7月7日(金)- 9日(日)開催 「Tokyo Gendai」保税資格を取得した世界水準のアートフェアへ

国内外のアートシーンを代表するアーティストらによる注目のプログラムを発表

「Tokyo Gendai」広報事務局

■保税資格を取得した世界水準のアートフェア「Tokyo Gendai」
■世界を舞台に活躍するピアニスト、アーティストの向井山朋子が新作インスタレーション・パフォーマンスを世界初披露
■彫刻家の大平龍一がTokyo Gendaiのために特別インスタレーションを制作
■日本の女性現代アーティストによる展示セクション、国内の芸術文化財団によるブースが新たに登場
■片岡真実や名和晃平など日本のアートシーンを牽引するスピーカーによるトークセッションを開催
■最旬アートに触れる注目のサテライトイベントとVIPプログラムを発表
■新たなパートナーとして、InterContinental Yokohama Grand 及びInterContinental Yokohama Pier 8、
 POMMERY、Clearが決定
■各種入場チケットの販売が5月17日(水)より開始

新たな国際アートフェア「Tokyo Gendai」は、日本で開催される世界水準のアートフェアとして初めてアートフェア会場全体を保税地域として使用する資格を取得しました。また、InterContinental Yokohama Grand及びPier 8、POMMERY、Clearなどの新たなパートナーの参画に加えて、国内外のアートシーンを代表するアーティストらによる新たな展示セクションや、日本の芸術文化機関との連携による多岐にわたるプログラムが決定したことを発表いたします。


Eri Takane, Fair Director, Tokyo Gendaiのコメント

「Tokyo Gendaiでは、世界有数のギャラリーが魅力的なアート作品を発表すると共に、素晴らしい日本のアートシーンも観客の皆さまに紹介していきます。今日本で起こっているアートシーンを、特別な展示や様々なトークやイベントを通じて肌で感じていただけると幸いです。これほど壮大な国際的なアートフェアの日本開催は数十年ぶりとなりますので、国際的な文化と交流できる場にもなれればと願っております。」


  • 日本で初めて保税資格を取得した世界水準のアートフェア「Tokyo Gendai」

2020年12月、2021年2月の関税法基本通達一部改正により、保税地域でのアートフェアなどの実施が可能となったことを受け、Tokyo Gendaiは開催会場全体を保税地域として使用する許可を横浜税関より取得しました。このたび当フェアの共同創設者、マグナス・レンフリューが出席し、5月19日(金)に同税関にて許可書交付式が行われたことをお知らせいたします。


フェア開催期間の2023年7月6日(木)~9日(日)は、会場であるパシフィコ横浜が保税展示場となるため、海外からの出展者は関税等を留保した形で美術品を持ち込み、展示することができます。これは、海外ギャラリー及び関係者の日本市場参入障壁の大幅な改善につながり、美術品取引における大きな機会創出となります。

Toshinaga Okazawa, Director of Enforcement Division, Yokohama Customs and Magnus Renfrew, Co-Founder, Tokyo GendaiToshinaga Okazawa, Director of Enforcement Division, Yokohama Customs and Magnus Renfrew, Co-Founder, Tokyo Gendai

河野 太郎氏(デジタル大臣、内閣府特命担当大臣(デジタル改革 消費者及び食品安全)国家公務員制度担当)コメント

「この度、Tokyo Gendaiが国際アートフェアとして日本で初めて保税資格を取得したことを大変嬉しく思います。私が規制改革担当大臣時代に行った規制緩和により、当初の目的であった海外基準のアートフェアの開催と世界のアートギャラリーの日本進出を後押しできたことは、なによりも喜ばしいことです。是非各国のアート愛好者の皆さまにフェア、そして日本にお越しいただけることを期待するとともに、横浜・東京のみならず、日本各地へも足を運んでいただきたく思っております。」


Magnus Renfrew, Co-Founder, Tokyo Gendai, コメント

「Tokyo Gendaiの保税資格取得にあたり、ご尽力いただいた財務省及び横浜税関に心より感謝を申し上げます。保税展示場におけるフェア開催が可能となったことは、海外からの出展ギャラリーにとってまたとない機会であるのみならず、当フェアが今年の開催を皮切りに世界のアート関係者の日本進出を支援していくことを意味します。Tokyo Gendaiは、引き続きグローバルアートシーンにおける日本の国際的プレゼンス向上を見据えた国内外関係者による活発な交流の創出と国内アート市場のさらなる発展に寄与していきます。」


