送金にとどまらない機能拡張性を持つため、今後はライトニングネットワーク上にスケーラブルかつ実用的な金融サービスや、アプリケーション層が構築されると期待されています。このようなライトニングネットワークの機能を拡張するスマートコントラクトプロトコルの1つがRGBです。
ライトニングの技術やビジネス応用の概要については、Diamond Handsが8月に公開した「ライトニングネットワーク概要」レポート(https://lostinbitcoin.jp/lightning/lightning_network_overview/)をご参照ください。
Diamond Handsについて
Diamond Handsは日本最大のライトニングネットワークのユーザーおよび開発者のコミュニティです。2021年の発足時には、ビットコインフルノードやライトニングのルーティング研究を主目的としていましたが、現在ではニュースレターの配信、技術やプロダクトのオープンソース開発、リサーチレポートの作成など、ライトニングネットワークの利用を推し進めるべく幅広い活動に従事しています。
フルグル合同会社について
フルグル合同会社は、投資と豊富な技術知識でアーリーステージのスタートアップ企業をゼロから支援し、新興企業へと急成長させてきた米国のベンチャーキャピタル Fulgur Ventures の日本法人です。
Fulgur(フルグル)はラテン語でライトニング(雷光、稲妻)を意味します。ビットコインを基盤とした分散型金融を広く普及させるには、ライトニングネットワークをはじめとするビットコインネットワークのセカンドレイヤーで動くソリューションの充実が不可欠です。ビットコインを稲光の如くスピード処理する技術やプロダクトを開発するスタートアップ企業を投資という形で応援し、雷光のように明るい未来づくりに貢献します。
また、ビットコインに関する正しい知識を広めるためのオープンソース教育サイト「ロストイン・ビットコイン 迷宮ビットコインの歩き方」(https://lostinbitcoin.jp/)を2022年5月22日に開設いたしました。
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