  • 世界を舞台に活躍するピアニスト、アーティストの向井山朋子が新作インスタレーションを世界初披露

Portrait of Tomoko Mukaiyama, © Takashi KawashimaPortrait of Tomoko Mukaiyama, © Takashi Kawashima

オランダ・アムステルダムを拠点に活動するピアニスト、アーティストの向井山朋子は、新作インスタレーション・パフォーマンス『figurante』を、7月7日(金)~9日(日)に天王洲の寺田倉庫で発表します。向井山は女性性を核に身体性、ジェンダー、記憶、儀式など異なるテーマを横断し、従来の形式にとらわれない舞台、映像、インスタレーションを創作することで知られています。『figurante』(端役、エキストラの意)と題した本作は、観客を舞台の縁があいまいな空間へ、表現者との境界もが次第に溶け出していく時間の中へといざないます。




  • 彫刻家の大平龍一がTokyo Gendaiのために特別インスタレーションを制作

彫刻家の大平龍一による新作大型インスタレーション『The Circuit』を展示します。Tokyo Gendai立ち上げを記念し制作された本作は、大きなスロットカーのレーストラックを中心に、複数のオブジェや彫刻等が配置されており、その中にはフェア初日となる7月7日(金)に日本や中国で毎年行われる伝統行事「七夕」をイメージしたものも含まれます。​レーストラック、電気回路、シナプス回路、そして哲学的概念におけるリゾーム(根茎)など、「サーキット」という言葉自体の​様々な​定義を暗示させるのみならず、日本の伝統的な美意識を喚起し、文化の多様性のあり方に一石を投じる作品です。​


  • 日本現代作家の作品が揃う新セクション「Tsubomi」

「Tsubomi」セクションでは、笠原美智子(アーティゾン美術館副館長)と山田裕理(東京写真美術館学芸員)のキュレーションによる「Life Actually: The Work of Contemporary Japanese Women Artists」展を開催。イケムラレイコ(シュウゴアーツ)、米田知子(シュウゴアーツ)、山元彩香(amanaTIGP)、杉浦邦恵(Taka Ishii Gallery)、長島有里枝(MAHO KUBOTA GALLERY)を含む、日本を代表する女性アーティストたちの作品を紹介します。彼女たちは自身の経験や社会的な立場と向き合い、これまでの考え方を再考しながら、素晴らしい作品を制作しています。本展では、彼女たちが個々に抱える問題やテーマが共鳴し合う新たな空間を提供し、ギャラリーの枠を超えた相乗効果を生み出すことを目指します。


笠原美智子(アーティゾン美術館副館長)及び山田裕理(東京都写真美術館学芸員)コメント

「この展覧会は、ベテランから若手新進作家まで、活躍著しい日本の現代女性作家を紹介しています。日本のシステムは未だ旧態依然ですが、女性作家たちは、日常の個人的な経験や記憶をもとに様々なイマジネーションを拡げる素晴らしい作品を制作しています。国際アートフェアで展覧会を開催することで、彼女たちの問いが響き合う新鮮な空間が生まれ、ギャラリーの垣根を超えて、併設した作品同士の相乗効果がうまれることでしょう。」


  • 国内の芸術文化財団による特別ショーケースを楽しめる新セクション「Ne」

本セクションでは、国内で様々な活動を展開する芸術文化財団とのコラボレーションにより、特別なショーケースを展開します。大林財団は、都市開発や未来の都市づくりのあり方に関心を寄せるアーティスト、思想家、研究者の支援について紹介し、福武財団は、瀬戸内海の直島、豊島、犬島を舞台に展開しているアート活動「ベネッセアートサイト直島」における取組を紹介します。吉井財団は、ライゾマティクスを主宰するアーティスト・プログラマ・DJ、真鍋大度の作品を展示。現代美術作家・杉本博司によって設立された小田原文化財団は、同財団の拠点である江之浦測候所を紹介し、タグチアートコレクションは、小中学校を対象としたデリバリー展覧会など子どもたちを対象とした事業を紹介します。「Ne」セクションは、日本の芸術文化財団との連携とともに、アートと社会の結びつきを強化し、より多様で包括的な視点を提供することを目指します。


  • 片岡真実、名和晃平など日本のアートシーンを牽引するスピーカーによるトークセッションを開催

会期中、片岡真実(森美術館館長)、大林剛郎(大林組取締役会長、大林財団理事長)、南條史生(森美術館特別顧問、十和田市現代美術館総合アドバイザー、弘前れんが倉庫美術館特別館長補佐、アーツ前橋特別館長)、名和晃平(彫刻家)をはじめとするアート関係者を招き、国内外における現代アート業界のトレンドや社会情勢にみるアートのあり方など、多岐にわたるテーマをアーティスト、コレクター、キュレーターなどの異なる視点から掘り下げるトークセッションプログラムを開催します。


  • 最旬アートに触れる注目のサテライトイベントとVIPプログラムを発表

周辺エリアでは、Tokyo Gendaiと合わせて楽しみたい、最旬アートに触れる特別展示や企画展が開催されます。国立新美術館では、国際的に大きな注目を集めてきた中国出身の蔡國強による宇宙や見えない世界をテーマとした個展「蔡國強 宇宙遊 ―<原初火球>から始まる」が、森美術館では、学校で習う教科を現代アートの入口とし、約150点の作品を多様な視点で紹介する開館20周年記念展「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」が開催。さらに、アーティゾン美術館では、抽象絵画の起源と展開を国内外から集結した約250点を展示する大規模展「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」が展開されます。各美術館における企画展に加え、Tokyo Gendai独自のVIPプログラムでは、高い評価を受けている日本人アーティスト寒川裕人氏によるEUGENE STUDIOへのスタジオビジットや、東京のアートの今に触れることができる六本木にて「浴衣 de アート」(7月5日(水))を実施します。

  

  • 寺田倉庫ではフェア期間中に特別イベント「TENNOZ ART WEEK」開催

Tokyo Gendaiのオフィシャルフェアパートナーである寺田倉庫では、フェア期間中Tokyo Gendaiと連携し、天王洲アイルにて特別イベント「TENNOZ ART WEEK」を開催。7月7日(金)には複数のプログラムが行われ、国内最大級のギャラリー集積地TERRADA ART COMPLEXでのナイトタイム特別営業「ギャラリーナイト」や一般社団法人日本現代美術商協会(CADAN)主催による展覧会「CADAN:現代美術2023」などが予定されています。また、WHAT MUSEUMでは、日本屈指のアートコレクター高橋龍太郎による『高橋龍太郎コレクション「ART de チャチャチャ ー日本現代アートのDNAを探るー」展』、能條雅由による公開制作:能條雅由 「うつろいに身をゆだねて」の2つの企画展示とともに、特別ガイドツアーや夜間特別営業が行われます。

WHAT MUSEUM ExhibitionWHAT MUSEUM Exhibition

  • 新たなオフィシャルパートナーが複数決定

オフィシャルホテルパートナーとしてInterContinental Yokohama Grand及びInterContinental Yokohama Pier 8が、オフィシャルシャンパーニュパートナーとしてPOMMERYが決定。また、本フェアにおける日本文化発信を見据え、日本酒ブランドSAKE HUNDREDを運営する株式会社Clearのオフィシャルイベントパートナーとしての参画も決定しました。


  • 各種入場チケットの販売が開始

オフィシャルチケット販売パートナーのArtStickerより各種入場チケットの販売が5月17日より開始されました。通常一般大人¥4,000のところ、6月10日(土)までの期間限定販売となる早割券¥5,000(2名様入場)、7月5日(水)までの販売となる前売券¥3,000(1名入場)を販売中です。


詳細情報は、Tokyo Gendai チケット販売サイトをご覧ください。

https://artsticker.app/events/6866?utm_content=TGhp


  •  About Tokyo Gendai

2023年より日本で開催される新たな国際的なアートフェア、Tokyo Gendai。アートとデザインが出会う東京で、美術品の売買だけでなく、アートと知性の行き交う場所で異文化を体験できる、エキサイティングな舞台を提供します。Tokyo Gendaiは、国際的に評価の高いコンテンポラリーアーティストによる作品を、キュレイターが選びぬいてご紹介する世界水準のイベントになります。展示だけでなく、展覧会や美術館のオープニング、スタジオ訪問、文化体験など様々なVIPプログラムも用意され、東京でしか味わえないアート体験を実現します。


■開催概要

・名称: Tokyo Gendai

・会期: 2023年7月7日(金)- 7月9日(日)※7月6日(木)はVIPプレビュー

・時間: 7月7日(金)8日(土)11:00 - 19:00、9日(日)11:00 - 17:00

・会場: 横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)

     〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1

・後援: 文化庁、観光庁、横浜市にぎわいスポーツ文化局

・公式ウェブサイト: https://tokyogendai.com

・チケット:

 ・早割券:¥5,000 (2名様入場) ※6月10日(土)まで期間限定販売

 ・前売り券:¥3,000 ※7月5日(水)まで販売

 ・ヴェルニサージュ(オープニングナイト)チケット:¥8,000 

 ※7月6日(木)17:00 - 20:00と、7月7日(金)に1名様でご入場可。7月6日(木)16:00まで期間限定で販売

 ・当日券:一般:¥4,000(1名様入場)

 ・学生:¥2,500 (中高大学生 1名様入場)

 ・子供:無料 (12歳以下、大人同伴に限り入場無料)

 ・チケット販売サイト:https://artsticker.page.link/tg2023


※参加ギャラリーは公式サイトをご覧ください

https://tokyogendai.com/ja/


■Magnus Renfrew

20年前から国際アートの世界で活躍し、この10年間はアジアに拠点を置いています。ART HK: Hong Kong International Art Fair (2007年から2012年)とArt Basel in Hong Kong(2012年から2014年)をスタートしてこれらのイベントのディレクターを務めました。Taipei Dangdaiの共同ディレクターとART SGの共同設立者でもあります。アートの世界で最も影響力のある100人の一人として、ArtReview誌が選ぶPower 100に二度ランクインしました。2013年には、アジアでアートシーンを築いたことが認められ、世界経済フォーラムにYoung Global Leaderに選出されました。

 

■Eri Takane

第一線で活躍する世界的なアーティストやコレクターのアートコンサルタントとして、Google Arts & Cultureの日本の担当などを4年間担いました。「セゾンアートギャラリー(SEZON ART GALLERY)」のアートディレクターを務めるなど、日本のアートセクターにおいて豊かな経験を有しています。また、Tokyo FMのラジオ番組では、『サステナ*デイズ』の司会を務めていました。約13年在住していたニューヨークでは、国際交流基金(Japan Foundation)に勤務し、アメリカにおけるアート関連の非営利団体への資金提供に尽力しました。


■The Art Assembly

「The Art Assembly」は、アートフェアの主催者として世界の第一線で活躍するサンディ・アンガス(Sandy Angus)、ティム・エッチェルズ(Tim Etchells)、そしてマグナス・レンフリューによる取り組みです。とりわけ、アジア太平洋地域において主要な国際アートフェアを実施しています。「Tokyo Gendai」は、「India Art Fair」(インド)、「台北當代(TAIPEI DANGDAI)」(台湾)、「Sydney Contemporary」(オーストラリア)、「PHOTOFAIRS Shanghai」(中国)、「ART SG」(シンガポール)に次ぐ、アジア太平洋地域における6つ目のメジャーな国際アートフェアとなります。


「The Art Assembly」によるアートフェアは、開催地のみならず世界規模で美術関係者が集う重要な機会をつくり出しており、クリエイティブ、そして商業的な交流の場となっています。どのアートフェアでも、開催地のマーケットに深く根差した見解や状況を十分に加味し、適用するよう計画されています。


「The Art Assembly」が目指すのは、イノベーションの推進、コンテンポラリーアートとの関わりを深めること、異文化間のコミュニケーションを促進することです。この目標を達成するために、グループ内での連携を強化し、知識やリソースを共有しています。ここ数十年にわたる経験、専門知識、そして広範囲に及ぶグローバルネットワークやアセット、傘下のアートフェアにて、ギャラリーとオーディエンスを結びつける役割を担っています。

theartassembly.com

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会社概要

「Tokyo Gendai」広報事務局

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業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー10F
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代表者名
高根枝里
上場
未上場
資本金
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設立
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